これまでに290人が死亡したイタリア中部の地震の被災地で国葬が行われました。 犠牲者の中には、瓦礫の下で幼い妹を守り抜いて亡くなった9歳の少女もいました。 イタリア政府が「哀悼の日」とした27日、被災地では犠牲者の国葬が執り行われました。 ある会場では、司教が、瓦礫の下で生死が分かれた姉と妹について話をしました。 24日、ジュリア・リナルドちゃん(9)は、泊まりに行った祖父母の家で3歳の妹のジョルジアちゃんと並んで眠っていた時に地震が発生、2人は瓦礫の下敷きになりました。 救助隊員が2人を発見したのは、およそ15時間後。 姉のジュリアちゃんは、妹をかばうように抱きしめて息絶えていたのです。 妹のジョルジアちゃんは、姉が作った空間のおかげで呼吸が出来たとみられ、一命をとりとめて、病院で4歳の誕生日を迎えました。 一方、亡くなったジュリアちゃんの棺には、救助隊員からの手紙が添えられていました。 (全文日本語訳) こんにちは、お嬢さん。 僕は、がれきの牢獄の中から君を引っ張り出そうと手を貸しただけなんだ。 僕たちが来るのが遅くなったとしたら、ごめんね。 残念だけど、(来た時には)もう君は息をしなくなっていたんだ。 でも、天国にいる君には、僕たちが君をそこから引っ張り出そうとできる限りのことをしたのを知っていてほしい。 (被災地近くのイタリア中部)ラクイラの自宅に僕が戻ったら、空から僕を見ている天使がいるのを知るだろう。 夜には、君は光り輝く星になっているだろう。 じゃあね、ジュリア。 君は僕と知り合うことはなかったけれど、大好きだよ。 アンドレア (ハートマーク) 出典:本文はTBS、http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2856020.html リンク:手紙は毎日新聞、http://mainichi.jp/articles/20160829/k00/00m/030/038000c |
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