出展:http://story2.ichaos.me/index.cgi?mode=novel_index&id=chiba46&nvno=1&view=1#gsc.tab=0 高校の同窓会で集まったクラスメイトたち。 しかし、一人大事な仲間が欠けていた。 あの日失った君のことを、僕は忘れない。 (ここかな・・・?) 僕、橋本大介は少し道に迷いながらも、目的の店にたどり着いた。 路地裏にあった居酒屋の中からは、にぎやかな声が聞こえていた。 この店で今日は、高校の同窓会が開かれていた。 ガラガラ 店の扉を開けると、そこには当時のクラスメイトが大勢集まっていた。 「おう、久しぶり、遅かったな。」 声のする方を向くと、懐かしい顔が目に入ってきた。 「久しぶり優斗、ごめん、ちょっと道に迷っちゃって。」 声をかけてきたのは、幼馴染の白石優斗だった。 「まあ、とりあえずこっち来いよ。」 そう言って、優斗は自分の隣の空いた席を指さす。 「ああ。」 僕はその席に座り、店員にお酒を注文した。 優斗はすでにお酒を飲み始めていた。 「大介は就職決まったか?」 「まあ一応、優斗は?」 「まあ、俺も一応・・」 僕らは大学四年生。就職も何とか決まったころ、同窓会の連絡があった。 「皆、あの頃は楽しかったって言ってたよ。今はすごく大変だって。まあ、俺もそう思うけどな。」 「そうだな、僕も楽しかったよ。でも・・・」 僕は言葉に詰まる。 「今でも後悔してるんだ、僕があんなことしなければ、あいつはあんなことには・・。」 「・・まだ気にしてるのか、あのこと。あれはお前のせいじゃない。」 「そんなことない。あれは僕のせいだよ。僕のせいであいつは・・・。」 僕はあの日からずっと後悔し続けていた。 あの日、自分がしてしまったことを・・。 そのせいで君を失ったことを。 カオス・ストーリー2 http://story2.ichaos.me/ 出典:LaZoo リンク:http://lazoo.ichaos.me/ |
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