妹に実験 (妹との体験談) 90206回

2006/03/13 20:16┃登録者:えっちな名無しさん◆cq481bMY┃作者:名無しの作者
Mission「最近かわいくなったな」対象:妹1
【日時】11/17 23時頃   【場所】俺の部屋
【状況】俺に勉強を教わる為に、俺の部屋に訪れた妹1。
     いつものように俺の机に向かい、教科書その他を広げつつある。

俺:んで、今日は何よ
妹:英語と地理お願いしたいな。地理は復習で、英語は予習も込みで
俺:ん。じゃあ地理からさくっと片付けていくか
妹:うん。あ、地図帳忘れた
俺:ないと話にならんだろ。取りに行ってこい
妹:ついでに飲み物持ってくる?
俺:ああ、出来れば何かつまむ物も欲しいな
妹:じゃ、持ってくるね〜
(約5分)
妹:コーヒー入れてきたよ。ポテチで良かった?
俺:ああ、乙。じゃあ始めるか
<妹、着座。俺、妹のノートを取り上げ、それを眺めつつ>
俺:おまえさ
妹:ん?
俺:最近可愛くなったよな
妹:は?
俺:最近可愛くなったなっつってんの
妹:そうかな?
俺:うん、可愛くなった
妹:へぇ、お兄ちゃんからそういうセリフが出るとは思わなかったよ〜
俺:俺もそんなセリフ吐く事になる羽目になるとは想像出来なかったくらい、可愛くなった
妹:よくわからないけど、ありがとう
俺:ん。どういたしまして
妹:そうかぁ、可愛くなったかぁ
俺:だなぁ。何か理由思い当たるか?
妹:思い当たらないっていうか、そんなこと言われるとは思わなかったから思いつかないよ
俺:何か1つくらい思いつけよ。もりあがらねぇだろ
妹:何が?
俺:俺が
妹:おにいちゃん盛り上げてどうするのよ。でもさ、おにいちゃんもさ・・・
俺:ん?
妹:最近お腹出てきたよね
俺:うるせぇ
妹:誉めてるのに
俺:誉めてねぇ。頭来た。勉強開始だ、ちくしょう
妹:脳味噌まで脂肪にしちゃだめだよ?

【以下略】 

Mission「おかえりんこ」対象:妹1, 妹2【妹2 16:10帰宅】
妹:ただいまー
俺:おかえりんこ
妹:ただいまん…
俺:どうした
妹:おにいちゃん、何かおかしくない?言わせて楽しいの?
俺:なにがだ?
妹:なんでそういう事するかなぁ
俺:だから、なにがだ?
妹:おかえりんこっていった
俺:それが何か?
妹:普通に「おかえり」でいいじゃん
俺:たまには違うのも面白かろうと思ってな
妹:おもわず勢いで言っちゃう所だったじゃないの
俺:何て?
妹:ただい…もういいよ!!

 なにやら怒って自室に行ってしまった。

【妹1 16:50帰宅】
妹:ただいまー
俺:おかえりんこ
妹:ただいま○こー(一応伏せておく)
俺:・・・
妹:上がれないよ。どいてくれないかな?
俺:ああ。

 特に気付いた様子なし。
 我が妹ながらなんというか・・・。 

Mission「指キス」対象:妹1状況:俺の部屋で勉強中

俺:もう1回書いて見ろ。書き順違う、それ。
妹:え?
俺:はらうのは後だぞ
妹:えー?そうだっけー?
俺:信じられないなら漢字辞典引け
妹:むー。信じるけどさー
俺:とりあえずあれだ
妹:ん?
俺:ノートに書く前に、書き順を頭の中で覚え直せ
妹:うん。えっと、横横・・・
俺:目をつむって、正確にちゃんと書くようにしないと、同じ間違えするぞ
妹:うん・・・えーっと・・・
  <妹、目をつむる>
妹:うん、だいじょうぶ、だとおもう
俺:じゃあノートに書いて見ろ
妹:うん。ちょっと予想外。
俺:何が?
妹:普段目をつむらせる事なんかないから、また何かやらかすのかと思ったよ
俺:しない。というか、またってなんだ、またって
妹:なんでもないけど・・・
俺:けど、なんだ。けどって言葉には続きがあるはずだ
妹:なんでもないですよーだ
俺:ヨーダ?
妹:違う
俺:よし、漢字書いて見ろ
妹:あ・・・
俺:忘れたな?
妹:・・・むー
俺:もう1回目をつむって、ちゃんと思い出せ
妹:うん
 <妹、目をつむる。すかさず指キス実施>
妹:え!?
俺:書き順思い出せたか?
妹:・・・何か、した
俺:誰が
妹:お兄ちゃん
俺:何を
妹:・・・
 <なんかうつむいてる>
俺:俺が何をしたと、何を根拠に断定したのかと聞いている
妹:むー・・・
 <なんか涙目になってる>
俺:言っておくが、やましいことは何もしてないぞ
妹:やましくない事は何かしたんだ
俺:うむ、お前の勉強を見てた
妹:だけ・・・?
俺:それ以外に何がある?
妹:くちびる・・・
 <涙目状態継続、やや顔が赤め、うつむき加減>
俺:唇の書き順か?
妹:ちがくて、ちゅって・・・
俺:せん
妹:したもん
俺:してないな
妹:じゃあ何をしたのよ
俺:お前の勉強を見てた
妹:他には?
俺:くちびるに
妹:・・・
 <涙流れた。やばいのでネタばらしを開始>
俺:こうやって触れた。
 <指2本を妹1の唇に付ける>
妹:・・・私が想像したような事じゃなかったのはわかったけど
俺:どんな想像をしてたんだ
妹:ちゅって
俺:してほしいのか?
妹:遠慮したいかな・・・
俺:俺もだ
妹:なんでそういう事するかなぁ
俺:深い事情があってな
妹:どんな?
俺:ただ勉強見てるだけじゃ暇だった
妹:それ、聞いた気がするよ
俺:電波な世界の神々がな
妹:それも聞いたと思う
俺:深い意味はない
妹:ならいいけど・・・
 <涙は止まったが、顔は赤い>
俺:まぁ深く考えるな。軽い冗談だ。
妹:あんまり軽くなかったよぉ・・・
俺:いや、多分まだ軽い方だ
妹:まだ、って?
俺:気にするな
妹:むー
俺:いいから。勉強続けるぞ。

 以後、普通に勉強。
 以上。 

Mission「背中に文字」対象:妹1実施日:11/23 23:
状況:ネットを使いたいからPCを貸せと俺の部屋に妹が訪れた。
    なお、今日は勉強はなしである。

俺:こっちの作業終わるまでちょっとまってろってか、飲み物くらいもってこい
妹:あ、うん、じゃあ取りに行ってくるね。何がいい?
俺:しょうゆ
妹:飲んでよね
俺:・・・コーヒー
妹:ん
 <部屋を出る妹1。あやうくこのスレを見られる所で慌てた>
妹:持ってきたよー
俺:乙
妹:もう使える?
俺:ああ。何処を見たいのかしらんがスケベなサイトは見るなよ
妹:お兄ちゃんじゃあるまいし、そんなのみないってば
俺:俺はスケベなサイトなんかみないぞ
妹:ふーん
俺:えっちなサイトをみるだけだ
妹:何か違うの?
俺:大違いだ。説明してほしいか?
妹:やめとく
俺:賢明な判断だ。さぁ使うが良い。永遠に使い続けるがいい
妹:1時間も使わないよ
俺:今日はサービス期間中につき、同じサイトをもう1時間見れるぞ
妹:それサービスと言うより拷問だよ
俺:えっちなサイトならそうでもない
妹:みないってば
俺:残念だ
妹:残念なの?
俺:そうでもない
妹:まぁとりあえず借りるね
俺:ああ
 <俺、自分のベッドに横たわる。妹、PCに向かう>
俺:暇だ
妹:私は忙しいよ
俺:俺は暇だ
妹:本でも読んでれば?
俺:断る。そうだな・・・暇な俺は素晴らしいアイデアを思いついたんだが
妹:やだ
俺:いじけるぞ。俺がいじけるとパソコンの電源コードが抜けるぞ?
妹:・・・で、アイデアって?
俺:お前の背中に達筆な俺が字を書いてやるから当てろ
妹:当ててどうするの?
俺:当たったら豪華賞品進呈だ。外れたらお仕置きだがな。
妹:おー、何くれるのー?
俺:ちょっと待ってろ
 <妹に背中を向け、トランプのスペードのAとハートのA、B5の白紙2枚用意して、>
 <白紙1・2それぞれに賞品の内容を書いておく>
俺:よし、用意できた。最高賞金は、なんと5000円だ。
妹:おおおおお。やるやる!
俺:背中をこっちに向けるがいい
妹:あ。難しい字はだめだよ?
俺:ああ
妹:それから、適当な紙に、先に答え書いておいてくれる?
俺:?
妹:当たってるのに違うっていわれたらいやだし
俺:信用ないんだな
妹:あんまりね
俺:まぁよかろう。
 <受け取った紙に「ヌキ」と書いて本に挟む>
俺:よし、準備おっけーだ
妹:賞金貰ったなー
俺:外したらお仕置きがあることも忘れるなよ
妹:外さないからだいじょうぶ
俺:大した自信だ。ではいくぞ
 <妹の背中に「スキ」と書く>
妹:え・・・?
俺:どうした
妹:も、もう1回
俺:断る
妹:じゃあヒント・・・
俺:ヒントになるかどうかわからんが、今日の昼前くらいから考えてた事だ
妹:2文字だよね・・・?
 <何となくうつむいてる>
俺:ああ。本当はその2文字の前に、もう2文字付けたい所だがな
妹:ほんとなの・・・?
俺:ああ、本当だ
妹:ええええええ・・・こまるよ〜〜〜
俺:ああ、俺もだ。で、答え分かったか?
 <妹、混乱気味に、あうあう言ってる>
俺:ほら、答えだよ
妹:むー・・・
俺:答えないとお仕置き決定だぞ?
妹:え、でも、いや、だってね
俺:わからないのか?
妹:ううん、わかった。わかったけど
俺:けど?
妹:こまるよー
俺:何がだ
妹:だって
俺:良いから答えろ
妹:スキ・・・
俺:一応聞いておくが
妹:うん・・・?
俺:じゃあ、俺がその文字の前に付けたかった2文字は分かるか?
妹:「ダイ」・・・かな?
俺:ファイナルアンサー?
妹:・・・こまるよ
俺:ファイナルアンサーか、と聞いている
 <妹、頷く>
俺:・・・・
妹:・・・・
 <妹、涙目、顔真っ赤>
俺:ざぁぁぁぁぁんねぇぇぇぇぇぇん
妹:え!?
 <俺、本から答えを出して見せる>
妹:ヌキ・・・って?
俺:ああ。昼くらいから考えてたんだ。今日は昼抜きだなぁって。
妹:おにいちゃんずるいよ〜〜〜!!!
俺:何がだ。不正は何1つ行っていない。
妹:む〜〜〜〜〜〜!!!
俺:まぁおまけのお仕置きだ
妹:おまけってなによぉ
俺:気にするな。ここにトランプが2枚ある。その、出たマークでお仕置きが決まる。
 <白紙1枚目: スペード/一緒に風呂  ハート/俺とキス>
 <白紙2枚目: スペード/俺とキス    ハート/一緒に風呂>
 <白紙は見せずに、カードだけを伏せて出す>
妹:じゃあこっち・・・
 <開くと、ハートのAが出た>
 <すかさず、2枚目の白紙を見せる>
俺:一緒に風呂だな
妹:ええええええええええええええええええええええええ!?
俺:うるさい
妹:本気・・・?
俺:冗談だと思うか?
妹:冗談であってほしいよ
俺:本気なんだな、残念ながら
妹:こ、困るよっていうか、嫌だよ
俺:嫌でも、罰ゲームだからな
妹:どうしちゃったのよ〜
 <泣きそうというか、目に涙浮かんでますが何か?>
俺:どうもしない。これで風呂掃除を一人でやらなくて済む
妹:はい?
俺:一緒に風呂掃除手伝え、土曜日
妹:・・・そういうこと?
俺:どういうことだと思ったんだお前は
妹:一緒に風呂、で止めないで、風呂そうじ、まで入れてよ〜!!
俺:掃除って漢字が思い出せなかった
妹:むー
俺:で、どういうことだと思ったんだ?
妹:一緒に入るっていうのかと・・・
俺:俺はかまわんが
妹:私が構うからって、なんか昨日もこんな話したような・・・
俺:したが気にしたらだめなんだぞ
妹:むー
俺:とにかく風呂掃除の手伝いよろしく
妹:ずるぅい
俺:じゃあ一緒に入るでもいいぞ
妹:手伝う
俺:決定

 まぁこんな流れだった。
 以上。 

Mission「あーん」対象:妹1実施日:11/27 15:20
状況:宿題が出たとやらで俺の部屋で勉強を見てやっている。
    それもまもなく終了しそうな空気である。

俺:あと2問。さっき教えた技の応用だからすぐ出来るだろ
妹:うん、これは楽だねぇ。ばっちり覚えたよ
俺:ああ
妹:同じ問題で苦しんでる友達に教えてもいい?
俺:やだ
妹:えー
俺:謝礼次第だな
妹:わかった、考えとく
俺:さっさとやれ、俺は昼寝したいんだ
妹:うん・・・
  <数分後>
妹:おわったー
俺:乙
妹:ありがとね〜〜
俺:かまわん
妹:すぐ寝る?
俺:すぐに寝るつもりだが、しばらくはベッドでごろごろしてるだけだろうな
妹:ん。わかった。じゃ、ありがとね〜
俺:ああ

 おやつを残したまま勉強終了
 先送りにしよう・・・とボイスレコーダーをオフにした
 ・・・が
<約20分後>
妹:(ドアの外で)ねてる〜?
俺:起きてる
妹:入るね〜(俺はまだ許可してないが、入ってくる)
俺:なんだ?
妹:さっきの、式を友達に教えるお礼にホットケーキ焼いてきた
 <それを聞いて、慌ててボイスレコーダーのスイッチを入れる>
俺:ほう。気が利くな。お前がそこまでやるなら教えることを許そう
妹:うん
俺:で、わざわざ持ってきたのか
妹:うん。かおりいないし、お父さんとお母さんテニス行ってるし
俺:さよか。じゃあ喰らおう
妹:せめて「喰おう」にしようよ・・・
俺:どっちでもいい
 <二人してバターやら蜂蜜やらを塗る作業に黙々と専念する>
俺:いただきます
妹:めしあがれー
俺:んまい
妹:ホットケーキ久しぶりだよねー
俺:だなぁ・・・ふむ
妹:ん?
俺:・・・
妹:どしたの?
俺:あーん
妹:え?
俺:あーんだ、あーん
妹:・・・えーと
俺:ほら、どうした。遠慮するな
妹:また突然だねぇ
俺:・・・蜂蜜がたれる
妹:あぅわ、あーーーん
 <速攻で自分で喰う>
妹:ひどっ・・・やると思ったけど!
俺:お前が遅すぎるのがいけない。蜂蜜がたれるまえに処理しただけだ
妹:むー
俺:はい、あーん
妹:え?あ?うん、あーーーん
 <じらす>
俺:そんなに俺に食べさせて欲しかったのか。悪かったな
 <口に入れる>
妹:え?(もぐもぐ)
俺:喜んで貰えて幸いだ
妹:ち、ちがう、別にお兄ちゃんに食べさせて欲しかったわけじゃなくてね
俺:「むー」って不機嫌そうな顔したし、どうしても俺に食べさせて欲しかったんだ
    ろうと思って、もう一度やったんだが、そうか、違ったのか・・・(寂しそうに)
妹:あ、でも、あのね、別に嫌っていう訳じゃないんだよ?
俺:この間から俺が「いたずらをした」といっちゃー泣いてたし、どうせ俺は嫌われたんだろう
妹:そうじゃないってば。嫌いじゃないから
俺:・・・マゾいな、お前
妹:え?
俺:なんでもない。冷める前に喰らうぞ
妹:マゾくないもん。そだね食べよ
俺:あーんってやってやろうか?
妹:もういいって!!
俺:じゃあやってくれ
妹:え・・・?
俺:やってくれ
妹:やだ・・・
俺:じゃあ俺はやろう
妹:もっとやだって。恥ずかしいよ
俺:どっちか選べ
妹:どっちも選びたくないんだけどな
俺:選ばなければ大変なことになるぞ
妹:どうなるの?
俺:俺が凹む
妹:凹んでいいよ
俺:俺が凹むと、お前の部屋のDSが俺の部屋に戻ってくる
妹:・・・ずるくない?
俺:同時に、中のセーブデータも消える事になりかねない
妹:それ、脅迫だよ
俺:交渉だ
妹:脅迫でしょ〜
俺:交渉でしょ〜
妹:脅迫だってば〜
俺:どっちでもいい。努力が水の泡になるか、一瞬の恥ずかしさに耐えるか、どっちかだ
妹:むー
俺:さぁ、さっさと選べ
妹:・・・はい、あーん
俺:色気がない。やりなおし
妹:何よそれ〜〜〜!!
俺:もっと色っぽくやらないと男は納得しない
妹:お兄ちゃんが納得しなくてもいいよ
俺:納得させなければ、お前の部屋が危険に晒される事になりかねない
妹:むー
俺:お前の部屋の安全保障も考えた上で、努力する事を、大統領府としては求めたい
妹:わけわかんないよっ!!
俺:さあ、色っぽくやってみろ
妹:・・・うー
俺:さぁさぁ
妹:あ〜〜〜ん
(喰う)
俺:合格点ぎりぎりだが、まぁよかろう。
妹:まったくもう・・・お兄ちゃん、最近わけわからなすぎるよ?
俺:そうじゃないだろう
妹:は?
俺:「おいし?」って笑顔で聞くべきだ。
妹:ええええ!?
俺:そこまでやって初めて「あーん」をやったことになるんだ
妹:そんなの知らないよー
俺:知らなくてもそういう決まりなんだ
妹:決まってないっ
俺:諦めろ
妹:・・・お、おいし?
俺:棒読みか
妹:どうでもいいじゃん、もう!!

本格的に怒らせてしまったようなので、この辺でやめておいた

<報告終了> 

Mission「催眠術」対象:妹1実施日:12/27 12:00
状況:俺の部屋で冬休みの宿題の本日分をやり終え、まったりとコーヒーを飲んでいる

俺:数学はそこそこ出来てるが、英語がだめだな
妹:そこなんだよねー
俺:これから冬休み終わるまでずっと英会話でいくか?勉強になるぞ?
妹:自殺したくなるからやめて欲しいな
俺:つまらん奴だ。お前には失望した
妹:えー。そんなので失望されるのー?
俺:そうでもない
妹:まーいいけどさ
俺:ああ、そうだ。ちょっといいか?
妹:なに?
俺:昨日、俺が友達と新年会やるっていっただろ?
妹:うんうん
俺:そこで芸を1つやらねばならなくなってな
妹:おお〜。何やるの?
俺:ネ申である俺は、わずか1日で催眠術をマスターしたわけだ
妹:・・・へー
俺:呆れるのはまだ早いぞ
妹:もっと呆れるんだ?
俺:あまりの出来事に呆然とする事になる
妹:ふーん・・・で?
俺:マスターしたにはしたんだが、まだ練習不足だ
妹:練習台になれと?
俺:話が早くて嬉しいぞ。しかしちょっとちがう
妹:何が?
俺:練習台じゃない。実験台だ
妹:どっちでもいっしょだよ
俺:うむ。まぁそういうわけだ
妹:・・・いいんだけどさ、あやしすぎない?
俺:仕方ないだろう?そういう運命だったんだ、諦めろ
妹:どういう運命なのよ
俺:俺にもよくわからん。とにかくいくぞ
妹:う、うん。私はどうすればいいのかな?
俺:催眠術だといった
妹:あ、そか。
俺:そこの椅子に座って、体から力を抜いて、リラックスするといいらしい
妹:らしいってなによw
俺:教本にそう書いてあったんだ
妹:教本あるんだ?w
俺:ああ、通信教育でな
妹:あ、あやしすぎるってばw
俺:まぁとにかく、椅子に座れ。力を抜け。リラックスしろ!
妹:わかったってばw(椅子に座ってだらーんとしてる)
俺:だらけてるな。もっとしゃきっと出来ないのか
妹:力を抜けっていったじゃん!!w
俺:ああ、そうだった。そのままでいい
妹:うん。それで?
俺:このまま1時間ほど放置するから、体勢を維持しろ。がんばれ
妹:死ぬってば!w
俺:お前には失望した
妹:いや、だから。普通に座るよ、とりあえず
俺:普通に座れ、とりあえず
(妹、普通に座り、俺を見ている)
俺:準備はいいな。
妹:いいよーっていうか、私、座っただけだけどね
俺:それが重要だ。そこまでいけばもう成功同然なんだ
妹:そうなんだ。じゃあさくさくやっちゃお
俺:んむ。(ポケットからナジャヴのキーホルダーを出す。わからん香具師はぐぐれ)
妹:おー、なんかナジャヴだねー
俺:うむ。これが非常に重要でな
妹:ほ〜〜
俺:これをじっと見ろ
(妹、ナジャヴをじっとみている。俺、少し横に振って揺らす)
俺:これが何に見える?
妹:ナジャヴ〜
俺:その彼女は?
妹:ナジャミ〜
俺:猫だなぁ
妹:猫だねぇ
俺:猫はいいな
妹:うん、かわいいよね
俺:頭の中を猫で一杯にするんだ
妹:猫のこと考えればいいのね?
俺:うむ
(キーホルダーをみたまま、猫の事を考えているっぽい妹)
(俺はキーホルダーを揺らすのをやめる)
俺:(妹の両肩にそれぞれ手をあてて)力を抜いて・・・
妹:・・・
俺:ゆっくりと目をつむって〜・・・
妹:・・・
俺:手を叩いたら、あなたは猫になります・・・
(2〜3秒の間を取る)
俺:はいっ(ぱんっ)
(手をパンと叩く直前に、あらかじめ皿に載せておいた猫缶を用意)
(猫缶の餌は「たべかけ」に見えるように少し加工してある)

妹:にゃ〜(椅子からおりて四つん這いになる)
俺:お〜〜、よしよし(頭だの首の上あたりだのをなでなでする)
妹:にゃ〜〜(体すり寄せてくる)
俺:可愛い猫だねー(調子に乗って胸のあたりに手をやってみる)
妹:うあっ!何するのよ!(元に戻る)
俺:おお、とけた。
妹:最初からかかってないってば
俺:いや、かかった
妹:かかってないよ
俺:椅子の横にたべかけの餌があるじゃないか
妹:え?
俺:覚えてないのか。美味そうに喰ってたぞ?
妹:うそ!?
俺:ほんと。俺が嘘ついてどうする。覚えてるだろ?記憶まではいじくれないぞ、俺は
妹:覚えてない!食べてないよぉ!?
俺:じゃあそれはなんだ
妹:食べてないもん
俺:覚えてないのか。俺の催眠術はクオリティが高かったんだな
妹:たべてないってばー
俺:いや、喰った。思い出して見ろ。ちょっと甘い感覚が口に残ってるだろ
妹:・・・
俺:砂糖に似た甘みが、微妙に口に残ってるはずだ。ちょっとした苦みとともにな
妹:・・・残ってる
(コーヒーのなんだが、意外とだませるもんである)
俺:喰った証拠だ
妹:ええええええええええええええええ!!!???
俺:催眠術、大成功だなぁ
妹:失敗!失敗!
俺:わからん奴だなぁ。もう1回やるか?
妹:う・・・
俺:今度は裸で踊らせるぞ?
妹:ううう・・・
俺:それでもいいならもう1回チャレンジさせてやる
妹:いいよ、もう・・・
(妹、泣きそう)
俺:まぁ冗談だがな
妹:だよね?
俺:ああ、お前が猫になったのは本当だが、猫缶を食べた事は嘘ってことでいい
妹:ことでいいって!!
俺:誰にも言わないから安心しろ
妹:ちがーう!
俺:ああ、冗談だから気にするな
妹:ひどいよー
俺:そうでもないぞ?
妹:ひどいって
俺:可愛いからつい意地悪したくなるんだよな、お前って
妹:え?
俺:お前がかわいいのがいけない。自爆だ
妹:かわいくなくていいから、こういうのやめてほしいよー
俺:いや、お前がかわいい限り、俺は飽くなき挑戦を続けることだろう
妹:・・・
俺:無限に広がる大宇宙のように、俺の挑戦も終わらないのだ
妹:のだって・・・

−以下略−

<報告終了> 

Mission「写真立て」対象:妹2実施日:2/3 20:00
状況:PS2ソフト「うえきの法則」(餌)を購入し、妹2の部屋へ。

俺:いるか?
妹:いるよ。なに?
俺:あるものを入手してきたわけだが
妹:何を?
俺:とあるソフトなわけだが、どうする
妹:うえき!?
俺:ああ。やりたくはないか?
妹:やるっ
俺:条件がある
妹:なになに?
俺:現在、俺もPS2で進行中のゲームがある
妹:うん
俺:やるのはかまわんが、俺の部屋で、俺がPS2を使ってないとき限定だ
妹:えー
俺:土日は部屋に持っていっていい。平日だけは俺の部屋でやれ
妹:わかった!今からやってもいい?
俺:ああ、これから俺は風呂に入る。23時までお前に時間をやろう
妹:やたっ!
俺:ソフトは机の上に置いてあるからな
妹:わかった!
俺:じゃあ5分くらいしたら部屋にくるがいい
妹:おっけー
(ということで俺は妹2の部屋を後にし、自室に戻る)
(あらかじめ用意したソフトと、妹2の写真入りの写真立てをセット)
(風呂に向かう。途中、妹2の部屋の扉をノックし、「やっていいぞ」とだけ告げる)
(用意した写真は、妹の運動会の時のもので、徒競走の途中の写真)

(入浴後、部屋に戻ると妹がPS2で遊んでいる)
俺:良い湯だった
妹:お兄ちゃん
俺:なんだ
妹:その机の上の写真、なに?
俺:何とは?
妹:なんで私の写真なの?
俺:何か問題なのか?
妹:問題じゃないけど気持ち悪い
俺:なぜ
妹:何でお兄ちゃんが私の写真飾ってるの!
俺:いけないのか?
妹:いけなくないけど気持ち悪い!
俺:俺は気持ち悪くないぞ
妹:私が気持ち悪いの!片付けてよ!
俺:気持ち悪がられる理由が分からない。よって片付ける必要はない
妹:理由なんかないけど気持ち悪いでしょ!
俺:理由がないなら要求は飲めないな
妹:お母さんに言いつけるよ?
俺:ああ、構わない。さぁ、言ってこい。兄妹でやましいこともないだろ
妹:だいたいなんで私の写真なのよ〜
俺:可愛く撮れてないか?
妹:そういう問題じゃなぁぁぁい!
俺:そういう問題だ
妹:私が自分の机にお兄ちゃんの写真飾ってたら変でしょ!
俺:別に変ではない。やりたければ写真くらい提供するぞ?
妹:やらない!
俺:残念だ
妹:何で残念なのよ!
俺:俺はお前と仲良くしたいと常々思っているからな
妹:私はお兄ちゃんとなんか仲良くしなくていいもん
俺:つくづく残念だ
妹:何でよ!
俺:仲良くしたいからわざわざ高い金を払ってソフトを買ってきたのにな
妹:でも写真は別!
俺:いや、俺と仲良くしたい気がないならすぐにやめて出ていくが良い
妹:や!
俺:では写真ぐらい認めろ
妹:うー!やだ!
俺:ではゲームは終了だな。残念だ。電源抜くぞ
妹:あー!うそ!ごめん!いい!
俺:何がだ
妹:分かったよ!写真いいよ!
俺:理解のある妹で嬉しいぞ
妹:脅したくせに何を・・・
俺:そうか、俺は脅したのか(電源の差込口に近づく)
妹:脅されてません。脅されてないから!
俺:理解してくれたわけではないんだろう?
妹:理解した!わかった!
俺:じゃあ写真を飾っててもいいんだな?
妹:うん!いいよもう!
俺:俺の写真は飾ってくれないのか?(差込口に手を伸ばす)
妹:飾るっ!飾ってあげるからやめておねがい!
俺:そうかそうか。これで俺達は最高の兄妹愛で結ばれた兄と妹だな
妹:わけわかんないよ!
俺:残念だ
妹:ああああああ、わかった、結ばれたから、ぬくなばか〜!

以後、妹2があまりにも大きな声で騒ぎすぎた為、母親の怒りが飛んできたので、
継続が不可能になった。 

Mission「待ち受け」対象:妹2実施日:2/11 13:00頃
状況:妹1と母は出かけ、父は書斎に閉じこもっている。居間にて。
    妹2は俺と共に遅めの昼食を食っている。

俺:なんかこう、あれだな
妹:ん?
俺:二人でカップラーメンってのは、わびしくていいな
妹:わびしい?
俺:うむ。まぁそれはいいんだが・・・
(時間指定でこの時間に俺の携帯にメールが届くようにセットしてあり、)
(それが着信して、携帯がなる)
俺:おっと
妹:メール?
俺:うむ。・・・ちょっと電話してくる
妹:ラーメン伸びる前に食べちゃいなよ?
俺:うむ
(携帯を開きっぱなしにして中座。特に用事もないが彼女に電話を掛ける)

<5分後>
俺:大した用事でもないのにわざわざメールで電話よこせとか言わないで欲しいな
妹:ふーん。それはいいけど、その壁紙なによ
俺:おまえ
妹:・・・写真だけじゃなくて、携帯も?
俺:何か問題でもあるのか?
妹:気持ち悪い
俺:俺は気持ち悪くないから気にするな
妹:私が気にするってば!
俺:兄妹なんだから別におかしくないだろ
妹:おかしいから!
俺:どの辺がどうおかしいのか言ってくれ
妹:何もかもがどこかおかしいでしょ!
俺:さっぱりわからん
妹:とにかくやめてよね!
俺:断る
妹:私の事が好きだったりするわけじゃないのに、そういうのやだ
俺:好きならいいのか
妹:好きとか言われるのはもっとやだ!
俺:じゃあどうすればいいんだ?
妹:とにかくやめてよ!
俺:お前に命令される覚えは全くない
妹:なくてもやめなさい!
俺:嫌だと言ったら?
妹:携帯壊す
俺:そんなことをしたら・・・
妹:したら?
俺:俺の部屋中、お前の写真だらけにしてやる
妹:うーわー、やーめーろー!
俺:なんだ、根性ないな
妹:根性あっても嫌なものは嫌だ!
俺:うるさい、騒ぐな
妹:じゃあ騒ぐのやめるから、壁紙やめてよ!
俺:では着ボイスをお前の声にする。録音させろ
妹:やめ!
俺:じゃあ俺はどうすればいいんだ?
妹:どうもしなくていいから、おとなしく消せ〜〜〜!
俺:何を
妹:携帯の壁紙!
俺:難しい相談だな
妹:難しくないっ!
俺:いや、難しい。俺の人生の中で最高の難題だ
妹:何がそんなに難しいのよ
俺:これを消してしまったら・・・
妹:ら?
俺:お前が風呂に入ってる所しか壁紙に出来るものがない
妹:ちょ・・・なに〜〜〜〜〜〜〜〜!?
俺:俺としては、それを壁紙にするのは抵抗があった。だからこっちにしたんだがな
妹:どっちもやめんか〜!!
俺:じゃあ俺は何を壁紙にすればいいんだ
妹:うるさいとにかくやめろ!
俺:そこまで嫌がらなくてもいいだろうに
妹:嫌だ!!
俺:よし、ではこうしよう
妹:やだ!
俺:では俺も嫌だ
妹:・・・どうしようっていうのよ
俺:お前の言うことを聞いて、壁紙にするのはやめてやる
妹:うん
俺:その変わり俺の言うことを1つ聞け
妹:ろくでもないこと言い出すからいや
俺:壁紙にされてるのとどっちがいい
妹:どっちもいやだ!
俺:交渉にならん。ではお前の風呂のシーンを壁紙にすることにしよう
妹:こら〜〜〜!(涙目)
俺:俺はやるといったらやる。さあどうする
妹:わかったからそれはやめろ!!
俺:何が分かったんだ?
妹:1つ言うこと聞くからやめろ!
俺:別に今すぐ命令を言う訳じゃないがそれでもいいのか?
妹:わかったから!
俺:よし、お前がそこまで譲るなら俺も譲ろうじゃないか。感謝するがいい
妹:う〜・・・
俺:なんだ、感謝なしか
妹:ありがとう!これでいいんでしょ!
俺:うむ(壁紙を解除)。これでいいか?
妹:うん
俺:約束は守れよ。もし約束をやぶったら・・・風呂入ってる所を
妹:わかった!守るからやめてってば! 


添い寝対象:妹1実施日時:1/7 23:00
状況:冬休みの課題の追い込みを終えたところ

俺:応用力低すぎるぞ、おまえ
妹:だよね〜。もうちょっと考えないとね〜
俺:そうだな。思考速度が遅すぎる
妹:お兄ちゃんが早すぎるんじゃないの?
俺:俺は早くなんかないぞ。普通だ
妹:まぁいいけどね
俺:ところでな
妹:うん?
俺:1つ確認しておきたい事がある
妹:なに?
俺:命令権はまだ残ってるよな
妹:うん、残ってるね
俺:うむ。それならいい。
妹:何が?
俺:いや、確認したかっただけだから気にするな
妹:うん。あ、そだ
俺:ん?
妹:最近ちょっと気になってるんだけどね
俺:何が
妹:彼女出来た?
俺:なぜ
妹:そんな気がした
俺:どう答えて欲しいんだ?
妹:正直に答えて欲しいな
俺:では掃除機をもってこい。そいつに答えよう
妹:掃除機に答えてどうすんのよ。しょうじきに
俺:意味がわからん
妹:へ?
俺:小食に答えてどうするんだ
妹:しょうしょく?
俺:小食と書いてしょうじきと読む
妹:・・・じゃあYes or Noでいい
俺:Yes or No
妹:Yes or Noで答えてってば
俺:教えて欲しいのか?
妹:うんうん
俺:何でもただで教えて貰えると思うな
妹:交換条件?
俺:そうだ
妹:同等にしてよね?
俺:うむ。お前にとって俺に彼女がいるかいないかの情報はどの程度の価値がある?
妹:興味深いっていう程度でそれほどの価値じゃないと思うよ
俺:そうか。じゃあ俺も「興味深い程度でそれほどの価値じゃない情報」を求めよう
妹:なに?
俺:脱げ
妹:へ?
俺:裸になるがいい
妹:ちょっとまってよ、なんでそうなるのよ!
俺:お前の裸は興味深いが、俺には何の価値もない。同等だろ
妹:でも違うでしょ、それは!
俺:では諦めろ。交渉は不成立だ
妹:じゃ、評価変える。どうでもいい情報、でどう?
俺:知ってても知らなくても別に構わない次元の話、という事か?
妹:うんうん
俺:認めよう。では俺も同等の物を求める事にするが、もう評価変更はなしだぞ
妹:うん
俺:睡眠中のお前の状態を知りたい
妹:はいぃぃぃぃぃぃ!?
俺:人の睡眠中の所作についてなど、知ってても知らなくても構わんが、知っておこうと思う
妹:そんなの説明出来ないよ!私もわかんないもん!
俺:添い寝してやる
妹:ええええええええ?
俺:うるさい。添い寝してやるから、見せろ
妹:本気?
俺:本気も本気。知ってても知らなくても構わないネタだ
妹:じゃあ知らなくていいでしょ、別に
俺:確か命令権もあったな
妹:う・・・私と寝て何が楽しいのよぉ
俺:別に楽しくない。興味などないと言っている
妹:じゃあなんでよ〜
俺:電波以下略
妹:またそれか〜〜〜!
俺:命令してもいいんだぞ
妹:うーんうーん
俺:分かった、言い方を変えよう
妹:そういう問題じゃないよ
俺:添い寝させてください
妹:うわ
俺:なんだ
妹:下手に出るほどなの?
俺:そうでもない
妹:うーん・・・じゃあ、本当に正直に教えてよね?
俺:ああ、それは約束しよう。朝な
妹:えええ〜
俺:俺が先に教えたら、もう情報はいらないとばかりに部屋に帰られたらたまらん
妹:信用ないんだけ
俺:そんなことはない。交渉術の基本だ
妹:ま、まぁいいや・・・変なことしないでよね
俺:変なこと?どんな事だ、それは
妹:・・・なんでもない
俺:具体的に説明された事については避けるが、それ以外の保証はしない
妹:事前申告じゃなきゃだめなの?
俺:やったあとに「それは変なことだった」って言われても困る
妹:・・・信用するよ?
俺:信用ないんじゃなかったのか?
妹:やっぱ添い寝なしでいい?
俺:相応の対価を要求するぞ?
妹:なんでこんな話になっちゃったんだか・・・
俺:薄汚い豚を選んだからかもしれんな
妹:うるさい〜〜〜
俺:とにかくもう諦めろ
妹:むー・・・お兄ちゃんの部屋で寝るの?
俺:どっちでもいいが、俺のベッドの方が広いだろ
妹:・・・そだね

ということで、妹1は勉強道具の片付けその他で、
一旦部屋に戻ることになった。

【01/08 0:15am】
妹:来たよー・・・
俺:うむ。まぁ俺はお前の就寝中の所作をみたいだけだから、寝ないがな
妹:本当に一緒に寝るの〜・・・?
俺:諦めの悪い奴だな。決まったことだ
妹:二人とも気乗りしてないんだからやめようよ〜
俺:一度下した決定には従うのが俺の流儀だからな
妹:捨てようよ
俺:断る。寝るぞ、いい加減横になりたい
妹:う、うん・・・
俺:ああ、とりあえずお前は先に寝てろ
妹:なんで?
俺:俺はちょっとやっておく事がある
妹:何?
俺:露店出して寝る
妹:RO?
俺:うむ。だから先に横になってろ
妹:うん
(俺:ネトゲで少し作業を行い、スレをチェック。>>720を見る)
(妹:見るからに緊張の風情で俺のベッドに横になる)
(俺:それを確認して、わざとエロ動画を音声付きで流す)
俺:っと、間違えた・・・ってこれまだ未チェックの動画だな・・・
(とつぶやき、そのまま流し続ける)
妹:お兄ちゃん・・・?
俺:なんだ?
妹:妹の前でそういうの見るかなぁ
俺:見てるなぁ
妹:やめて欲しいな
俺:なぜ?
妹:そういうの見ちゃいけないんだよ
俺:どういうのだ
妹:・・・やめて欲しいな
俺:可愛い妹の頼みとあっちゃ、やめるしかないな
妹:うんうん、そうだよね
俺:お前は可愛いからなぁ・・・
(といいつつ、モニタの電源を落とし、半纏を脱ぎながらベッドに近寄る)
(妹をベッドの奥=壁側に寄せ、俺は床側に入る)
(妹、壁側に向いて寝ている。俺は仰向け)
妹:き、きんちょうするねー
俺:そうでもない
妹:そう?
俺:別に興味ない。緊張する必要などなかろう。なんで緊張してんだ?
妹:そっか。それもそうだよね
(妹、仰向けになる)
俺:それはそうとな
妹:うん
俺:お前、俺の前の彼女の時さ
妹:うん
俺:腕枕いいな〜とか言ってたろ
妹:うん
(妹の頭の下に腕をつっこむ)
妹:ひぁっ
俺:体験版だ。特別だぞ
妹:ちょっと待って
俺:本来なら将来の彼氏にやってもらうべきだがせっかくだ。慣れておけ
妹:うわー・・・照れるっていうか、困るっていうか・・・腕痛くない?
俺:慣れてるから気にするな
妹:慣れてるって・・・
俺:どうしても嫌だったらやめるが
妹:嫌じゃないけど困るよ〜
俺:俺は困らない
妹:むー
俺:本当はこうして欲しい男がいるんだろ
妹:え?
俺:お前だって中学生なんだから、好きな男の一人や百人いるだろ
妹:100人もいないよ
俺:じゃあ1人以上100人未満で存在するんだな
妹:う・・・
俺:誰もいなければ答えは違ってきたはずだよな
妹:いるね・・・その人、彼女さんいるけど
俺:どうせなら玉砕してくればいいのに
妹:やだよ、恥ずかしいでしょが
俺:俺がいうのも何だが、お前はぎりぎり可愛い方に属すると思うし、良いと思うぞ?
妹:いきなりなに!?
俺:ま、いずれは男が出来て、今みたいな状況になるんだ
妹:・・・照れる事いわないでよ〜
俺:そのときの緊張感は、今お前が感じてる緊張の数千倍だぞ
妹:お兄ちゃんも緊張した?
俺:しなかった
妹:その・・・初めてのときも・・・?
俺:どの初めてだ?
妹:どのって・・・その、なんていうか
俺:初セックスか?
妹:はっきり言わないでよ、そういう言葉を!
俺:飾っても仕方ないだろう?全然緊張しなかったな
妹:男の子と女の子ではやっぱり違うだろうしね〜
俺:緊張したのか?
妹:まだしたことないってば!
俺:そうか、安心した。というかお前凄いこと口走るな
妹:あ・・・
俺:まぁいい。ここでの出来事と会話は、表向きには内緒だぞ
妹:そうしてくれないと困るよ
俺:そうだな。という事でもう寝ろ。俺は見物してる
妹:う、うん・・・おやすみなさい
俺:おやすみ

【01/08 01:30am】
(妹が明らかに眠れないでいるのを知りつつ、俺は寝たふりを決め込む)
妹:寝ちゃった?
妹:見物してるんじゃなかったの?
妹:お兄ちゃんのせいで寝れないよ〜
(寝返りを打った勢いで抱きついてみる)
妹:あぅわ、ちょと、お兄ちゃん
妹:ね、お兄ちゃん、困るよ、やめてよ
妹:うーん、起こすよ?起きてよ?
(体を揺さぶられる。とりあえず離れて元の体勢に戻る)

【01/08 07:40am】
(妹が俺に抱きついた状態で寝ている)
(揺さぶって起こしてみる)
俺:おはよう
妹:おはよ・・・?
俺:俺はいつからお前の抱き枕だ
妹:え・・・?
俺:身動きがとれない。お前、胸ないのな
妹:あ、わ!
(妹、慌てて離れる)
俺:なかなか面白い一晩だった
妹:うわー、はずかし〜・・・
俺:実にいろんな事があった一晩だったぞ
妹:ええええ
俺:どうでも良いことだが、楽しめた
妹:むーーーー
俺:じゃあ起きるか
妹:お兄ちゃん
俺:なんだ
妹:彼女さんいるの?いないの?
俺:いるよ
妹:おお〜〜〜。今度はだれ〜〜?
俺:お前
妹:え?
俺:共に一晩過ごしたじゃないか。立派な彼女だろ
妹:ちょっと、待って待って・・・えええ?
俺:冗談だ。騒ぐな
妹:む〜〜〜〜!!!
俺:とにかく起きるぞ。そろそろ母さんが起こしにくるぞ、時間的に
妹:彼女さんは〜〜〜?
俺:母さんに見られてもいいなら、もう少し時間をかけて教えるが
妹:一言じゃん!
俺:さっさと部屋に戻って着替えないと取り返しつかなくなるぞ?
妹:あああ、もう!! あとで絶対教えてよね!!
俺:あとでな 
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