今、メディアを騒がせているイスラム国による日本人拉致人質事件について、 人質となった二人の詳細をご存じない方のために概略を説明する非常に良い文章を見つけましたのでご一読下さい。中立的に非常に良くまとめられています。 以下コピペ 湯川さんは、元ミリタリーグッズ販売店経営者で、軍事訓練などを受けた経験は全くないようですが、仕事柄か銃器や戦争に興味があったようで、 昨年夢であった「民間軍事会社」を設立したのですが、素人の作ったものですからどこにも相手にされず、戦地で実績を作るため(自分の戦闘シーンなどを撮って箔をつけるため?)、 昨年春に世界で最も危険な紛争地域であるシリアに渡ったそうです。 そこで英語も喋れないのに、いきなり反体制派の武装組織を訪ね、スパイ容疑で拘束されました。 この武装組織が、たまたまシリア取材中で以前から交流のあった後藤健二さんに通訳を依頼し、後藤さんのおかげで湯川さんはスパイ容疑が晴れました。これが二人が知り合ったきっかけです。 後藤さんは湯川さんに、危険だから帰国するようにと説得したそうですが、湯川さんはこのまま武装組織に同行したいとゴネたようです。帰るくらいなら銃殺されてもいいと。 その後、一度帰国し、再度シリアに渡った湯川さんは、観光客のような扱いで「イスラム戦線」という反体制派武装組織と行動を共にしていた時、イスラム戦線がイスラム国と交戦の最中、同行メンバーの「車から離れるな」という制止も聞かずに「戦闘の写真が撮りたい」と行ってしまい、間違ってイスラム国側に逃げてしまったために拘束されたとのことです。 ちなみに湯川さんは銃は携帯していましたが、試し撃ち程度で戦闘での銃撃の経験は無かったそうです。 後藤さんは、ジャーナリストとしての功名心と、クリスチャンというのもあって、湯川さんを説得できなかったことを悔やんでいること、その安否が気になっての行動ではないかと思います。 http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/08/21/kiji/K20140821008... 湯川さんは「戦闘での銃撃経験なし」 イスラム戦線幹部が証言 シリア北部アレッポ郊外で過激派「イスラム国」に拘束されたとみられる湯川遥菜さん(42)と直前まで同行していた反体制派武装組織「イスラム戦線」の地区幹部は20日、トルコ南部キリスで共同通信の取材に応じ、湯川さんは普段、護身用に銃を携帯していたが「戦闘中に銃を撃ったことはない」と証言した。 幹部によると、湯川さんがシリア入り後にイスラム戦線のメンバーと行動を共にすることを望んだため、護身用にカラシニコフ銃を渡し、基礎的な訓練も行った。 ただ、湯川さんは実際の戦闘には加わらず、戦闘が始まると後方に下がり待機するか、写真を撮っていることが多かったという。 幹部によると、湯川さんは拘束されたとされる14日にもカメラと銃を携帯。湯川さんとみられる男性を尋問する様子を撮影したインターネットの映像では「なぜ銃を持っているのか」と問われ、スパイの嫌疑をかけられている場面もあった。 湯川さんは民間軍事会社と称する企業の最高経営責任者。しかし地区幹部は湯川さんについて「実際には兵士ではなく『観光客』に近い存在だった」と述べ、実質的な戦闘行動には参加していなかったと指摘した。(共同) 出典: リンク: |
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