僕は中2の時に父を失った。父は重い病によりその一生に幕を降ろした。 とても優しく、博学で、まっすぐな自慢の父だった。 優しい母と優しい父。僕はとても暖かい家族に恵まれて、何不自由ない本当に幸せな日々を送っていた。 しかし父が亡くなったことをきっかけに、僕の人生は地獄に向かって歩みだすこととなる。 全ては隣の部屋に住む鷹雄いう野蛮で最悪なおっさんの手によって・・・・ 僕の母は息子の自分が言うのも何だが、普通に美人な女性だった。女優の菅野美穂にかなり似ていると思う。しっかり者で優しい母。 父が亡くなってからも、僕を励まし、僕に生きる希望を与えてくれる自慢の母だった。 母と一緒ならこの先、どんな困難があっても乗り越えていけると思ってた...... 二人でなら・・・・・ 鷹雄さえいなければ・・ 鷹雄は絵に描いたような野蛮人だった スキンヘッドで筋肉質、気性も荒く、女好きなおっさん。最低な人間だ。 僕が小さい時は奥さんもいたと思うが、いつの間にかいなくなっていたので別れたのだろう。 そりゃそうだ。 僕はあいつが色んな女をとっかえひっかえ家に連れ込んでいたのを知っている。 僕の両親は共働きだった為、昔は小学校から帰ると基本的に一人で留守番をしていた。 特に雨の日は憂鬱だった。必ず女の喘ぎ声が壁の向こうから聞こえてくるからだ。 土木関係の仕事だったからか雨の日は仕事が休みだったのだろう。 女の激しい嬌声を嫌と言うほど聞かされた。 小学校高学年にもなると性に対する知識もそれなりにはついてくる。 壁の向こうで何が行われているのかもある程度理解はしており 初めのうちは興奮したりもした。しかし、いつの日かうるさいとしか感じなくなり 雨の日が本当に嫌いになっていた。 また、日常面でも鷹雄は常識のない行動が目立つ為、僕の両親も鷹雄のことは嫌悪していたし 僕にもあいつになるべく近づかないようと言われていた。 鷹雄はマンションの人目の付く所で女と普通に深いキスをしたり、 僕は実際見たことはないが、深夜に敷地内で青姦しているところを違う住民に見られて問題になったり、もうめちゃくちゃだった。 ただ、父が亡くなるまでは僕たちに実害という実害はなかった為、何とか我慢をしていた。 しかし父が亡くなってからというもの 鷹雄はしきりに母を口説くようになった。 「同じ独り身同士お付き合いしましょうや」や「後悔させねぇから一回お試しでやらせてくれよ」等 卑猥な言葉を鷹雄は母に浴びせるようになった。 当然母は無視だが 鷹雄の行為は日々エスカレートし ついには夜中うちに聞こえるように色んな女とSEXし 女の嬌声が部屋に響き渡る中、母の名前を叫び 「奥さんもどうよ」等 壁の向こうから毎晩母にしゃべりかけてくるるようになった。 さすがに我慢できるものではない。僕たちは引っ越しを決意した。 父との思い出の地を離れることは本当につらいことだが、しかたなかった。 しかし引っ越しを控えたある日、僕は人生を変える本当に大きな失敗を犯してしまった。 鷹雄と口論になり頭が真っ白になり。 気づいたときにはマンションの他の住民に羽交い絞めにされていた。 鷹雄の「お前の母さんは時期に俺の妻にすっからよ。お前はいらないけどな 笑」 という声が僕の耳に届いた瞬間、僕は持っていた傘で無意識に鷹雄をタコ殴りにしていた。 結果的には鷹雄は体が丈夫だったこともあり、軽い骨折程度ですんだが これがやはり大きな問題となった。 この件をネタに、当然鷹雄は母を揺するようになった。 問題にしたくなければわかるだろと・・・ 僕は問題になってもいい、警察につかまってもいいからと母を止めた。 鷹雄の言うことを聞かないでくれと。 しかし、母は僕のために責任をとった・・・・・ 引っ越しはなくなった。 そして、ある時から毎晩・・・ あんなにも愛した父ではなく、 あんなにも嫌悪していた鷹雄の身体によってひねり出される、 母の艶めかしい女の嬌声が、激しい女の嬌声が、壁の向こうの部屋から聞こえるてくるようになってしまった・・・・ こうして僕の地獄は始まったのだ・・・ 続く 出典:p リンク:p |
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