戦後すぐに爺ちゃんは東京に出た。 地方以上に混沌とした熱気の中ですごすのは楽しかったけど、やっぱり疲れたらしい。 そんなある日、銀座の道端にいた占い師の前になんとなく座った。 占い師は爺ちゃんの顔を見るなり、「田舎に帰れ。一番にぎやかな街に出て、女物のボタンを拾わなくちゃいけない」と謎のお言葉を吐いた。 なんだそりゃと思ったらしいが、疲れてたのと親譲りの無鉄砲も手伝ってその日のうちに田舎に帰った。 女物のボタンはすぐに見つけたそうだ。 だけどカメオのような細工がしてあったのでボタンだと思わなかったらしい。 腹をすかして入ったお菓子屋で売れ残りの菓子パンをもらったお礼にボタンを渡す → お菓子屋に就職 → そこの常連の娘さんに店主が見せる → 私のです → なんやかんやでいまのばあちゃん きれいなボタンのブラウスは、よくよくきけばばあちゃんのお母さんの形見だという。 ながくなったけど、馴れ初めを聞いて感動した。 出典:2ch リンク:2ch.net |
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