社会科の先生 2 (教師との体験談) 11718回

2016/08/14 21:11┃登録者:XV(15)┃作者:XV(15)
続き。

先生にそう言われたが
私は抱き付いたまま無言。

とても長く感じた。

ただ "帰りたくない" とは言ったものの
そのあとは考えてなかった。
するとよし先生は

  "あんま連れまわしたくないんだよね。
   それに俺これ以上しちゃうと
   バレたら先生やってけないくなっちゃうよ。"

これ以上?
この時は考えていられなかった。
寂しい気持ちのまま家まで
送ってくれて私はずっと下を向いたままだった。
すると先生が思いっきり抱き締めて

  "そんな顔すんなって
   帰りにくいだろ〜笑え。"

笑えるかバカ。って思いながら
気持ち切り替えて、抱き返した。
ちょっとビックリした先生を
話して、偽りの笑顔で

  "じゃあね、よし先生"

と言って家に入った。
車のエンジン音がしたので
帰ったんだな〜と窓の外見ると
いなかった。
あっという間すぎて1日って短いんだな〜
と思いボーッとしていた。

そのときよし先生の "これ以上" って言葉がよぎって
考えたくなかった。まさかよし先生がそんな事
ってあーでもないこーでもないと言って
考えてもきりないからお風呂を済ませ
その日は眠りに入った。

翌朝 12時

バイトも補習もなにもない1日だったので
もう少し寝ようかと思ったが
ケータイをみるとよし先生からLINE来てた

  "おはよう。
   昨日は遅くまでごめんね
   疲れて寝ちゃってるかな?
   また今度会えたら会おうね
   楽しかったよ。ありがとう"

そんな文章みてニヤケてながら

  "おはよ〜平気だよ!
   私も楽しかったし
   いい思い出になった😊"

昨日の思い出が蘇る。
あぁ私先生とあんな事しちゃったんだ。
嬉しかった。
誰にも言えない秘密
2人だけの秘密

そこから2人の関係は止まることなく
続いていた。

夏休み中会ったのは1回、あの日だけ。
その間また誘ったが
予定が会わなくて会えなかった

夏休みも終わり始業式
全校生徒が集まる体育館
まだ暑かった

私はもともと体が弱い上に
貧血気味で入り口の方に立っていた
耐えきれなく外に出て空気を吸って
落ち着かせていた
そこに心配した担任の先生(女)と
仲良い愛理が来た。

外で休んでれば平気だったのに
保健室行こう?と言ってくるばかりで
大丈夫と言ったが聞かない。
そうすると後ろから

  "いいから黙って保健室行け"

振り向かなくても分かった
その声はよし先生

私は威圧と断れなく渋々行くことにした。
友達が着いてきてくれるのかとばかり思っていたが
そこにはよし先生。
嬉しい反面しつこいなとも思った。

私       "普通だったら担任くるはずなのに
          なんでよし先生なの"

よし先生  "なんだよ冷てーな
          だって、さよ先生(担任)みんなに
          話さなきゃいけないことあるから
          俺に任されたの
          着いて来るなみたいな言い方だな〜"

よくしゃべる人ねって思った。

私       "わかったわかった
          けど、私といるとこあんま
          見られちゃ先生も危ないんじゃない?"

よし先生  "そうなんだよな〜
          けどまぁ学校は学校だかんな
          浮かれてんじゃねーぞ"

私        "....ねぇ先生"

よし先生  "んー?どーした?"

私は歩いていたのを止めた
保健室に向かう途中の廊下
体育館からだいぶ離れた
誰もいない、2人きりだった
私は下を向いていた

よし先生  "どーしたよ?大丈夫か?"

私       "....き"

聞こえてないと思った
自分ですら聞こえないと思ってたのに

よし先生  "....こっちこい"

手を持ってかれた
強引だった
そして止まった。
昼間だっていうのに薄暗くて
覗き混まないと見えない場所だった

  はぁ...はぁ...はぁ     

走ったせいで2人とも息が上がってる

私        "先生、急に走ってどうしたn...."

奪われた。私が言い終わる前に

私        "...んッ...ねぇ先生...ダメだってば..."

よし先生   "そう言う割には離れないじゃん?
           だったらもっと抵抗しろよ"

完全にやられてた。
みたことないよし先生の一面
それは1人の男性だった
背中は壁、圧倒的に押されてた

強引なキスだった。
目を反らした

よし先生  "そーゆ顔もかわいいね
          襲いたくなるわ"

私       "からかわないで..."

よし先生  "じゃあもうしないよ?"

私       "...やだ..."

よし先生  "ほんとたまんねぇわ、お前のその顔"

私       "ねぇ先生"

顔を近付けた
そして今度は私からキスをした
先生と私の体は密着している

しちゃいけない行為
2人で会うのは許されたとしても
唇を重ねるのは許されない

いやらしい音が響き渡る
離れたと思ったら
それはゆっくりゆっくりと
下に下がる

私       "んッ...あっ....痛いよ先生..."

ほんと2、3分だろうか、いやもっと長く感じた。
よし先生が離れる。
キスマークだった。
なにも言わず先生は
私のおでこに軽くキスをしてから
手を引いて保健室に向かった。

着いてそこには保健室の先生(すえ先生)がいた
なにをビックリしているのか
いるのは当たり前だって分かっていたはずなのに
いたことに対してショックを受けた

よし先生  "○○がちょっと体調悪いから診てやってください"

私は椅子に座わり体温計を渡され
 38.2℃
熱はないと思っていた
でも原因はすぐに分かった
すえ先生に言われるがままに
ベットで休むことにした。

いつの間にか寝ていた
保健室に来た時間もあやふやだが
9時を過ぎていただろう
目が覚めて時計をみると11時だった

周りを見てもよし先生の姿はない
起き上がって探すと
そこにはすえ先生しかいなかった

すえ先生  "あー○○ちゃん起きたのね〜
          体調はどう?"

私       "大丈夫です。
          私いつの間にか寝てたの" 

すえ先生  "そうね〜疲れていたんじゃないかしら"

私       "...."

すえ先生  "○○ちゃんて彼氏いたんだ?"

私       "えっなんで?"

すえ先生  "だってそのキスマーク
         結構濃く付いてるわよ"

私       "...!!"

近くにあった鏡で確認した
ほんと濃く付いていた
これじゃバレちゃう
親にも友達にもどう説明しようか
考えていた。

すえ先生  "ファンデーションかパウダーで隠せるわよ"

とすえ先生の私物か
カバンから取り出して渡された
完璧にではないが隠すことは出来た
とりあえず一安心

私       "ありがとうございます。"

すえ先生  "いいえ〜
          次からは隠せる場所に
          しなさいね〜笑"

笑いながら言ってた。
私は保健室を出て、そのまま教室に向かうか
よし先生に顔出した方がいいのか
迷ったが昼休みでいいやと
まっすぐ教室向かった。

教室入ると授業中で
保健室にいましたと言って
席についた。前には幼馴染みの愛理が
とても心配に 大丈夫? と言ってくれた
一言で返し授業を聞いても
あの事が邪魔して集中出来なかった
そんな事考えてるうちに授業は終わり

昼休みになった。
1人で行きたい気もするけど
なんとなく怖くて愛理にも付いてきて貰い
職員室に行った

  "よし先生いますかー?"

担任の先生が反応し、
よし先生と一緒に私のとこにきた

よし先生  "おー大丈夫かー!"

担任     "熱あったって聞いたけど平気?"

愛理     "えっなに熱あったの!?"

私       "声デカイよ...
          熱あったけど平気です"

この時はなぜか 幸せだなぁ と思った。

伝えてそのあと校内の売店で
買ってから屋上で食べた。
喋っていると愛理が

   "ねぇその首どーしたん?"

ぶわっと汗が出た
忘れていた私は冷静に

私       "キスマーク"

愛理     "みりゃ分かるわ笑ふざけんな笑"

それ以上はなにも聞いてこなくて、
良かったけど聞いて欲しかったっていうのも
半々だった。

愛理とは幼馴染みで小さい頃から一緒にいる。
だからなにも触れてこない。
愛理には彼氏がいる。
最初は疑った、ありえないと思った
けど聞いているうちに

所詮、男と女。感情が生まれてもしょうがない。
そこのこともあり私は先生と関係を持つことは
しょうがないと思っていた。
そう愛理の彼氏は先生
よし先生と同期のあき先生

2人は同期とあり年も同じため仲がいい。
付き合ってるって聞いたのは6月
まだ聞かされたばっかだった。
最初は信じれなかった。

と同時に私もよし先生とも
あるんじゃないかときかっかけに
恋心が動き始めていたのだ。

いろいろ聞くと2年先のころから
付き合っていたそう。
よくバレないよな〜と思いながら
聞いていた、
この時点で私がよし先生を
好きだなんて愛理は知らない...はず
ましてやキスをしてこのキスマークが
よし先生が付けたものだと思っていないはず

言いたい気持ちはあるが言わなかった。

そうしていろいろありながらも
学校は終わり帰り道、
先に帰るね。と言って先に学校を出た
愛理がいた。
その向かいにはあき先生がいた
付き合っていると聞かされて
初めて2人でいるとこをみたわけじゃないが
よし先生とのことがあってあから
なぜか私がドキドキしていた。
周りを気にしないでいちゃついてる
下手すれば隠れてエッチしちゃうんじゃないか
って思うくらい激しくキスをしていた。

私は熱くなりながら興味津々で
少しの間2人見ていた

愛理     "んっ...ねぇあき?
         よし先生ってさ
         ○(私)の事好きでしょ?"

あき先生  "...お前勘鋭いな〜
          こわっ、んまぁそうだよ"

愛理     "○の首にキスマーク付いてた。
         体育館出る前は付いてなかったのに
         戻ってきて付いてたから
         もしかしたらな〜って笑"

あき先生  "はっ!?あいつまじかよ
         抑えろっつたのにな〜"

私はそれ以上聞けなかった逃げてしまった
どうしていいかわからなかった
嬉しいはずなのに喜べなかった。

30分電車に揺られながら
家に着いて鏡を見た。
見るたび蘇る
男らしいよし先生の顔
濃厚なキスだった。忘れない

ベットにうつ伏せで倒れ込んで
保健室行かなかった場合の妄想していたら
いつの間にか寝ていた

そして1日が終わった


出典:社会科の先生
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