人生終わった (オリジナルフィクション) 18501回

2015/03/27 13:41┃登録者:えっちな名無しさん┃作者:名無しの作者
公務員の夫はとても家族思いで、たいした趣味もなく毎日早く帰ってきては娘の顔を見て
ニヤニヤしている。
そんな何不自由ない幸せな日々だった。

ところが
先日、家族ぐるみでお付き合いしているご近所さん達と
スパリゾートハワイアンズに行こうという話になった。

「うちは遠慮しようよ」と私は猛反対した。
しかし、夫は「なんで駄目なんだよ!」
とかなり乗り気な様子。

どうしても、行くわけにはいかなかったので
思わず本音が出てしまった。

「だって、貴方、小さいじゃない!」

言った瞬間、しまったと口を押えたが遅かった。
夫は、何度か口をパクパクさせた後、無言で外に出て行ってしまった。

それから今まで一度も口をきいていない。

私には想像できた。
もしも磐城に一緒に行っていたら
近所の下品な奥様連中のこと

主婦A「お隣のご主人、ちっちゃ」 
主婦B「○○さんのご主人はご立派でしたわね」 

きっと、こんな風になっていたに違いない。
あの真面目な夫をそんな目に合わせるわけにはいかなかった。

しかし、結局、この私自身が、夫を傷つけてしまった。

私は、どうやって夫を慰めたら良いのでしょうか?
許してもらえるなら、どんなことでもしたいと思っています。



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