妹に実験2 (妹との体験談) 32525回

2006/03/14 22:14┃登録者:えっちな名無しさん◆cq481bMY┃作者:名無しの作者
Mission「膝枕」「添い寝」「ベタ褒め」「上げる」
      「ルパン」「夢落ち」対象:妹2
 実施日:2/18 21:30〜
使用アイテム:命令権(?)、ゲーセンでゲットしたリラックマなるぬいぐるみ2種類
       同じ内容の手紙2通
状況:ぬいぐるみを持って、妹の部屋に向かう

(妹2の部屋のドアをノックする)
俺:いるか?
妹:人間だよ
俺:それは驚きだ
妹:どういう意味だよ!
俺:今までお前の事を海豚と勘違いしてた
妹:帰れ!
俺:まぁそういうな。入るぞ
(入室)
妹:何よ
俺:今日、ゲーセンでこのようなものをゲットした
(ぬいぐるみを見せる)
妹:リラックマ!くれ!
俺:上げようか?
妹:欲しい!
(ぬいぐるみを上にあげる)
俺:はい、上げた
妹:本気でやってる?
俺:俺はいつでも本気だぞ
妹:お出口はあちら
(ドアを指さされる)
俺:おお、それは気付かなかった。あやうく迷う所だった
妹:帰れ!
俺:さらばだ
妹:二度と来るな!

(自室に帰り、ぬいぐるみを置き、手紙を持っていく)
(再度、妹2の部屋に向かい、今度はノックなしでいきなり開ける)
妹:来るなと!
俺:ちょっとまて!
妹:何よ
俺:今何時何分だ?
妹:9時25分
俺:ふむ・・・ところで
(俺、自分の顔を指さしながら)
俺:今、こんな奴が来なかったか?
妹:来てないから帰れ
俺:それは困った。(もう一度自分を指さして)こんな奴を見かけたら教えてくれ
妹:おにいちゃんでしょ!
俺:なに!やっぱり来たのか!?
妹:何がしたいの!
俺:ばかも〜ん!!
妹:何が!
俺:そいつがルパンだ!追え〜!
(ドアの付近の目立つ場所に手紙を落としておく)
(足早に部屋を去る)
妹:わけわかんねーぞおい!
[手紙の内容]
 突然このようなメールを、差出人も書かずお出しする事をお許しください。
 許されなくても、おれが許したからうはwwwwwwおkwwwwww
 それはそうと、リラックマなるくまらしきぬいぐるみをくれてやる
 引き裂かれたくなければ、下の暗号が示す場所に来い
 警察にはもちろん、誰にも知らせずに来い
 さもなくば、このぬいぐるみは、お前の姉の物になるだろう
 諸君の健闘を祈らせていただけたならば幸いだが断る

  【暗号】

     −−−−−−−−−−−−−−
     |     |     |     |
     | ココ  .|     |  ●  | 現在地からドアを開け、
     |     |     |     | 階段を下りずに、廊下を
     −−−−−−−−−−−−−− まっすぐ歩いた先にある、
     |                   | 一番奥のお部屋でございます
     −−−−−−−−−−−−   |
                      |階| ぜったぃ後でキてね☆ミ
                      |段|
                       |  | 合い言葉は「おにいちゃん犬好き」
                       (「犬」の右上の点は見えにくく書いてある)
(約20分後、俺の部屋のドアがノックされる)
(その間に俺は自分の枕を隠しておく)
俺:何奴!
妹:うるせーばか
俺:まず訪ねるが今時間は何時だ?
妹:なにそれ
俺:いいから時間を見ろ
妹:9時44分
俺:ばっちりだ。では、合い言葉をいえ。
妹:言えるかばか!
俺:では入れるわけにはいかん
妹:なんで!
俺:今、俺の部屋には大事なアイテムが保管されていてな
妹:それを取りに来たんでしょうが!
俺:いや、さっきルパンも出たから、合い言葉を言えない奴はルパンの疑いがある
妹:ルパンなんかいないから!
俺:どうやって証明するんだ、それを
妹:うー・・・
俺:合い言葉が言えない奴は帰れ
妹:(もの凄い早口かつ小声で)おにいちゃん大好き
俺:んあ?なんだって?
妹:(先ほどよりはゆっくり、少し大きな声で)おにいちゃん大好き
俺:俺がどうしたって?
妹:(大きな声で)大好き!
俺:衝撃の告白だな
妹:なにそれ!そう書いてあるじゃん!
俺:貴様、ルパンだな?偽物め!入れるわけにはいかん、帰れ!
妹:大好きだから!
俺:いや、告白されても困る
妹:じゃあなんて言えばいいのよ!
俺:手紙に書いてあるから、よく見ろ
妹:・・・いぬ!?
俺:いや、もう合い言葉はいい
(といってドアを開ける)
俺:入れ
妹:どこからつっこめばいいのかわかんないよ!
俺:いや、わざわざ告白しに来た妹を追い返すわけにもいかないだろう、兄として
妹:だから!
俺:良いんだ。例え妹といえど、女の子に恥をかかせる訳にはいかない
妹:違うんだってば!
俺:兄として可能な範囲でお前の気持ちに答えてやろうと言っている
妹:おにいちゃんに気持ちなんかない!
俺:俺に対してはなくても・・・ああ、そうか
妹:何よ
俺:さっき俺の格好したルパン・・・あいつはとんでもないものを盗んでいったんだ
妹:はぁ?
俺:あなたの心です
妹:もう何がなんだか・・・
俺:ああ、そうだったな。まぁ入って落ち着け。詳しくは中で聞こう
妹:あ、うん(毒気を抜かれた感じで面白い表情してた)
(妹、小さなテーブルの前に座る。俺はPCデスクの椅子)
俺:で、なんだ
妹:一人で来いって書いてあったじゃん!
俺:そんなこと書いてない
妹:書いてた!
俺:よく見ろ。誰にも知らせるなとは書いたが、一人で来いなんてどこに書いてある?
妹:・・・書いてない
俺:そうだろ
妹:ひっかけだよ!
俺:だから俺はてっきり、俺に告白するために一人で部屋に来たのかと思ったぞ
妹:誰がするか!
俺:冗談だ。しかしな
妹:なによ
俺:ちょっと見直した
妹:何が
俺:いや、おまえは俺が思っていたよりも賢かったらしい
妹:へ?
俺:あの暗号を見事に解いたからな
妹:暗号じゃないでしょ!
俺:いや、暗号だったんだ。俺が最初に部屋に行ったとき9時25分だったな
妹:そうだね
俺:そしてお前は約20分後の9時44分にこの部屋に現れた
妹:だね
俺:見事に暗号が解かれている
妹:どこがよ!
俺:「ぜったぃ後で「キ」てね☆ミ」の「キ」が十と十が組み合わさっている
妹:だね
俺:後の十+十で20分後って、わかりにくかったと思ったが、見事だった。参った
妹:偶然だよ。手紙見つけるのに時間かかっただけだもん
俺:神懸かり的な幸運が味方しているな。素晴らしい
妹:よくわかんないよ
俺:そういうところで、わざわざとぼけて、謙遜してるっていうのも示さないってのもな
妹:うん?
俺:普通は出来る事じゃない。人として良い成長をしている証拠だ
妹:そうなの?
俺:ああ、そういうもんだ。それにな
妹:うん
俺:あんな訳のわからない手紙だ。まずそれを怒るであろうはずなんだ、本来
妹:わけわからなすぎ
俺:ああ、そういう感想が正しいが、普通怒る所を、今のかおりはどうだ
妹:どうって?
俺:怒るどころか、落ち着いて座って俺と会話をしようという体勢だ
妹:それがどうしたの?
俺:怒りに身を任せては何も解決しない。しかし普通、怒るところなんだ、これは
妹:怒ってたよ
俺:それだ!
妹:どれよ!
俺:怒ってた。過去形なんだ。もうそれはいいっていう事だ
妹:う、うん
俺:まず話し合おうとするその態度は、平和的だな
妹:そうだね
俺:平和的で落ち着きがあるというのは、褒められて当然だ
妹:っていうか、なんていうか
俺:いや、謙遜はするな。俺は素のままのおまえを評価しているんだ
妹:う、うん
俺:ただの素直というものではなく、意見すべきは意見し、引くときは1歩引ける
  その態度は人としてとても重要な物だと俺は思う
妹:難しいよ
俺:今までの俺は、おまえという人間を非常に低く評価していた。これからは認識を改める
妹:は?
俺:素晴らしい妹を持てた事を誇ろう
妹:えええ!?
俺:どうした
妹:おにいちゃん、どうしちゃったの?
俺:何かおかしくみえるか?
妹:変でしょ!
俺:どこもおかしくないから心配するな
妹:いや、おかしい
俺:そこまで言うならおかしいのかもしれないな
妹:変だよ!
俺:熱でもあるんだろうか
妹:寝ちゃえば?
俺:ああ、そうし・・・枕がない
妹:え
(妹、俺のベッドの方を見る)
妹:ないね。洗濯したのかな
俺:いやそれはない。お前が来る直前まで横になってた
妹:布団の中にも・・・ないね
俺:まさかルパン・・・
妹:それはもっとないから
俺:しかし枕がないのは困った
妹:適当なものを枕にしちゃえば?
俺:ああ、それもいいな
妹:本にタオルまくとか
俺:頭が痛くなりそうだな、それ
妹:だね。どうしよう
俺:あ
妹:ん?
俺:頼みがある
妹:なに?
俺:俺が寝るまででいいんだが、
妹:うん
俺:膝枕してくれないか?
妹:はぁ!?
俺:いや、無理にとは言わない。すまん、忘れてくれ
妹:うん。でも枕ないの困るね
俺:あ・・・
妹:今度はなに
俺:あ、いやなに。お前に命令できる権利が1回あったはずだが
妹:・・・覚えてたんだ
俺:もちろんだ。いやしかし、こんなのを命令は出来ないからな
妹:むー・・・いいよ、権利使うなら。寝るまででいいんでしょ?
俺:いや、お前に申し訳ない。別の事で使う
妹:もっと面倒な事言われそうでやだ。今使っちゃおう
俺:信用ないな
妹:ない
俺:ああそうかい。じゃあ遠慮なく権利使うぞ
妹:はいよ。でも膝枕って、私、座ってるだけ?
俺:そうだな。まぁ俺もそのまま寝るから、ベッドの上だな
妹:暇だね
俺:まぁ命令出来る権利と引き替えなんだから我慢しろ。それに
妹:うん
俺:手の届く範囲に適当にマンガとかあるし
妹:そだね

−続く−
俺:枕は起きてから探す事にするかな
妹:明日には見つけてよね
俺:ああ。命令権はもうないからな
妹:うんうん
俺:ああ、そうだ
妹:ん?
俺:ぬいぐるみ
妹:あ!
俺:欲しいだろ?
妹:うんうん!
(俺、立ち上がって机の上のぬいぐるみを取る)
俺:よし
(それを妹に差し出す振りをして、上に高く上げる)
俺:はいあげた
妹:おい!
俺:取れたら本当にやる。苦労して手に入れる方が喜びは大きいぞ
妹:むっかー!
(何とか取ろうといろいろやってくる)
(俺、ぬいぐるみを左手に持ち、俺にしがみついてる妹2の頭を右手でなでる)
俺:冗談だ。ほら
(ぬいぐるみを渡す)
妹:まったくもう
俺:ここまで派手な冗談をやるからにはな
妹:うん
俺:本当はしおりにあげようと思っていたもう1個を・・・
(引出からもう1つのぬいぐるみを出す)
俺:おまえに上げてしまおう
妹:まじ!?
俺:ああ。ただな
妹:うん
俺:俺が寝付いて、膝枕やめて部屋に帰るまでは、この部屋においとけよ
妹:はいはい。それでいい。両方くれるんだよね?
俺:ああ。2個ともおまえのものでいいぞ
妹:約束だよ!じゃあ、膝枕やるから、さっさと寝なよ
俺:ああ、約束は守る。そうだな、寝るか
(妹、ベッドに乗っかり正座してる)
俺:いや、正座じゃ辛いぞ。足崩さなきゃ
妹:そうなんだ
俺:ああ。人間の頭ってのはかなり重いんだ、実は
妹:おにいちゃんのは軽そうだけどね
俺:最重量級に属するはずなんだがな
妹:石が詰まってるんだね
俺:ああ、なるほど。単なる石頭だったのか。頭突きされたいか?
妹:頭割れそうだからやだ
俺:賢明な判断だ
(妹が足を崩したのを確認して頭を乗っける)
俺:んじゃあおやすみ
妹:おやすみ

(10分程度経過した頃、妹が足をもぞもぞ動かし出す)
(しびれてきたらしい)
俺:痛いか
妹:ちょっとね
(俺、妹の右手を触る)
俺:冷えてるな・・・このまま風邪を引いてもつまらないな
妹:大丈夫だよ
俺:いや、そういうわけにもいかない
(俺の体温で微妙に暖まった布団の中に妹の手を引っ張り込む)
俺:少し暖かくしよう
妹:うわ、なんか変なの!!
俺:何が変なんだ
妹:わかんないけど、なんかおかしいよ
俺:そんなもんか?
妹:うん
俺:ふむ。まぁいい
(俺、起きあがってベッドから降りる)
妹:ん?
(妹の両足を掴んで、布団の中に引っ張り込む)
妹:あぅわ
俺:いいからいいから。少し体を温めてから部屋に帰れ
妹:なんで?
俺:暖房きってきたろ。寒いぞ
妹:あ、そっか。そうだね
(数分、布団の中で暖まっている妹)
(俺はわざと少し震えてみる)
俺:(小声で)さむ
妹:あ、うん。じゃあ私部屋に帰るよ
俺:ちょっとまて
妹:んあ?
俺:約束が違うぞ?
妹:ふぇ?
俺:俺が寝付くまで枕の変わりになってくれる約束だろ
妹:あ、そっか。
俺:でもあれだな。結局また冷える事になるんだな
妹:そうだね。だから中止しようよ
俺:いや、別に中止しなくても大丈夫
妹:ん?
俺:枕の変わりになってくれる訳だろ?
妹:うん
俺:世の中には抱き枕ってのもあるから
妹:うわ!!本気!?
俺:別に本気で抱きついたりしないさ。そんな趣味はない
妹:うん
俺:俺が寝付くまで一緒に寝るか。それが枕の変わりだ
妹:ええええええ!
俺:うるさい。時間を考えろ
妹:だって
俺:約束を守らないのはどうなんだ?
妹:う
俺:2つとも上げる約束、俺は守るぞ
妹:わかった!もういいよ!寝付くまでだからね!
俺:ああ、それでいい。それで十分レポートになる
妹:わけわかんないよ
俺:気にするな
妹:気になるってば
俺:じゃあ気にしろ
妹:気にしたってわかんないんじゃどうしようもないでしょ
俺:気にしてもしなくてもわからないなら、気にしない方が得じゃないか?
妹:・・・そうだね
俺:とにかく寝るぞ
(妹を壁側に寝かせ、自分もベッドに入る)
妹:へんなきぶーん
俺:奇遇だな。俺もだ
妹:じゃあやめようよ
俺:約束は守るべきだろ?
妹:・・・そうだね
俺:そうでもないがな
妹:え?
俺:なんでもない、気にするな。おやすみ
妹:おやすみ
(消灯)

<約30分後>
俺が抱き枕になっているというか、サンドバッグにされてるというか
なんともよく分からない攻撃が開始される
というか、凄い勢いでよく寝ている
少々動いても起きない感じだったので、枕を取り出し、2時30分まで本気で寝る事にする
2時30分くらいから、追加実験の為の準備を開始する予定である

<午前2時頃>
妹のヘッドバッドにより起床。但し俺だけ
誰が石頭だ、誰が。頭割れたかと思ったじゃないか
ちょっと腹が立ったがぐっと我慢して、予定を早めて、
妹2の部屋に行き、妹2のベッドで横になり、暖めておく
<午前3時頃>
程良く暖まった所で、俺の部屋に戻り、完全に爆睡している妹を
起こさないように妹2の部屋に運び、あらかじめ暖めて置いたベッドに寝かせる
布団が冷たいままだと、この段階で起きてしまう恐れがあった
妹が俺の部屋に持ってきた手紙を処分し、別の同内容の手紙を用意して
最初の手紙を置いた位置と同じ位置に置く
ぬいぐるみは、1つを机の上に、もう1つを引出にしまう

<午前5時頃>
レポートの方向性の事を聞くのを忘れた事を思い出し、慌ててPCを付け、
長短どっちでいくかの伺いを立てつつ、書ける所までのレポートを書き上げる

<午前6時頃>
何事もなかったかのように、ベッドに潜り込み寝る

<午前8時30頃>起床

<午前9時頃、俺の部屋のドアがノックされる>
妹:おにいちゃん、起きてる?
俺:ん?起きてるが、何奴!?
妹:え?どうしたの?
俺:いや・・・合い言葉を言え
妹:え?あ、おにいちゃん犬好き
(俺、ドアを開ける)
俺:ずいぶん遅かったが、ちゃんと「犬」と言ったのは凄いな
妹:だって、昨日ネタ晴らししてたじゃん。遅かったって、どういうこと?
俺:手紙を見つけなかったのが今朝だったのか?それとも見つけてたが無視してたのか?
妹:え?え?わけわかんないよ?
俺:何がだ
妹:だって、私、自分の部屋で寝てたよ?
俺:ああ、そうだな。当然じゃないのか?
妹:う、うん、当然なんだけど、何で私、自分の部屋で寝てるの?
俺:俺に聞かれても知るか。自分の部屋だからだろう?
妹:そうじゃなくて、私、昨日おにいちゃんと寝たよね?
俺:何の話だそれは
妹:え?え?え?
俺:まぁ廊下は寒いから入ってこい。話はそれからだ
妹:あ、うん
(妹、小さなテーブルの前に座る。俺はPCデスクの椅子)
俺:で、なんだ
妹:あ、うんとね、あれ?
俺:なんだ?
妹:私、おにいちゃんと寝たよね?
俺:俺はしらんぞ
妹:なんで?
俺:何でって聞かれても知らないものは知らない
妹:1個命令できる権利を使って、膝枕を・・・
俺:何で膝枕なんかしてもらわにゃいかんのだ
妹:だって、おにいちゃん、枕がないって
俺:あるぞ?
(二人で、ベッドの方を見る)
妹:あれぇ?
俺:いったいなんだ。どんな夢を見たんだおまえは
妹:夢だったのかなー・・・
俺:俺と寝る夢とか見たのか
妹:うん。でも夢じゃなかったよ?
俺:正夢になるって事かそれは。でもまぁわからないでもない
妹:何が?
俺:お互いが写真を自室に飾るほどの兄妹愛で結ばれているからな
妹:うるせぇ!そんなことを無理矢理させるから変な夢見るんだ!
俺:夢を諦めるな。夢に向かって全力で突き進め
妹:意味ちがう!でも変だよなー
俺:何が?
妹:この手紙さ、昨日私の部屋に置いていったよね?
俺:そうだな
妹:しばらくして発見して、ぬいぐるみ貰いにいったはずなんだよ
俺:ほう。でも俺の部屋にあるぞ、まだ
妹:で、実は2個あって、両方ともくれる事になったんだよね
俺:・・・なんで2個あるって知ってる。俺は1個しか見せてないはずだ
妹:もう1個、そこの引出の中でしょ?
俺:おまえ、超能力者か!?そこまで夢で見たのか。凄すぎないか、それ
妹:う、うん。うわ、こわ!
俺:びっくりだな
妹:ここまで夢と同じだとおっかないよ!
俺:そうだな。でもまぁ2個あるのがばれてるんだったら
妹:1個お姉ちゃんにあげるんでしょ?
俺:いや、びっくりしたからお前にやろう
妹:まじ!?
俺:ああ。くれてやるから
妹:うん
俺:とりあえず朝食を食いたい
妹:あ、そだね。お腹空いた
(引出からもう1個ぬいぐるみを出す)
俺:ほれ、下に降りる前に部屋に置いてこい
妹:おう!さんきゅ!

<朝食後、俺の部屋にて>
妹:PS2もってくね
俺:夢のことはもう落ち着いたか?
妹:ん?うん。ちょっとリアルすぎて怖かったけど、大丈夫だよ
俺:そこまで凄まじい夢なんて見れるものじゃないからな
妹:だね
俺:見れるものじゃないから、実は見てない
妹:は?
俺:全部実際にあったことだよ
妹:え!?
俺:途中で俺がお前の部屋に運んだんだ
妹:なんでそういうことするのよ!
俺:朝まで一緒に寝てたかったのか?
妹:え。いや、そうじゃないけど!
俺:お前は俺の事を嫌ってるようだからな
妹:そんなことばっかりするからでしょ!
俺:だから、俺と一緒に目覚めたくないだろうと思って、部屋に運んでやったんだ
妹:それはありがと!じゃなくてばか!・・・もう
俺:どうした?
妹:どこにどう怒ればいいのかわかんないじゃない!
俺:そんなお前が可愛いよ
妹:まだいうかぁぁぁぁぁ!
俺:うるさい、騒ぐな。PS2取りにきたんじゃないのか?
妹:そうだった
俺:ああ、そうだ。俺がやってたの終わったから
妹:ん?
俺:1週間くらいそっちにおいといていいぞ
妹:まじで!
俺:ああ
妹:うわぁありがと!
俺:壊すなよ
妹:うんうんうん、大事に使う!持っていくね!
俺:ああ 


長いという意見があったので、実験一個だけ張りました。
それでも長いけど。
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