ほんの些細なことがきっかけで知ってしまった、妻の浮気。しかも、相手が3人もいると知り、私は愕然とした。 優秀な探偵が撮影してくれた浮気の証拠動画は、想像の斜め上を行くものだった。息子の同級生を襲うように身体を交わす優香。それだけでも衝撃だったが、もう一人の浮気相手に、本気になってしまった優香が言った言葉は、聞きたくないものばかりだった……。 ——優香は、天馬特製のパンを食べたあと、服を脱ぎ始めた。そして、私の前では見せたことのないセクシーな下着姿になった。 紫というか、ボルドーワインみたいな色のブラとショーツに、ガーターベルトまでしている。 そして、ベッドに乗り、天馬を誘う。天馬の部屋は、リビングとベッドルームが繋がっていて、かなり大きめなワンルームみたいな感じだ。でも、見たところキッチンが見えないので、少なくてももう一部屋は別にあると思う。この部屋の家賃も、優香が払っているのだろうか? 信じて、自由に使えるお金を与えていたのは、間違いだったのだろうか? 『ねぇ、早くぅ♡』 優香は、私には一度も見せたことがないような、甘えた可愛い声で天馬を誘う。 「うん、ちょと待って」 天馬はスマホをいじりながら、そんな返事をする。下半身裸の天馬は、射精したせいもあると思うが、まったく勃起していない。 『イジワルしないで。もうこんなになってる……』 優香はそう言うと、ベッドの上で自分の秘部を広げる。 「ゴメン、ちょっと待って、自分でしてていいからね」 と、天馬は優香を見もせずに言う。この温度差はなんだろう? 優香は、なぜ気がつかないんだろう。どう見ても、天馬の心は優香にない。優香も、気がつくはずだ。 『もう♡ 早く来てよ♡』 優香はこんな扱いをされているのに、素直に言う事を聞き、オナニーを始めた。 スマホをいじる天馬の向こうで、オナニーをする優香。 『ンッ! ンンッ♡ 天馬ぁ、早く欲しいよぉ……ンッ! あっ♡』 優香は、天馬を見つめながら、ひたすらオナニーに没頭する。 天馬は、ひたすらスマホをいじり続ける。多分、他にもいる”恋人”達とメールをしているのだと思う。 『早くぅっ! イッちゃうよぉっ! 天馬でイキたいっ! 愛してるぅッ!』 優香が、切羽詰まった声で叫ぶ。ここまで来て、やっと天馬が動いた。 服を脱ぎながらベッドに上がると、 「お待たせ。大きくしてくれる?」 と、優香に指示した。目の前で、優香がセクシーな姿でオナニーをしているのに、ピクりとも大きくなっていないペニス。 『は~い♡』 優香は可愛らしい乙女の声で返事をして、天馬のフニャフニャのペニスを口に含んだ。そして、愛情たっぷりのフェラを始めた。でも、なかなか大きくならないそのペニス。 「ゴメンねw また再生してもいいかな?」 天馬が悪びれもせず言う。 『もう! 私だけ見てよぉ~!』 すねたように言う優香。 「だって、優香だってまだ別れられないんだろ?」 『それは……ゴメンね、あと少し待って。愛してるのは天馬だけだから♡』 そう言って、天馬にキスをする優香。私は、足元に大きなヒビが入って、奈落に落ちていく感覚だった。でも、信じられないくらいに勃起し、興奮する私。優香に裏切られ、失うかもしれない現状で、こんなにも興奮してしまうのは、すでに私の精神が崩壊しているからなんだろうか? 「俺もだよw」 天馬は、あまり心がこもっていない感じで言う。それでも、優香は嬉しそうに笑う。 そして、天馬はテレビのスイッチを入れて、繋がっているパソコンを操作した。 すぐに画面いっぱいに、女性の裸体が映る。でもそれは、優香ではなかった。かなり若く、おそらくまだ10代に見える女の子が、裸でカメラに語りかけている感じだ。 ”天馬ぁ~! 早く入れてよぉ~!” 女の子は、こんな事を言う。 『こんな子供じゃ、天馬もイヤでしょ? 早くぅ、私に入れて♡』 優香は、そんな事を言う。天馬に、他の女性がいるのを知っている感じだ。 「当たり前じゃん。優香が一番に決まってるよ。優香が早く結婚してくれれば、全部切るから」 天馬は、しれっとそんな事を言う。優香は、夢見る乙女の顔で天馬を見つめる。 『ふふw でも、可哀想。この子、自分がただのセフレって知ったら、自殺しちゃうかもねw 天馬の彼女は私だけなのに♡』 優香が、こんなにもお花畑とは思わなかった……。 そして、画面の中で少女が天馬の指示でオナニーを始める。それを見ながら、優香にフェラをさせる天馬。あっという間に勃起した。 『大っきくなった♡ じゃあ、入れちゃうね♡』 そう言って、天馬にまたがる優香。対面座位で繋がる二人。でも、天馬は画面を見たままだ。 この様子を見て、浮気している優香にではなく、天馬に対して怒りを持った。私の愛する自慢の嫁を、バカにされたような気持ちになったからだ。許せない……そんな怒りがメラメラと燃える。 でも、優香は浅ましく腰を振る。ショーツも穿いたまま、セクシーなランジェリー姿の優香は、私とのセックスでは一度もしたことがないような、複雑な動きで天馬を責め立てる。 『ンフゥッ! あっ! 天馬ぁ、気持ち良いよぉっ! 凄いぃっ! 天馬好きぃっ! 愛してるっ! 優香で気持ち良くなってぇっ!』 優香は、叫びながら必死で腰を振る。天馬は画面を見たまま、気が抜けたような声で、 「あぁ、気持ち良いよ。優香、愛してる」 と言う。ごり押しアイドルでも、もっとましな演技をすると思う。でも、そんな棒読みのセリフでも、優香は嬉しいようだ。 『天馬っ! 嬉しいぃっ! 早く一緒になりたいよぉっ! 誰よりも愛してるっ! 天馬の赤ちゃん欲しいぃっ!』 優香は、大きな声であえぎながらそんな事を言う。私は、さっき優香が、息子が成人になるまでは離婚しないと言った言葉を思いだした。 少なくても、息子への愛情は残っているんだ……そう思うと、少しは救われた気になる。 でも、私が捨てられるのは、もう確定路線のようだ。何とかして、この天馬を優香から引き離さないと……そんな思いでいっぱいだった。 天馬は、優香へ愛の言葉をささやいたくせに、視線は画面の少女に釘付けだ。画面の中では、幼気な少女が太いバイブを秘部に差し込み、オナニーをしている。この男は、本当に酷いヤツだと思う。こんな年端もいかない少女に、なにをさせているのだろう? そして、腰を振り続ける優香が、 『天馬ぁっ! イクっ! イッちゃうぅっ! キスしてっ!』 と、叫ぶ。天馬は、かったるそうに優香にキスをする。優香は嬉しそうに天馬の背中に両腕を回し、きつく抱きしめながらキスをする。 キスしながら対面座位で腰を振り続ける優香。私は、喪失感で気を失いそうだった。でも、そんな気持ちとは裏腹に、イキそうなほど固くいきり立つ私のペニス。 必死の優香、それなのに、キスしている天馬は、相変わらず画面の少女を見続けている。 そして、しばらく優香がキスをしながら腰を振る。それだけではなく、指で天馬の乳首も責めている。もう、必死という感じで、哀れになってくる……。 本当に好きな相手や、いい女と思っている相手なら、こんな事をしてもらわなくても、あっという間にイクはずだ。実際、相手がもしも長澤まさみとかなら、入れてすぐにイッてしまうと思う。 優香が、こんな事をしてもイカない天馬……それは、天馬が優香に魅力を感じていないということだと思う……ただの金づる……と言うことだ。 「優香、イキそう。どこに欲しい?」 天馬が、だるそうに言う。 『中にぃッ! 天馬の子種、子宮に注いでぇッ 赤ちゃん頂戴ぃっ!』 優香は嬉しそうに、そう絶叫する。 「へ? ピル飲んでるだろ?」 少し慌てて天馬が言う。 『うん、でも、欲しいって思ったからぁっ! イクぅっ! イッちゃうぅ♡』 「なんだよ。脅かすなってw ほら、イクぞ!」 天馬は、ホッとしたように言う。 『来てぇっ! 愛してるっ! 世界で一番愛してるっ!』 そう言って、天馬に中出しを受けた優香。結局、天馬は一度も腰を振らなかった。 「旦那とはしてるの?」 天馬が、余韻に浸っている優香に聞く。 『してないよ。ふふw 気にしてくれてるの?』 「そりゃねw 優香が他の男とするなんて、耐えられないよ」 芝居がかった言い方をする天馬。でも、目は画面を見たままだ。 『嬉しい……ホントに、天馬に出会えて良かった……』 「俺もだよ。旦那とは、絶対にするなよ』 天馬は、本当はどうでもいいと思っているのが丸わかりな言い方をする。それでも、 『うん♡ 愛してる♡』 と、優香は夢見る乙女の声で言った。 そのあと、丁寧にお掃除フェラをする優香。そして、天馬がコーヒーゼリーを持ってきて、フタを開けて優香に渡す。優香は、コーヒーゼリーの上に、クリームではなく膣中の精液を垂らしていく。 中腰で、股間にコーヒーゼリーのカップを持つ優香は、どんな気持ちなんだろう? オモチャにされていると、気がつかないんだろうか? 『頂きます♡』 優香は、嬉しそうにスプーンで食べようとする。 「あ、待って、今撮るから」 天馬は、慌ててスマホを手に取る。 『もうw そんなの撮らなくても、呼んでくれればいつでもしに来るのにw』 優香は、そんな事を言う。さっき天馬が言った、優香と会えないときに優香の動画を見てオナニーをしているという言葉を、そのまま信じているようだ。でも、報告書には、天馬は動画をあるサイトに投稿して、金に換えていると書いてあった。 目にはモザイクを掛けているそうだが、あまりにも酷い話だ。 「ありがとw いいよ、食べて」 天馬は、優香の話なんてどうでもいい感じだ。そして、素直に食べ始める優香。 『美味しい♡』 天馬の精液をかき混ぜて、美味しそうに食べる優香。私は、気持ち悪くてもう見ていられなかった……。 そして私は、魂が抜けたように帰宅した。 『おかえりなさ~い!』 満面の笑みで私を出迎えてくれる優香。私は、泣きそうだった。でも、私は平静を装い、極力いつも通りに過ごした。 そして夜、ベッドに入っていると、もぞもぞと優香が私の横に来た。そして、いきなり私の下を脱がせると、口で始めた。 私が慌てて、どうしたのと聞くと、 『ダメ? 絶対に声出さないから、して欲しいです……』 と、可愛らしく言う優香。さっきの動画で、もう私とはするなと言われたのに、こんな事をしてくれる優香。やはり、私への気持ちも消えていないんだなと、すごく安心した。 そして、優香のフェラであっという間に勃起した私。そのまま優香に覆いかぶさった。でも、すぐに思いだして、 「コンドーム取ってくる」 と言った。自分で言いながら、そんなの必要ないのになと、自虐的に思った。 『今日は大丈夫……そのまま欲しいな♡』 優香が、最近見たことがないくらいの、可愛い言い方をしてくれた。まるで、動画の中で天馬に言っていたように……。 私は、嫉妬と喜びで、すぐに挿入した。熱くてうねって、うめくほど気持ち良かった。コンドームがないだけで、こんなに気持ち良かったっけ? と思うほどの快感だ。 『んっ!』 優香は少しうめくと、すぐに私にキスをした。キスしたまま、なるべく声も音も立てないように、必死で腰を振る私。この時間だと、息子はまだ起きているかもしれない。 そして、一瞬、離婚の可能性もあるのに、避妊なしでセックスしていいのだろうか? と思ったが、肉の快感に負けた。 そして、本当に情けないくらい早く、私は優香の中に射精した。 『あなた、すっごく、すっご~く、気持ち良かったです♡ 愛してる♡』 そう言って、キスをしてくれた。私は、そんな優香を可愛いと思いながらも、もし今、私がコーヒーゼリーにさっき出した精液を乗せて食べろと言ったら、食べてくれるのだろうか? と、そんなことを考えていた……。 そして、次の日、また探偵から連絡があった。 かいつまんで話すと、3人目が一番タチが悪いそうで、相当前から関係を持っているそうだ。まだ確証はないが、優香が中学の頃からの関係と思われると言うことだった……。 その、あまりにも過去からの関係に驚いたが、相手を知り、納得した。優香が中学の時の担任教師……それが、優香の長年にわたる相手だった。 それは、私も会ったことがある相手だった。写真を見るまでは、顔も忘れていたが、結婚式にも来てくれた人だった。 優香とセックスをしていたくせに、何食わぬ顔で結婚式に参加したということだ……私は、そもそも初めから優香に裏切られていたということを知った……。 二人は、なかなかガードが堅く、行為自体の動画は撮れなかったそうだ。でも、添付された資料には、動画も音声ファイルもあった。 資料は、まだ調べ切れていない部分が多かったが、二人の会話からの推測という但し書きつきで、”息子の本当の父親はこの男である可能性が高い”と書かれていた。私は、自分のいる場所だけを残して、世界がスゥーッと後退していくような感覚に陥った。信じられない……信じたくない……私は、叫びそうだった。すべての幸せが、砂上の楼閣だった……私は、この時に完全に壊れたのかもしれない。 すぐに動画ファイルを再生した私。 動画は、驚いたことに、この前の家族でのお出かけのシーンだった。 高速道路のサービスエリアに止まった車。そこにカメラのフォーカスがあっている。その車は、見間違えるはずもなく、私の車だ。そこから降りてくる私と妻と息子……楽しそうに笑いながら、サービスエリアに入る。そして、レストランで食事をしているシーンになり、優香が立ち上がった。 覚えている。この時優香は、食事のあとトイレに行った。 動画は、優香の後を追う。すると、途中で50がらみの男性と合流をした。松葉杖を突く男性に軽く手を振り近づく優香。会話らしい会話もなく、歩き始める。 優香は、つえを突く男性を介添えするように歩き、そのまま多目的トイレに入った。 そして動画は一旦終わり、出てくるところを撮していた。トイレに入って何分くらい経ったのかわからないが、編集したみたいだ。 出てくるときは、男性は一人でつえを突いて歩いていた。その後ろから、こそっと出てくる優香。そして、足早に歩き始める。カメラは、優香ではなく、男性を追う。男性は少し歩くと、ベンチに座った。そして、少ししてから立ち上がり、元気よく二本の足で歩き始めた……。 多目的トイレに二人ではいるために、悪くもない足で、小芝居をしていた……そんな事みたいだ。 添付の音声ファイルには、トイレの中での会話が収められていた。どうやって収録したかは、この際どうでもいい。どうせ裁判には使えないし、そもそも裁判するつもりもない……。 『先生、早く♡ もう、綺麗にしてあります』 出典:嫁には3人の恋人がいた3 リンク:http://moetataiken.com/archives/1019184785.html |
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