新入部員をモデルにヌードデッサン(処女喪失) (オリジナルフィクション) 27400回

2018/03/24 17:24┃登録者:名無権兵衛◆RXcNtpf.┃作者:名無権兵衛
 デッサン部 新部長あいさつ (初体験談) 2017/06/14 名無権兵衛
      を修正して題名を変えました。

・・・御指摘があった点など修正、加筆しました。
・・・馬鹿みたいでくだらない作り話です。
・・・長文のフィクションです。
   修正前の3倍以上になってしまいました。


こんにちは。
今年度、先輩から引き継ぎ、
3年生の私が部長になりました。
楽しく活動できるように1年間頑張りますのでよろしくお願いします。
 (拍手)

では、早速、本年度初めのデッサン会を始めます。
モデルは1年の女子にやってもらいます。
ヌードデッサンです。

新入部員にはモデルの説明はしていませんでしたね。
まずは始めて、やりながらわかってもらうのがこの部のやり方です。
最初のモデルは、部長が決めます。
すぐに始めましょう。

でも、ちょっと待ってね。
私が1年生のときは、こんな感じで始まりましたが、
今年は、モデルをやってもらう前に、
皆さんに私の2年前の体験を聞いてもらいたいと思います。
その時いた人は見ていて印象に残っているでしょうが、
私からこれについて話をするのは初めてでしたね。
2年生は何のことかわからないですね。
去年はわけのわからないまま始まってしまいましたね。

1年生はこれからモデルになってもらいますので、
よく聞いていてくださいね。
でも、これはここだけの話ですよ。

その前に、この部の活動についてお話します。
こういう学校だから、みんないろいろな創作活動をしています。
それぞれ専攻も違ってやっていることは様々ですが、
この部では、専門の枠を超えて集まり、
放課後に自主的なデッサンの勉強をしています。
週2回、ここ、部室兼アトリエに集まり、人物デッサンをしています。
ほとんどはデッサンの基本の裸体画です。

着衣の絵でも、
中の体がどうなっているのかわからなければうまく描けません。

体の中がどうなっているのかという、解剖学の知識も欠かせません。
「人体解剖マニュアル」というイギリスのテレビ番組があって、
遺体の公開解剖で体のつくりを見せていました。
そこに、
性器のまわりを除毛した全裸の女性と男性のモデルが登場しました。
モデルの体には睾丸からの精子の通り道、
膣、子宮、卵巣が書いてありました。
解剖した遺体と並べて、
精子と卵子の出会いから出産までの解説がありました。

別の回では、
公開解剖して皮膚をはがされて筋肉がむき出しになった遺体と、
体に骨や筋肉を描かれた全裸の男性が並んで、
動きの仕組みの解説がありました。
日本語版の監修が美術解剖学の先生でした。

体のつくりについて勉強するために、
工学部でもヌードデッサンの授業があるところがあるようです。

デッサンにはモデルが必要ですが、
ここでは基本的には、部員でまかなっています。

毎年、モデルは1年生の女子が交代でやってきたそうです。
私が入学した年も、1年生がやりました。

授業でもまだヌードはやっていないでしょうし、
わからないことばかりでしょうが、
まずは脱ぐことから始めてもらっています。
モデルデッサンは、私の話の後、早速1回目を始めます。

私たちの先輩たちも1年生のときにはモデルをやった
と聞いていましたが、
具体的な体験談とかは全然聞かせてもらっていませんでした。
その後も「やったよ」以上のことは教えてもらっていません。
去年も私たちの体験は1年生にはほとんど話していませんでしたね。

でも、今年は、始める前に私の体験を聞いてくださいね。
 (拍手)

入部して、最初のデッサンのときのことです。
この日のモデルは部長の指名で1年生の私になりました。

モデルはみんなの前で、1枚ずつゆっくり脱いでいきます。

処女だった私は、人前で自分の裸を曝すのは、初めてのことでした。
台の上に立つと、動悸が激しくなり、全身の血液が逆流するようでした。
部員皆が見ている前で、ブラウスを脱ぎ、スカートを下ろして、
ブラとショーツになりました。
女子だけならまだしも、男子部員たちにも下着姿を見られています。
顔がほてってくるのを感じました
ブラを外し、最後の1枚をゆっくりと下ろしました。
ショーツが足元に落ちると、恥ずかしさは頂点に達しました。
言われた通り、両手を後ろに組んでまっすぐ立ちました。
みんなの視線を痛いほど感じました。

脱いだ服は、先輩が片付けてくれました。
「近くにあると気になって集中できないから、
  終わるまで預かっておくね」
と言われました。

両膝を組んで座るポーズ、
ベッドの上で頭の上で手を組んで仰向けになったポーズと続きました。
すっぽんぽんになってしまえば恥ずかしさのピークは過ぎ、
熱い視線が快く感じられるようになってきました。

ここで休憩になりました。
美術モデルというのは同じ姿勢をとり続けるので、
とっても体力を使うものだと実感しました。
これで終わったと思ったら、まだこれからが本番だとのこと。
疲れがどっと出て、ベッドに倒れ込んでしまいました。
服はみんな片付けられていて羽織るものもないので、剥き出しのままで。

再開後のはじめに指示されのは、
後ろを向いて両手と両膝を下につける姿勢でした。
脚を閉じていると、もっと開き頭を下げるように言われました。
その部分が、皆の前に完全に見える格好になりました。
大切な部分をじっくり見て細かく描くようにとの指示がありました。
普通なら、あり得ないところへの視線の集中を感じて、
興奮して濡れてきました。

ここまではよかったのです。
最初の恥ずかしさはありましたが、それを超えてしまえば、
見られることも心地よく、楽しいものだなと思い始めていました。

そのポーズが終わると、
次に男女ペアでやるのでそのままでいるように言われました。
すると、部長である男子の先輩が服を脱ぎ始めました。
下着をとると先輩のそれは既に天井を向いて大きくなっていました。

今度は、両手両膝を下についた女性の後ろから、
男性が腰を女性のお尻に密着させるポーズです。
先輩の大きくなったものが私の大事なところに押し付けられました。
皆がデッサンをしている間、
私たちは、その状態のままじっとしていました。

次は、仰向けになった女性がひざを曲げて股を開き、
男性が女性の両脚を抱え覆いかぶさり、
2人の体全体を密着させるものでした。
その経験がない私でも、何をする姿勢なのかはわかりました。

恥ずかしい格好で、両脚を大きく拡げました。
皆の目の前に全てがさらけ出されました。

芸術のためだからと、納得させられ、
耐え切れないほどの恥ずかしさを必死に抑えていました。

そして、大股開きの私の両脚を持ち上げ、覆いかぶさってきました。
私と先輩の上半身はぴったりと密着し、
呼吸や心臓の鼓動まではっきりと聞こえました。

下半身では、私のそこに先輩の熱く大きくなったものが押し付けられ、
私と先輩の毛が絡み合っていました。
時折、それが脈打つ感覚が伝わってきました。

恋人でもない人と肌を合わせるのは抵抗がありましたが、
芸術のためという気持ちで、それもかろうじて我慢していました。
でもこのあと、衝撃的な展開になってしまいました。

みんなが2人が重なったポーズをデッサンしていましたが、
しばらくすると、近くでデッサンしていた先輩が、
「不自然だから、中に入れよう」と言いだしました。

突然のことに、一瞬、呆然としましたが、
即座に、「わたしはまだ処女なので困ります」と断りました。
そして、大股開きにしていた脚を急いで強く閉じ、
手で大事なところをおさえました。

しかし、先輩たちが
「芸術のためだから」
「きれいに描いてあげるから」
「お願いだから協力して」
などと口々に言ってきて、土下座までされてしまい、
断れない状況に追い込まれていきました。
でも、私は首を縦には振らず、抵抗していました。
といって、逃げることもできず、動くこともできず、
だんだん体の力が抜けていきました。

最後は仰向けのまま目を閉じました。
皆が見ている前で、先輩は私の両膝を持って大きく開いていきました。
そして両方の太腿をしっかりと押さえ、
コンドームをつけたそれを私のにあてがいました。
一生の伴侶に選んだ相手と、と決心していたのに、
心の準備もなく、
硬く太く大きなものが私の小さな割れ目に入ると思うと、
恐怖でいっぱいになりました。

先輩はゆっくりと押し込んできました。
その様子を、皆が息を呑むように見ていました。
徐々に私の中に食い込んできて、
人生で初めての感覚をかみしめていました。
強引に体の中にめり込んでくるような感じでした。
裂けるような痛みが襲ってきました。
しかし、先輩は私の両肩を押さえて、さらに深く突き入れました。
そしてついに私の奥まで届きました。
私は痛みに声を上げました。
先輩の太いそれが根元まで食い込みました。

私は、捧げる相手は一生を共にする人と決めていたのに、
こんな形で失ってしまったんだ、と悲しくなりました。
芸術のためだと自分に思い込ませようとしたけど、
涙がどんどん出てきました。
動くことができないので涙をぬぐうこともできません。

そして、皆がデッサンを始めると、
2人はそのまま、じっと動かずにいました。

私は目を閉じたまま、
奥に感じる異物感やしだいに強くなってくる痛みと同時に、
体の中でそれからの鼓動を感じていました。
みんな声も出さず、静まり返って、
鉛筆と紙のすれる音だけ聞こえてきます。
これまでのポーズと違い、時間をたっぷりとられました。
激しい痛みと恥ずかしさに、必死に耐えていました。

デッサンが終わると、先輩はゆっくりと引き抜き始めました。
長い苦痛が終わると思うと体中の力が抜けていきました。

ところが、抜けでる直前、
先輩は再びそれを私の中に突き入れてきました。
私は、「やめて」と声をあげましたが、逃げる間もなく、
先輩のそれは私の中でゆっくりと往復を始めました。
後ろから見ると、その様子が皆から丸見えだったはずです。

さらに激しくなった強い痛みに意識が薄れていきました。
気絶する寸前、先輩が唇を重ねて舌を入れてきました。

気がつくと、倒れている私の周りで、
みんなが心配そうにのぞきこんでいました。
体の奥に痛みとしびれが残っていました。
手をふれるとぬるっとして、手に血がついていました。

私の初モデルの体験は以上です。
 (静かな拍手)

このあと、みんな優しく接してくれましたが、
男性と結ばれる機会はまだありません。

それでは今年度初めての、モデルデッサンを始めましょう。
みなさん、心と道具の準備はできていますか。
最初のモデルは部長の私が指名します。

1年生のみなさん、顔色がよくないですね。

さて、
モデルに対するわいせつな行為など許されることではありません。

この日のことは、卒業した先輩達が考えたことです。
これまで誰もやったことがないようなデッサン会にしよう
との試みだそうです。
授業でモデルデッサンが始まる前の1年生にモデルをさせたら、
よくわからないまま協力するかもしれないと、
新入生を物色していました。
芸術のため、と言えば説得できそうで、
押しに弱そうな私に白羽の矢が立ったとのこと。

何日か前に、最初のモデルに指名するから、
芸術のため快く引き受けてね、
との話はありました。
他の1年生にもやってもらうけど、
1回目が終わってから話すということでした。
それで、まっ裸になることは覚悟して当日をむかえたので、
モデルに指名されてもはっきり返事をして、
初めて聞いたけど平気だよ、という顔をしてすぐに立ったので、
何も聞いていない他の1年生はびっくりしていました。
でも、あんなことになるとは思いもよりませんでした。
もちろん、そうとわかっていたら、脱ぐわけがありません。

その時の思いつきのような、先輩たちのボーズ指示や説得の言葉など、
台本と役割分担ができていたのです。
それを書いた紙は記念にもらっておきました。

実行してから、さすがに怖くなったのか、
先輩たちはこの後ずっと、私にやさしくしてくれました。
そして、いろいろな要望も聞いてくれました。

もちろん、いくらこの部でも、
後にも先にも、こんなことはこの時かぎりのことでした。

芸術のために大切なものを捧げた、私だけの貴重な体験ですから、
もう誰にもさせません。
私がモデルのデッサンが終わった後、
皆さんの作品を見させてもらいました。
どれも真剣に描いていただいた、
想像だけではできないとってもリアルなものばかりで、感動しました。
素晴らしい作品に、恥ずかしさは吹き飛んでしまいました。
デッサンはその場で1枚残らず全部、私が頂戴いたしました。
今は発表できそうもないので、
いつか自由に鑑賞できる日が来るまで大切にしまっておきます。
部員限定ならいつでもお見せしますよ。もちろん口外しない条件で。
見たいですか。
 (拍手)

告訴するのは保留にしているので事件にはなっていません。
被害届も出していません。
もっとも、この場合、親告罪にはなりません。
刑法改正で、強姦罪は強制性交等罪になって告訴の必要がなくなって、
刑も5年以上の懲役となりました。時効は15年。

外に知れたら大騒ぎになってしまいます。
抵抗をやめただけでは同意したことにはなりません。
仮に私が感じたとしても、それでいいことになるわけではない。
私は被害者だけれど、事件になって、一番困るのは私です。
実名や学校名付きで、私を描いた作品が拡散されてはかないません。

このことは、絶対秘密にしてくださいね。
部の中でもメールや電話で話題にしたらだめですよ。
メールや通話は全部、特定秘密として保存されていて、
共謀罪の疑いがかかったら、
過去のメールや通話まで検索されてしまいます。
用心してくださいね。
計画に加担したとみなされて、実行しなくても罪に問われかねませんから。
警察では、SNS情報をAIに読み込ませて犯罪予測を始めたようですよ。
秘密は守れますね。
 (拍手)

今日の話が盗聴されていて、文章になってどこかに投稿されてしまう、
なんてことは考えられないことではありません。
窓ガラスの振動から、部屋の中の会話が録音できるそうだから。
万一、どこかで話題が出たら、ネットでの創作でしょ、
とでも言って、相手にしないでください。

私の初回のモデル体験は悲惨な結果に終わりましたが、
これは1回だけのことです。

次からは、1回目のデッサン会がなかったかのように、
穏やかなものになりました。
何も身につけずに、みんなの注目を集めているのはなかなかの快感です。
ポーズも女性の陰部が丸見えのはやりません。男女ペアもありません。
男性モデルがその後なかったのは残念なことでした。

交代でモデルをやるのも、仲間の体を描くのも、
とても楽しくなりました。
自分の体を表現したアート作品の
出来上がっていく様子を見るのはいいものです。
初回が衝撃的だったので、
他の1年生も、服を脱ぐぐらいでは、抵抗はなくなったようです。
そうでしたよね。
 (3年女子の拍手)
 
モデルと描く人が仲良しですから、ポーズの注文とか気楽にできるし、
逆にモデルから絵への注文があったりして、
リラックスした雰囲気でできました。
緊張感に欠けたデッサン会だけれど、
授業ではないのだからそれもいいですよね。
 (上級生の拍手)

上級生の女子は全員経験者です。
もちろん初めは抵抗はあったけれど、みんな納得してやっていました。
本人の同意が絶対です。
嫌がる人を無理やり丸裸にさせたりはしません。
みなさん、楽しかったですよね。
 (上級生女子の拍手)

記録は残っていないので、
いつからこんなことになっているのか不明です。
私がモデルをやったときの先輩の女子は、
みんな自分もやったと言っていました。
その先輩が1年生の時の先輩たちも、
みんなそうしていたと聞いていたそうです。
ずっと続いていたという話が伝わっているだけで、始まりはわかりません。
絵には、モデルの名前や情報は書き残しません。
ほくろとかの、誰だかわかりかねないことは描かないことになっています。

私が入った年に入れ替わりで卒業したOGという人に会ったので、つい、
「先輩のとき、部員が脱いでモデルをやったりしていたんですか?」
って、聞いてしまいました。
「まさか、そんなことあるはずないでしょ。
 あなたたちはやっているの?」
と逆に聞かれたので、話題にしてはいけないんだなと気がついて、
「私たちもそんなことはしていません。噂を聞いたんだけど、
 ありえませんよね。」
と答えておきました。
このくらいしないと、秘密は守れませんね。
関係者だと思っても、話してはいけませんよ。
どこで誰が聞いているかわからないから。
いいですか。
 (拍手)

作品の展示会をすることもあります。
顔は描きませんが、体形をみて、
誰それに似ているね、なんていわれてしまうこともあります。
でも、実際にすっ裸になっていることは内緒です。
個人が特定できるような特徴を描き込んだりはしません。
着衣でモデルをやっていることにしています。
発表する絵はみんな真っ裸なので、
ヌード部だねとか、からかわれることもあるけれど、
みなさん、絵とモデルをほめてくれます。
部員がモデルでしょ、って聞かれることもあります。
「そうだよ」と答えると、
「まさかすっぽんぽんで、、、」って言われるけど、
「そんなわけないでしょ」というと、納得してくれます。

私の初体験を描いた絵だけは、作者と私が同意して発表しても、
問題になってしまいそうです。
入口にどんな内容の絵の展示があるか書いておけば、
見たくない人は会場に入ってこなければいいのだから、
だれにも迷惑をかけないですよね。
わいせつとかいうけれど、一番大事なのはモデルの人権でしょう。
写真でも絵でも動画でも、
モデルの権利や個人情報は守られなければなりません。
裸をさらされたモデルを逮捕だなんてとんでもないことです。
責任があるとしたら、その写真や動画を売った人ですよね。
 (拍手)

もっとも、場所と内容によっては、
展覧会をやること自体が不快感を持たれることもあります。
色んな人が出入りするデパートでの、
ふともも写真展の開催が批判されて中止になりました。

挿入の絵なんて、江戸時代は春画があったし、
裏ビデオとかビニール本とか、
いつの時代もいろいろあって、規制に隠れて出回っていた。
今もいろいろ出てきて、取り締まりとのいたちごっこですね。

性器や挿入そのものがわいせつ物だなんて変ですよね。
それなのに、
本物がそのまま表現してあるかどうかが、わいせつの基準だったりする。
小学校の教科書が、無修正のアダルトビデオみたいだ、
なんて言っている人がいます。
小学生にモザイクをかけた絵を見せてどうするのでしょうか。
私の大切なものと引き換えにできたこの芸術作品を役立ててほしいです。
未使用状態と、初使用中の様子が細かく書かれています。

性教育には、正しい情報を画像や動画で見せるのが大切でしょう。
いい加減なビデオばっかり粗製乱造するより、
大人にも子供にも役に立つような、保存版の動画ができるといいですね。
モデルの顔はいらないから、大事な部分は無修正でしっかり見せて欲しい。
いろいろな体位も、それでちゃんと入っているところの動画を入れて、
紹介されているといいですね。モザイクなしで。
本当の夫婦が顔を隠して、
普段やっている気持ちのいいことを、
いろいろやって見せるなんてのはどうでしょう。
 (拍手)

モデルが服を脱ぐときは、普通は更衣室か衝立の後ろで、
ガウンに着替えてみんなの前に出るものです。
デッサン前にストリップをさせるところなどありません。

男性のそれが大きくなるのは、
この時は、女の裸を見ていたのだから無理もないと思いました。
でも、本当は、そんなことはありません。
芸術の創作現場で、モデルさんをそんな目で見たりする人はいません。
真剣にデッサンに取り組んでいたら、
余計なことを考えている余裕はありません。
その時も、私の中に入ってきたものの印象が強かったけれど、
よく思い出してみれば、他の男子はそんなになってはいませんでした。
初めから入れるつもりだったから大きくなっていたのでしょう。

後で、私の体を熱心にデッサンしていた1年生の男子に聞いてみました。
「ヌードを描くのは初めてでしょ?私のからだを見て興奮しなかった?」
赤くなりながら答えてくれました。
「初めはわくわく、ドキドキしながら、
 見るのを楽しみにしていたけれど、
 ムクムクしてきたのは下着姿までで、
 全部脱いでしまったら、
 デッサン対象のモノにしか見えなくなって、萎えちゃった。」
だそうです。

授業では男性の美術モデルに来てもらってデッサンをしましたが、
若い女性に囲まれて剥き出しで見つめられても、
モデルさんが大事なところを大きくしたりはしていませんでした。

私はその後、何度も素っ裸でモデルをやりましたが、
変な人はいませんでした。
この部の、今いる先輩は大丈夫ですから、安心してください。
私が異様な視線を感じたのは、1回目だけでした。
あの時はみんなおかしくなっていたようです。

裸のモデルを部員、
つまり描く側が交代でというのは普通はありえません。
フィクションとしては面白いので、
そういう設定のアダルトビデオとか、
体験談や小説とかはたくさんあります。
ネットのQ&Aで架空としか思えない質問として
発言されたりはしています。
でも、現実の話としては、聞いたことがありません。
ネット情報でも信憑性のある話としては皆無です。
ヌードモデルの体験談をブログに書いている人はいるけれど、
普通に仕事としてやっている話です。
誰が考えても「あるわけがない」ですね。

プロのモデルを頼んでも、
モデル料は身内を使うリスクと比べたら、
バカバカしくなるくらい安いです。
部費を集めて払えばそれほどの負担ではありません。

でも、これまで、私の一件以外では、
この部では特に問題は起こっていません。
あの時だけが特別でした。
みんな最初は躊躇があるのはもちろんだけれど、
それ以上に嫌な思いをしたという話は聞いていません。
みんな口が堅いので、
部員が脱いでいることが噂になったりしたことはありません。
みんなこのシステムに納得してやっているから、
愚痴るような人もいません。
奇跡的かもしれませんが、
ここでのことは部外者にはまったく知られている様子はありません。
体験談を書いてしまうような人も誰もいません。
ネットの出ている体験談は、こことは一切関係ありません。
そうですよね。
 (上級生の拍手)

問題が起こるのは、サイコパスな人がいた場合ですね。
人の小さな欠点とか失敗を見つけては攻撃したりする。
本人に直接言うのではなく、他の人に話しかける形にして、
でも本人に聞こえるように侮蔑の言葉を言う。
追及されると、あなたのことではない等ととぼける。陰湿なやり方です。
裸になったときにそんな人にいられたら、
何をされるかわかったものではありません。
すぐに出入り禁止になってしまうでしょうけれど。
性犯罪を起こしたり、
セクハラなどの問題を起こすのもこういう人たちです。
体の個人情報を外に出されたりしてはかないません。
芸術も自分の損得でしか考えない人たちです。
ネットに秘密の写真をのせたり、
つまらないことで炎上させたりするのもこの人たちです。
いけない写真をスマホに保存していて懲戒免職になった人がいますが、
当然ですね。
25人に1人くらいいるらしいから、油断はできません。

考えていることは同じでも、
顔や行動に出さない隠れサイコパスもいるようです。
心の中は分かりませんから、
実害を出さなければ問題はないかもしれません。
本性を出したら怖いですから、予兆を見逃さないようにしたいものです。
裸を見せあうには、よほど用心していなければなりません。
ただ、人の裸を見ると本性を出してしまいやすいかもしれません。
そうすると、ヌードデッサンの場になどすぐにいられなくなりますから、
芸術家には少ないようです。

今の部員には、危ない人がいる気配はありません。
 (拍手)

それでも心配に思う人がいるなら、私たちも、部員がやるのはやめて、
普通に外から呼べば、安心してデッサンできます。
これだけ人数がいるので、一人あたりの金額はたいしたことはありません。
ただ、毎回モデルを呼ぶわけにはいきません。
ふだんは、着衣でお互いを描いて、
ヌードはポーズ写真集を使えばいいのです。
ヌード写真集もいろいろ買い揃えてあります。

毎回のデッサンでは部員がモデルをやっているけれど、
ときどきはプロのモデルを頼んでいます。
モデルもいないのに、ヌード作品がたくさんあるのは不自然だからね。

美術モデルは容姿は問われません。
だから、私にだってやる資格はある。お金をもらってやる気はないけれど。
 (笑)

それより、ポーズを決めたら、
そのまま一定時間動かずにいられる体力が必要です。
アルバイトで美術モデルをやっている人もいます。
着衣なら部員同士でできますから、
雇われるのは服を脱いでモデルをする人です。

裸を見せたくないのは、ふだん他人に見せない体の部分とか、
肌とか、体の線とかを見られて、
それについてあれこれ言われるのを心配するからです。
人の言葉を言わない動物に見られても恥ずかしくならないですね。
口や態度で攻撃的な反応するサイコパスな人がいたら嫌ですね。

授業で、自校の学生を美術モデルに雇ったりすることはありません。
モデルをするほうも、同じ校内ではやりたくないでしょうね。
授業を受ける学生に友達や知り合いがいたり、
そのアルバイトが知られて、噂にされるのは嫌だから。
派遣事務所も、モデルの在籍学校に派遣したりしません。

プロのモデルでも、デッサン中に私語をされると、
自分の体について話しているのかと思って気にしたりするようです。
余計なおしゃべりやひそひそ話はやめましょう。
私も、私のからだについて誰も何も言わないことがわかってから、
心配はなくなりました。

普通ではないけれど、部員がお互いに着衣なしのモデルをやって、
和気あいあいと活動する会が
1つくらいあってもいいかもしれない。
日本中探しても、他にはどこにもないでしょう。
もっとも、「ない」ことの証明は不可能だし、
仮にあっても公に認めることはないだろうね。
この会だって、部員がやっているなんて外では言っていません。
「ある」ことの証明は1つあればできるけれど、
誰も証明しようとする人はいませんね。
やっているところはないかとか、聞きまわったりしないでね。
 (「はい」)

私たちの公式見解はあくまで「あるはずがない」ですよ。
体験談を匿名で書くもだめです。
わかる人が調べれば発信源なんてすぐにわかってしまう。
あんなのは、通信会社はログを保管しているから、
警察の令状があれば出すし、
諜報機関なら、解読はお手の物です。

お互いの体をキャンバスにしてボディペインテング、
なんてのも楽しそうです。
芸術のためなら、全裸に絵を描いて街の中をパレードするイベントが
合法的にできる国もあるようです。

美術モデルさんには授業でもお世話になるから、
自分が体験してみるのもいいですよ。
やってみようと思っても、デッサン体験会に行くと、
モデルも参加費を取られたりするから、
ここで無料で経験しておくといいですね。
特に、男子のモデルの需要は少ないから、未経験では難しいですよ。

1年生も少しは様子が飲み込めてきましたか。
大丈夫そうでしょ。
でも、まだ心配そうな顔をしている人がいますね。
大丈夫、去年の1年生も私たちのときも、
みんな積極的に楽しそうにやっていました。
男子を見ても、
いやらしい目つきをしている人なんていないでしょ。
 (男子の拍手)

上級生の女子のみなさん。
これまで2年になるとモデルはやらなくなったけれど、
物足りなくありませんか。
自分を描いてもらうのもいいですよね。
1年生だけにやらせておくのはもったいない。
今年もまたモデルができることになったら、喜んでやリますよね。
 (上級生女子の拍手)

私は1年生のとき、モデルを何度もさせてもらって、
みんなに注目されて、
素敵な絵をいっぱい描いてもらってうれしかったです。
2年生になると、今度は新しい1年生の女子ばかりちやほやされて、
みんなに描いてもらって、うらやましくなってきました。
1年生の女子は、みんな嬉しそうに描いてもらっていましたが、
どうせなら、1年間で終わるのではなく、
毎年もっと多くの人にモデルになってもらって、
芸術作品に表現される喜びを続けて味わってもらいたいとも思いました。
この伝統はなんとなく続いていたようですが、
男子は一度も描いてもらえずに卒業してしまって気の毒でした。
自分からやるとは言いにくいですからね。
男子の皆さんもやってみたいですよね。
 (男子の拍手)

普通は、知り合いに裸のモデルを頼むとか、
ヌードを描いてくれとか、ありえません。
異性の知人の裸を拝めるチャンスなんて、
家族でもなかなかありませんね。

年度最初のモデルが1年の女子、
というのは体験が強烈すぎるかもしれませんね。
でも、恥ずかしさの頂点が高い方が、
乗り越えたときの達成感と快感も格別です。
2回目からは、淡々とデッサン会が進むので、
最初の人ほどではありません。やはり、1番はいいですよ。

まだ裸を描いたことさえない新入生が初回いきなりは、
リスキーで刺激的すぎるかもしれませんね。
私のような目にあったらとんでもないけど、今は大丈夫ですよ。

もちろん、そんな素敵な体験に挑戦する人がいるなら大歓迎です。
思い切ってやってみようという人はいませんか、、、。
いずれみんなやるんだから、
どうせなら初めにやってしまってはどうでしょう。
1年生にも興味深々の顔が増えてきましたね。
いかがですか。
 (立候補者なし)

昨年の新入生を迎える前、
これまでのようにいきなり1年生というのはどうなんでしょう、
なんて、先輩に話をしたら、
「じゃあ、今年の最初は2年生からね」ということになりました。
それで、私たち2年生が1回ずつやって、
そのあとは1年生に交代でやってもらおうということになりました。

初回は、言いだしっぺの私が志願しました。
1年間やって、だいぶ慣れてきて、
羞恥心のコントロールもできるようになってきました。
仲間たちに囲まれていると考えすぎると恥ずかしくなってしまいます。
終わった後のことを心配するのもダメです。
自分がデッサン対象のモノにすぎないし、
描いている人にとってもそうだと割りきるのです。
だんだん、平気で脱げるようになりました。
 (拍手)

でも、あとから考えると、初めてのときの、
あの興奮状態も悪くなかったです。
回数を重ねると、そんなことはなくなってしまいました。
メンバーの入れ替わりがある年度初めはチャンスなので、
1年前の強烈なのをまた体験してみたくなりました。

そして、新年度の初めてのデッサン会をむかえました。
新入生にはヌードを描くという話だけして早速始めました。
画材の準備はできています。
この年は、1年生がモデルをやるんだよという話は後回しにして、
まだ言わないことにしていました。
みんなの自己紹介は終わっています。
部長が、では今回はと、私をモデルに指名して、
突然感を出すために、みんなと一緒に描く準備をしていた私が、
しっかり返事をして当然のように立つと、
1年生の間に驚きが広がりました。
まさか、部員がモデルをやるとは思いもしなかったのでしょう。
私が前に出ると、上級生は、平然として描く準備をします。
その様子を見て、1年生もわけがわからないまま、
疑問を口にする間もなく、
あわてて用意をして、脱ぎ始めた私に注目します。

前の年とは違い、みんなの前で脱がなくてもよくなっていたのですが、
それでは、つまらないので、靴とソックスを脱ぎ、
服を着たまま、台の上に立ちました。
1年前、処女だった私が、
初めて人前に自分の裸を曝したときを思い出します。
今回は、最高に恥ずかしい思いをするんだ、
と強く決意して出てきたので、
その時以上に動悸が激しくなり、
全身の血液が顔に集中していき、熱くなるのを感じました。
非現実的なシチュエーションだ、
ということを自分に言い聞かせました。
みんなの視線が集まることを感じます。
後輩の前にすっぽんぽんで立つのは初めてです。
いつも1年生がモデルだったので、先輩たちを含めて、
こういうのはありませんでした。
先輩の裸を見たのは、2年前の男子の部長のときだけです。
後輩の男子たちにも見られると思うと、
心臓の音がはっきり自分でも聞き取れるくらい高鳴りました。
初めてのモデルをした年は、脱ぐのは1年生だけだったので、
翌年には後輩の前で裸になるとは思いもしませんでした。

1人1人の目を見て、恥ずかしさに震えながら、
ブラウスのボタンをゆっくり外していきます。
みんなが注視しています。
いやらしい目線はありません。
いいことですが、今日はちょっと残念。
むしろ、この日はそういう目で見てもらいたかったのに。
自己紹介をしあったばかりの1年生の様子を気にします、
真面目に、しっかり目を向けてくれています。
初めてのヌードがこれから目にできると、緊張しているようです。
私の心臓もバクバクしてきます。息遣いが荒くなってきます。
男子が私と最初に言葉を交わした印象はどうだったのでしょう。
まさか、その相手の裸を見ることになるとは
夢にも思わなかったことでしょう。
私の裸を見ると、どう思うかな、
体に一目ぼれしてしまうかも、とか考えて、
視線を意識しながら、ブラウスを下に落とします。
上級生で見ているのは、
1年間、一緒に活動してきてよく知っている人たちです。
男子の皆さんとは、想ったり想われたりとか、いろいろありました。
1年間にあったことをいろいろ思い出しながら、
スカートを少しずつ下げます。
頭に血があがり顔がほてってきました。
体中が真っ赤になってきたのがわかります。
初めて脱いだときみたいです。
だんだん強くなってくる視線を感じながらブラをゆっくり外します。
まわりにいるのは、デッサンが終わったらさようなら、ではなく、
これからも付き合いが長くなるかもしれない人たちです。
絶対あるわけがない状況に、どんどん興奮してきます。
ショーツを下すときがピークです。
この感覚を長引かせられるように、ゆっくりさげていきます。
床まで届いたショーツを手に持って、体をゆっくり上げていきます。

手を伸ばしてショーツを投げ、両手を後ろに組んで、全てを晒します。
脚を広げ、胸を張って、みんなの視線を痛いほどに感じます。
姿勢を変えるときは、特に男子の目を意識して、身構えます。
男子の股間を気にして変な期待をしてしまう自分が
恥ずかしくなりますが、
特に変わっていく様子はありません。真面目な人たちばかりです。
動きを止める直前に、動かしすぎたふりをして脚を開き、
視線をそこに集めます。
そのまま時間が来るまで
羞恥の感情でいっぱいになりながらじっとしています。
1年生が顔を見合わせたり、手を宙で動かしたりしています。
ひそひそ話をし始めました。
それを見ると心臓の鼓動が急に増えてきました。
いきなり始めたので、まだ、1年生にはマナーの話はしていなかった。
次回までにきちんと話しておかなければと考えながら、
最初が私で本当に良かったと思いました。
全身から汗がしみだしてきます。
股間がじっとりと湿ってくるのがわかります。
体が燃えるように熱くなり、小刻みに震えてきます。
それを見られていると思うとまた興奮が高まってきます。
初めてでもないのに緊張している、
それに気がついている人に見られ続けている。
視線を感じて、顔に血が上ったままになりました。
でも、時間がたつと、だんだん落ち着いてきてしまいます。

もっと屈辱的なことはないかと考えると、
この様子がインターネットに流れてしまったら、
という妄想が思い浮かびました。
隠しカメラがあって中継されてしまっている。
「部員がまっ裸でモデルをしている信じられない光景」として、
私の裸のすがたが顔出しで映し出されている。
紅潮した顔、局部がアップされ、
それを描く部員の姿、顔も映し出されている。
いったんネットに出れば、
コピーされて永遠に繰り返し見られることになる。
そんな想像をしたら、
体中がまた赤く燃え上がるように熱を帯びてきました。
それだけは絶対に避けなければいけません。
本当に恥辱の終わりがなくなります。そんなのには耐えられません。
この日は時間いっぱい、体が火照ったままでした。
何回もモデルをやった中でも、
最後までこんな興奮が続いたのは初めてのことでした。
久しぶりの快感、今までで最高でした。
2年になっても、こういう機会をいただけたことに感謝です。
これで最後かもしれないと思うと寂しかったです。
これが昨年モデルをやったときの様子です。
 (拍手)

終わったあと、部長が、1年生に箝口令をしっかり申し渡しました。
みんなの前で質問する1年生はいませんでしたが、
そっと、不安そうに、「もしかして、私たちもやるんですか」
と聞いてくる1年生には「そうよ、芸術のために頑張ってね」
と当たり前のように答えていました。
そうしたら、大変なものを見てしまったから仕方ないのかな、
という感じで黙ってしまいました。

私のは悪い見本でしたが、
2年生の2人目からは、脱いでから出てきてもらい、
ポーズも無理のないようにしてもらいました。
恥ずかしそうな様子も見せないように堂々とねって。
自分のことを棚に上げて、2年生のくせにわがままな私でした。

2年生が1回ずつ終わると、
1年生も自然と流れにのってくれ、スムーズに交代できました。
全員、快く脱いでくれました。
そうですよね。
 (2年女子の拍手)

この後は1年生が順番に交代でやっていました。
この年度の私の出番は、最初の1回だけでした。

というわけで、一昨年と昨年のようすをお話ししましたが、
みなさんがよければ、
今年は、交代で全学年の全員が男女平等にやりませんか。
恥ずかしさを乗り越える快感を分かち合いましょう。
 (拍手)

1番をやりたそうな1年生もいますが、
最初は慣れたところで、経験者の女子がまず見本を見せて、
その後、男子が上級生から学年順に1年生までやって、
最後に1年生の女子というのはどうですか。
 (全員拍手)

では、年間の予定表を作っておいたので、今から廻します。
こういう展開にするつもりで用意しておいたのです。
上級生の女子から順番に廻して、
モデルをする日に名前を書き入れてください。
万一、表を部外者に見られたときも、
ヌードだなんて言ってはいけませんよ。

脱ぐ前に、自分で部室の点検をしてください。
変なものが仕掛けてないか、覗かれるような穴がないか、
念入りに見ましょう。

予定表は終わったらシュレッダーにかけて処分します。
昨年までの記録は一切残してありません。

これだけ人数がいるので、2グループに分けましょう。
その方が近くでよく見えるし、
モデルをする機会も増えてうれしいですね。
前半、後半で分けて、モデルを交代し、
1回に2人ずつ描けるようにします。
承諾の意味もあるから、
代筆はやめて、必ず本人が予定を確認してサインをしてね。
男女ペアはやめましょう。
2人のモデルは別のグループに分かれるけれど、
部屋は一つだし、男女一緒に脱ぐのはなんだから、
同じ日は同性の組み合わせにしておきましょう。
もちろん、絵を描くのだから体の性別ですよ。
心の性別は関係なしにしましょう。
体の性別もいろいろかもしれませんけれどね。
ここまでいいですか。
 (拍手)

一回りしただけだと、同じ日にモデルをした人を描けないから、
2回目は、1回目とは別の組み合わせにして、
全員が全員の絵を描けるようにしましょう。
これだけ多くの人のヌードを描けるデッサン会って
なかなかありませんよ。

都合が悪くなったら個人交渉で早めに交代しておいて、
穴をあけないでね。
変更欄も作っておきました。
どうしても困ったときは遠慮なく私に相談してね。
いつでも代わるから。
無理強いは絶対にしません。
こんな感じでどうですか。
 (拍手)

でも、モデルになる人とならない人がいるのは気まずいから、
1人でも脱ぎたくない人がいたら、
今年から、部員が裸体モデルをやるのはやめにしましょう。
嫌だという人はいますか。
 (申し出なし)

だめな人がいたら、ここまでの話はなかったことにします。
他の人の裸を描いてしまってから、
自分はやめたってのはできないですよね。
やめるなら今のうちに遠慮なく言ってください。
 (申し出なし)

それと口が軽い人。他に漏らしてしまいそうな人がいると困ります。
黙っていられますか。
 (「はい」)

悪いことをしているわけではないけれど、
外に知られて問題にされては困ります。
これまでは、部員以外に知られたことはないし、
噂にもなっていません。
家族にも内緒ですよ。
お兄さんに相談したら、お兄さんが繰り返し知恵袋に相談して、、、
なんてことにでもなったら大変です。
どうしてもやれとは言わないので、嫌ならそうといってください。
 (嫌だという人なし)

全員の前で全裸になってもらいますけど、大丈夫ですか。
もちろん、描くときは男女一緒ですよ。
男子の皆さんも、女子部員の前で脱げますか。
上級生の男子は、昨年までしっかり見てきたんだから、
いまさら後には引けないですよね。
 (拍手)

女子の大事なところが丸見えのポーズは、
私を最後にやらなくなりました。
  (拍手)

芸術ではタブーを恐れてばかりではいけないだろうし、
表現の自由は最大限に主張したいですね。
もちろん、暴力を助長するようなことは、あってはいけません。
規制を怖がリ過ぎるのはいけないだろうけれど、
内輪でモデルをやるのだから、危ないことはやめましょうね。
だからその点は心配しないでね。
普通の美術モデルは、見えないようなポーズをとります。

ここで男子がモデルをやるのは、2年ぶりです。
当然、パンツを脱いだ時点で丸見えになってしまうけど、
そのままで大丈夫ですよね。
 (拍手)

途中で大きさが変わっても、お互い気にしないようにしましょう。
 (笑、拍手)

男性のモノも個性がいろいろあるらしいけれど、
あとでとやかく話題にするのはやめましょうね。
違いが気になったら、口に出さないで、デッサンで表現しましょう。
 (拍手)

男性器が描かれた絵や彫刻はタブーにはなっていないようですね。

2年前の前回の男子モデルは、
私とペアだったので私は描けませんでした。
男子の皆さんには私の体をよく見て、
ていねいにデッサンしてもらってうれしかったです。
今年はまた私もモデルをやるので、
素敵な作品にしてください。
 (拍手)

今年は男子の皆さんにもモデルをやってもらうから、
喜んでもらえるようなデッサンを、
じっくりていねいに見て描かせてもらいたいと思います。
いろいろ人のを見比べるのをとっても楽しみにしています。
 (拍手)

頭の中では何を考えていても、それは自由だけれど、
モデルさんや、
周囲の人に不快感を持たせるような態度は絶対にやめましょう。
からだについてあれこれ言っているのが、
直接、間接に聞こえてくるのはとっても不愉快だから、
やめましょうね。
 (拍手)

ラフといえば「裸婦」で女性ですね。
「裸夫」ってあまり聞かないけれどなぜなんでしょう。
全裸の彫刻を見ると、男性には、大事な部分がついていますが、
女性のそこは、つるつるだったりしています。
パイオニア探査機にのせた地球外文明に向けた金属板の男女像では、
男性像には性器があるのに、女性像の性器は削除されてしまいました。
こういう差別はおかしいですよね。
 (拍手)

今のところ嫌そうな顔をしている人はいないけれど、
自分は人前で脱げないよ、
という人はいないということでいいですね。 
嫌がる人を脱がせたりできませんからね。
 (拍手)

それと、絶対に秘密を守ることができますか。
全員参加ということで確認していいですか。
 (全員拍手)

それでは、全員、予定表に名前を書き入れてください。
説明しているうちに、もう表が一巡したようですね。
みなさんスラスラ書いていただいていて、安心しました。
とりあえず、1人2回ずつですよ。2回目も書いてください。
私の所を忘れずに空けておいてね。
3回目は、1回目が終わった人から書いていくということでいいですか。
 (拍手)

モデルはみんなの前で脱がなければいけない、というルールは、
私を最後にやめてもらいました。
 (拍手)

簡単ですが、更衣コーナーを作ったので、そこで脱ぐのも大丈夫です。
 (拍手)

私の代と昨年の1年生は、そこを使っています。
使わずにみんなの前で脱いでもよいです。
私はそうしています。その間の視線が快感なので。
 (拍手)

一番恥ずかしくないのは、更衣コーナーで脱いでタオルを巻いて出てきて、
みんなが集まってから、一気にタオルを落とす方法かな。
これだと一瞬のうちに一糸まとわぬ姿になれて、
なにか感じる暇もなくすぐに始められます。
ガウンを使いたいという人は自分で用意してね。

下着姿を見せたくないというだけなら、
その日は下着を着てこないというのがいいですね。
部室に来てから準備しても、もちろんかまいません。

私は、モデルをする日は朝から下着をつけずにいて、
そのまま電車に乗ったり、授業に出てみたりしました。
夏用の白のシンプルなマイクロミニのワンピースで
お気に入りがあるんです。
ボディコンみたいなセクシーなのではないですよ。
ノースリーブの開襟シャツタイプ、スカートの長さは股下7cmで、
ぎりぎり階段下からでも中が見えないぐらいにしています。
もちろん、スカートのサイズに、股下、なんて書いてないから、
自分で測って調整するのです。
どのへんが限界か計算したり、実験したりしている人がいるのですね。
絶対領域をしっかり見せていますよ。広告は貼らないけれど。
ストッキングもソックスもつけず、生脚に裸足でサンダルを履いています。

下着が見えてしまうと嫌だから、ふだんはTバックをはいています。
ワンピースは透けて見える生地ではないけど、
白で裏地もないから、下着の線が出てしまったり、
光の加減で透けたりするので、
気にしていました。
それで、この機会にアンダーなしで着てみることにしました。
着ていないのだから下着が透けることはないし、
見せてはいけないところが見えるほどは透けません。
電車の中とかでは、気がついてじっと見ている人がいたりします。
見えそうで見えない、そんなスリルを楽しんでいました。
締め付けるところがないし、何も着ていないみたいで楽です。
1枚だけ着てきたその服を脱ぐとき、
緊張が解けてホッとしたものです。
 (拍手)

癖になって、モデルをやらないときも、
よくこの格好で出歩いたりしています。

この、ノーパンでマイクロミニスカートをはいて外を歩くというのを、
女装趣味の男性がやって、公然わいせつで逮捕されました。
男ではこの股下は無理ですね。
もも出しのホットパンツは、今では女性専用みたいになっているけど、
昭和の小学生の男の子は、短いのが当たり前だったようですね。
サザエさんの弟のカツオと同級生みたいに。

太ももを長く見せたければ、
スカートよりショートパンツかキュロットの方がいいですね。
それなら限界股下2cmで、たくさん出せる。
もちろん、生脚で、Tバックです。
そうでないと、タイツの縫い目やショーツが見えてしまいます。
下に何もはかないのもいいですね。
股下マイナスなんてのも登場しました。ハイレグですね。

見せパンとか言って、本人は、見えてもいいや、と思っていても、
見てしまった方は嫌な感じですね。
短いスカートを押さえているのも感じ悪い。
長さを考えて下着は見えないようにしたいよね。
 (拍手)

浴衣もいいかもしれませんね。
浴衣では洋式下着は線が浮き出てみっともないから着ない、
和装用なんて揃えるのが面倒だから、結局、下には何も着ない、
という人が多いらしいから、下着なしでも不自然ではないです。
でも、学校へは、特別なことでもないと着てこれませんね。
部室で着替えてもいいですよ。
外を歩くわけではないから、寝巻用の浴衣でもいいですね。

透けない白衣というのがあるけれど、
他の服への応用は進んでいないようです。
手間がかかって、新しいデザインのをつくるのは大変らしい。
看護師さん用の白衣なら、
みんな同じでもいいからできるとのこと。
色の薄い服でも透けないようになると、ありがたいですね。
中学生や高校生の制服のブラウスが透けなくなると、
下着が見えるのを気にしなくてよくなる。
暑いのにベストを着て隠したりする必要もないし、
締め付ける下着を無理に着る必要もなくなって楽になりますね。
開発元にスケベな男からか、
「余計なことをするな」と抗議の電話がかかっているらしいよ。
 (笑)

男の子はワイシャツが透けるのを気にして
下着なしで着たりしているけど、
不潔っぽいですね。
女の子は下着なしってわけにはいかない。
見えるのを気にして、
着心地の良い下着が着れなかったりしますね。

露出の感覚を楽しむなら、ゆっくり脱いでいくのも自由です。
ボタンの多い服の方が時間がかかっていいでしょう。
下着に凝ったり、
いろいろ重ね着して小出しに肌を出していくのもいいですね。
芸術的なストリップをやってみてはどうでしょう。
でも、脱ぐのにあまり時間をかけすぎないでね。
描く時間が減るから。

部室では、
カメラ、ビデオ、録音機、携帯電話、スマートフォン、タブレットは
もちろん使用禁止です。
写真に撮っておいて、あとで描きたいというのはダメです。
書きかけのデッサンがあったりするから、
裸の人がいなくても常時禁止にしましょう。
カメラ機能のあるものを持ち込むときは、
必ずカバンの中に入れたままにして、
使うときは部室を出てから出してね。
いいですか。
 (拍手)

隠しカメラなんか持ち込まないでね。犯罪ですよ。
部外者の入室は禁止です。友達でも中に入れないでね。
 (「はい」)

デッサン中は、出入り口や窓には厳重に鍵をかけて、
途中の出入りは禁止です。
もちろん、もし入口を開けても、
中のようすは見えないようにしてあります。
簡単な二重扉のようにしているのです。

部員が裸のモデルをやっていることは絶対秘密ですよ。
あなたも脱いでいるんじゃないの、
なんて言われても乗ってはいけません。
「まさか、考えられない。変な想像しないで。」と、返しましょう。
誰かかに聞いたとか言われたら、
どんな話か逆に詳しく聞き返してください。
きっとたいした根拠はないです。
出所が怪しいフェイクニュースとわかったら収まります。
もっとも、ツイッターのリツイートは、
真実よりフェイクニュースの方が70%も多く、
20倍速く伝わるらしいから、
「あの部では、部員が裸のモデルをやっている」なんていう、
奇怪なニュースは、瞬く間に広まってしまいますね。
気をつけましょう。
 (「はい」)

ここで脱いだことがある、
なんて本人の証言を聞いたと言われると厄介だけれど、
「昔のことは知らないけれど、そんなことあるわけないでしょ」
と言い返せば、それ以上は言えないでしょう。
言った人の方が頭がおかしいと思われるのがオチでしょう。
だから、ここでのことを決して他で言わないでね。
 (「はい」)

でも、真実味があったら教えてね。対策が必要かもしれないから。
自分は脱いだ、なんていう卒業生がいたら、
「そんなことがあったんですか。今はやっていませんよ。」
と答えてください。
 (「はい」)

部員同士でも、メールやSNSで話題にしてはいけませんよ。
内輪の話のつもりでも、
どこで間違って漏れるかわかったものではありません。
いったんネットに残ると容易には消えません。
もちろん、隠れた部分で見えてしまったことを話題にしないこと。
この話題は部員同士でもやめましょう。
 (「はい」)

卒業してからも秘密ですよ。
後輩、先輩、みんなに迷惑がかかるから、漏らさないでね。
ここで一緒に活動した人以外とは、この話はやめましょう。
 (「はい」)

あっては困るけど、もしうっかり話してしまったら、
「冗談に決まっているでしょ」「あるわけがない」
って否定しましょう。
本気にする人はいないだろうけど。
部員から聞いた、なんて聞いても、
「私が知っている範囲ではない」って答えて、
「そんなことあると思う?」って聞き返せば、終わるでしょう。
みんなが口裏合わせれば、
言った人が信用されなくなるだけでしょう。

ここでの経験を生かしてモデルのアルバイトを
するのはいいけれど、
ここでやっていることは内緒ですよ。
経験あるでしょ? なんていわれても否定してください。
今は、ヌード写真のモデルはやめましょう。リスクが大きすぎる。
自撮りの写真をメールで送るのもやめましょう。たとえ恋人でも。
会ったこともない人に顔写真を送るなんてとんでもないですよ。
顔写真から、個人情報を割り出すなんて簡単にできるのです。
ましてポルノなんて絶対だめです。
騙されている人がいっぱいいます。
部員が1人でも被害にあうと、
他の人にも影響があるから気を付けてね。
 (「はい」)

芸能界に興味がある人は、
街で声をかけるスカウトマンなんか相手にしないで、
自分で事務所を調べて売り込みましょう。
最近は、路上勧誘はたいていのところで禁止になっているから、
それでもあえてやっているのは、違法行為で怪しすぎますよ。
ヌードモデル募集と言って、
ポルノに出させるなんてのもあるらしいから用心してね。
モデルを目指すのなら、
初めからヌードというところはやめた方がいいよ。

騙して出演者を勧誘しているところから映している
ビデオまであります。
本当に嘘で連れ込まれてやらされたと訴えている人がいますね。
強姦、痴漢、盗撮とかのビデオって、
売っている方は演技だと主張しますが、
本当に犯罪行為のも出回っているのかもしれません。
不倫というのは、本当にそうなのでしょう。
正規のものは、
撮影前に女優が何をするのか理解して了解している、
というシーンを入れることになっているようです。
終わった後の、やってよかった、という言葉も。

では、皆さん、今年度も仲良くやっていきましょう。
前置きが長くなってしまいましたが、
今から、1回目の裸体デッサンを始めましょうか。
 (拍手)

もう予定表は全部埋まりましたか。
私のところ以外はしっかり入っていますね。
今日のモデル担当の記入欄が作ってありませんでした。
今から決めます。

初回のモデルは、
2年前まで、部長が1年生から選んで指名する、
というのが慣例になっていたそうです。
私のときがそうでした。
昨年は、新入生には、部長がその場で2年生から指名した、
ということにしていました。びっくりしましたか。
去年も一昨年も、実は打ち合わせてあっんだけどね。

今年はどうしましょうか。

やりたそうな人がたくさんいますね。
1年生も、上級生も、
みんな積極的な姿勢になってきていいですね。
目を伏せちゃったり、そらす人がいないというのはいいですね。
最初にやりたいのはどなたですか。
 (無言)

なかなか声は上がりませんか。
では、今日は、私にモデルをやらせてください。
 (拍手)

部長が自分を指名しちゃいました。
一番の晴れ舞台をとってしまってごめんなさい。
そのかわり、部長頑張るから、よろしくね。
 (拍手) 

今回は、部長の私が長々と話をしてしまったけれど、
今年、新しい流れがうまくいったら、
来年は1年生への説明は後回しにして、
次の部長がまず自分で脱いで、
新年度最初のデッサン会を始めることにしてはどうでしょう。
 (拍手)

1年生はびっくりするだろうけれど、
上級生は普通のことだよって顔をしていましょう。
次からは、上の学年から順に淡々とモデルをやっていく。
順番は新入生が来る前に決めておいて、
当日はスムーズに進むようにしておきます。
2年生が終わったころには、やっていないのは1年生だけで、
自然に1年生も、
という流れにして、スマートにできたらいいですね。
いかがですか。
 (拍手)

初回のモデルのことで、
来年度の部長がなかなか決まらないようだったら、
前部長の私がやってもいいですよ。出る幕じゃあないかな。

素敵な下着を見つけたので今日はそれを着てきました。
ランジェリー姿もぜひ見て下さい。
実は、はじめから、そのつもりだったのです。
 (拍手)

今回は、モデルは私一人だけにしますので、
みんなでじっくり描いてくださいね。
この会では過激なポーズはやらないことにしていますが、
本日限定で、ポーズはフリーにしたいと思いますがいかがですか。
どんな希望も受け付けます。
 (拍手)

とっても抵抗はあるけれど、
1年ぶりに強い刺激がほしくなりました。
脱ぎたがりの変な奴だと思われているでしょうね。
それでいいです。
全身を真っ赤にしながらたくさん恥と冷や汗をかきたいです。
1年前を超えるくらい思いっきり
羞恥心のかたまりになってみたいです。
自分から出てきているのに赤くなっているいるなんて
おかしいですね。
笑ってやってください。
全身を包み隠さず晒しますので、醜いところも全部見てください。
嫌らしい目つきで思いっきり見てください。
私には気を使わなくてもいいから、どうぞ辱めちゃってください。
露出願望があるのは確かです。
でも、他でやったら公然わいせつで捕まっちゃいます。
ここでは何を見せても合法的で、うれしいです。
本人が喜んでいるのだから遠慮しないでね。
  (拍手)

でも、今日だけですよ。
他の人は、ちゃんと普通のモデルさんとして見てあげてね。
恥ずかしい思いをさせないということでいいですね。
 (拍手)

私のあの一件以来、脚を開くようなポーズはなしにしてもらいました。
上級生が1年生に一方的に無理なことをさせてはいけませんね。
今年もその方針は続けたいと思います。
 (拍手)
 
今年から、全員がやりますから、変な注文をすると
私にやらせたんだからあなたもやりなさい、なんてことになるから、
無理な要求はできなくなりますね。
自分はやらないけれど下級生にやらせるなんてのはやめましょうね。
やりたくないポーズは他の人にもやらせないということでいいですね。
 (拍手)

今日だけは例外にしますから、
私がやったポーズを他の人にさせたりはしません。
だから心配しないで何でもやらせてね。
させられたくないポーズは私にとらせてしまえばいいのです。
いいですか。
 (拍手)

1年生にやってもらうのは遠慮していたけれど、
もっとこんなポーズも描きたかったなというのもあったと思います。
それで、私がモデルをやりますから、
今日は、封印されていたいろいろなポーズを描いてみましょう。
 (拍手)

体力と柔軟性の限界を越えなければどんな姿勢もとりますので、
描きたいポーズを自由に注文してください。
ベターッと開脚だってできますよ。
でも、何でもやるのは今日だけですよ。
次回から女子の大事な部分が丸見えとかのポーズは禁止でいいですね。
 (拍手)

今回だけは、遠慮せずに、自分にはどうしても出来ないな、
なんて姿勢をぜひ私にやらせてみてください。
ポーズ集もありますから参考にしてね。
でも、ありきたりのものではつまらない。
独創的なのを考えてくださいね。
プロのモデルには頼みにくいようなことでも何でも、やってみます。
 (拍手)

デッサン会は次回以降も続きますので、
他の人でもできそうなのは今日はやめましょう。
逆に、自分はやりたくないけれど、
描いてはみたいというのを注文してください。
今日のポーズは次回からはなしにしましょう。
いろいろな人にやってほしい形は、今日はなしでいいですか。
普通では人にさせられない体勢を私にやらせてください。
 (拍手)

男子は丸見えでやってもらいますから、
自分が描かれることを覚悟しておいてくださいね。
私は大事なところもしっかり描かせてもらいますから、
楽しみにしていてくださいね。
授業では男子モデルの裸も描いたけれど、
実は目が泳いでしまってじっくり見れなかったの。
今度は良く見て描かせてもらいますね。
だから、今日は遠慮せずしっかり観察してね。
 (拍手)

でも、こんな宣言をするのは私だけだろうから、
他の女子のは、あんまりそこばかり見ないであげてくださいね。
よく見える構えはとらないし、チラ見だけにしてね。
今日だけは、その分、描きたいところをじっくり見ておきましょう。
ご希望なら、よく見える姿勢をとりますから、
その部分だけアップでしっかり描いてもいいですよ。
あそこを表現した芸術作品をいろいろ発表している人もいますね。
そんな作品を考えている人がいたら、
しっかりスケッチしておきましょう。
ただし、今回限りだから、くれぐれも他の女子に要求しないでね。
 (拍手)

2年前の恥ずかしすぎるポーズの再現はしてもいいけれど、
男女ペアは絶対に嫌です。相手が女子でもダメ。
ああいうことは、プライベートでもやっていません。
この人となら、そういうことをしてもいいな、
という人に出会っていません。
好きな人とでなければ芸術のためでもお断りです。

ここの部員の中で、卒業までにそんな人が見つかって、相手もOKで、
創作に役立ててもらうためになら、
みんなの前でやっちゃってもいいかな、とは思っています。
 (拍手)

無理強いはしないから、
あいつと付き合うとやらされるなんて思わないでね。
 (笑)

モデルの体に触るのは禁止です。手を近づけるのもやめてくださいね。
よく見るのはいいけれど、近づきすぎないでね。
私も触られるのは嫌です。
下からのぞいたりするのはタブーですよ。今日だけはいいけど。

私一人でできる姿勢なら何でもやります。
男性と交わる体位でもいいですよ。ただし、相手なしでね。
これも今日限定。他の人にはさせないでね。
芸術のために頑張ります。
 (拍手)

1年生は、ほとんどの人が初めてヌードデッサンですね。
他人の生の体をまともに見るなんて経験はなかったですよね。
これからも描く機会があるし、
ここではモデルもやってもらうことになるから、
しっかり見て、慣れてしまいましょうね。

今から始まることは、普通では絶対にあるはずがないことです。
先輩をモデルにヌードデッサンをするなんて、
芸術系の授業でもないことです。
とんでもないことをやろうとしているのだと思うと、
私も、足ががくがくして、全身に震えが来ています。

3年目の私にとっても、とっても勇気がいることです。
これから一緒に活動する、
まだよく知らない後輩たちの前でそんな姿になるなんて、
誰もやるはずのないことです。
でも、今日は、自分が率先してやるつもりで決意してきました。
だから、いろいろな話をして、
自分が逃げられないように追い込んできたのです。
まともではないことをするのは分かっています。
全身が熱くなってきました。やるしかないです。
みなさんも、非現実的な体験を楽しんでください。
 (拍手)

モデルが脱いだら、きょろきょろしたり、
私語をしたりしないでしっかり見てね。
、、、というのが常識だけど、
今日だけは気楽にしていていいですよ。
描く人が落ち着かないとモデルはとっても恥ずかしいんです。
でも、今日の私は、
たっぷりそんな目に遭わせてほしい、と思っているので、
どんどん言っちゃってもいいです。
私の体が燃え上がるように紅潮するまで、言葉でいじめてください。
 (拍手)

次回からは冷静に見られるようにしましょうね。
何でもやるって言っちゃったから、
今日は大胆なポーズの注文があると思うけれど、
目をそらしたりしないでしっかり見てね。
そんなことを1年生にやらせたりはしないから大丈夫ですよ。
 (拍手)

モデルは、アクセサリーも何も身ににつけません。
何か手に持ったり体にかけたりもなしにしています。
もじもじと手で隠すのはやめましょうね。
シールとか貼って隠すのはダメですよ。
こういうルールでいいですか。
 (拍手)

タトゥーはやめましょうね。
恋人にさせようとするなんて人はロクな奴じゃないから、
別れた方がいいよ。
万一ある人は、ばんそうこうでも貼っておいてください。

顔は描きませんから、髪型とか飾りとかは自由ですが、
首までは描くから、ネックレスとかはつけないでね。
肩にかかったりする場合は結わえておきましょう。
体毛の処理はしなくてよいです。自然のままで。

自分の趣味で除毛とかはご自由に。
剃刀とかで剃るのはやめた方がいいですよ。
肌を痛めると、かゆくなって治るまで大変です。
シェーバーで短く刈ってしまうのがいいですね。
刃が皮膚に触れないように慎重に。
表面つるつるにこだわると肌を傷つけてしまいますよ。

私は、今日はきれいに見てもらえるように、
ショーツの中は全部、除毛をしてきたけれど、真似しなくていいよ。
除毛してモデルをするとどうなるのか、今日は良く見て下さい。
 (拍手)

今日は、一番悪い見本にしてしまいましょう。
スタイルもよくない、肌もきれいではない私が、
下手なポーズで見せちゃいます。
思いっきり恥ずかしがらせちゃってください。
 (拍手)

羞恥心がないなんてことはないですよ。
仲間の前で裸になるなんて、仕事でヌードになるのより、
何十倍も恥だと思います。
それに、
今日は赤面せずにはできないような話をいっぱいした後で脱ぐわけだから、
威勢のいいこと言ってきたけど、
いよいよとなると、心拍数が上がってきました。
 (拍手)

部の中で、モデルをやっているときならいくら恥をかいても構いません。
でも、その時だけですよ。
終わって服を着たら、余計なことはもう忘れてくださいね。
部員同士でも、私のそんな姿のことは決して話題にしないでください。
メールとかSNSとか絶対だめです。どこで漏れるかわからない。
手帳とか日記に書いてもダメですよ。誰かにこっそり見られているかも。
自分でもまともに見られない姿の写真だの動画がネットに流れたりしたら、
その永遠に続く恥辱には耐えられません。
いくら刺激がほしいといっても、この場限りのことです。
あとの記録に残るのは絶対に嫌です。皆さんもそうですよね。
 (拍手)

覚悟してビデオにあられもない姿を撮らせた人たちだって、
知り合いに見られたり、いつまでもネットに晒されたり、
なんてことまで考えていなかったでしょう。
見せる範囲や期間を、本人の認める範囲に限定すべきです。
女優さんの権利はしっかり認めるべきですね。
 (拍手)

これで、年度初めが悪い見本ってのが、3年続きになってしまいました。
来年は、いい見本から初めてくださいね。

今日、私をモデルにヌードデッサンをした人には、
今度はモデルをやってもらいますから、
じっくり鑑賞とデッサンをしながら覚悟を決めてくださいね。
他では絶対できないモデル体験を楽しみにしていてください。
 (拍手)

あっという間に、50分もしゃべってしまった。長すぎましたね。
時間が足りなくなりそうです。
要望されたポーズをやりきれなかったら、
続きは、次回私がモデルをやるときにしますね。
 (拍手)

今日の分は特別ということで、カウントしないことにします。
  (拍手)

次回からのは、私は普通に順番で入れてください。
女子の上級生からだからすぐ回ってきますね。
昨年は1回しかできなかったけれど、
今年は何度もさせてもらえることになって嬉しいです。
描く仲間の前ですっぽんぽんになるだけでも普通ではないけれど、
今日は、プロのモデルでもやれない、大胆なのもできると思うと、
わくわくドキドキしています。
興奮状態で体が熱くなってきました。
 (拍手)

実は、ここまでうまくいく可能性はほとんどないと思っていました。
昨年と一昨年は、
説明のないまま部員がモデルの1回目のデッサン会があり、
1年生はわけがわからないままモデルを始める羽目になってしまいました。
もちろん、無理やり脱がせたりはしていません。
でも、今年は、最初によく理解してもらって、
上級生も含めてやることにしました。
落ち着いて考えれば、いかに常軌を逸したことなのかに気がついて、
きっと途中で誰かがストップをかけるはずです。
ところが、意外なことに、みんなすんなり私の話に乗ってきて、
最初のモデルさえ進んでやりそうな勢いでした。
何もかも私の思惑通りになって、舞い上がるような気持ちです。
私の暴走を止める人はいないのですね。
みんな一緒に走ることになりますよ。
 (拍手)

嫌がる人がいて計画がだめになってしまっても、
その時は、最後の部員モデルデッサン会ということで、
私がやらせてもらおうと思っていました。いいですよね。
 (拍手)

最後にならなくてよかったです。

全員でというのがうまくいかなかったら、
計画の練り直しが必要でしたね。
とりあえず、初回は私一人で始めて、
次からは、
できる人だけでモデルを交代でやるのもいいかなと思っていました。
でも、1人当たりの回数は、全員でやる計算にして、
不足分は私が全部引き受けるつもりでした。
私の不細工な体を見てしまえば、
自信をもってやる気も出てくることでしょう。
そんな心づもりだから、もしできない人がいても、
遠慮なく言ってください。
私以外の人のモデルの回数が増えることにはならないから心配しないでね。
 (拍手)

モデルをするのが私だけになってしまったら、
私が描けなくてつまらないです。

お待たせしました。それでは始めましょう。

では、1枚ずつゆっくり脱いでいくので、よく見ていてね。
 (大きな拍手)

 
(これは、萌えた体験談などをもとに再構成したフィクションであり、
 登場する団体・人物・事件はすべて架空のものです)

蛇足 以前話題になったことですが、
   民放テレビのドラマの最後にたいてい
   「これはフィクションです云々」の文が表示されるのに、
   NHKテレビでは、そういう表示はしていませんでした。
   NHKによれば、そんなことは当たり前だからいちいち書かない、
   とのことでした。
    (最近はどうなのかは確認していません)

出典:デッサン部 新部長あいさつ (初体験談)
リンク:http://moemoe.mydns.jp/view.php/43458
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