【落語】与太郎の美術部員 (オリジナルフィクション) 2329回

2018/10/05 00:43┃登録者:えっちな名無しさん◆ih3NS00s┃作者:内田守衛
・中学時代、与太郎の部活は美術部でした。もうすぐ学生美術展です。

与太郎「すいませーん、美術部の与太郎ですが、部室の鍵を借りに来ましたー」
ナカムラ「職員室では大声出さないでください!」
与太郎「すいません、声が大きいのは地声ですから」
ナカムラ「美術部ね?そこで待ってて・・わたくしケースから鍵を出すために屈みますわね」
与太郎「あの、先生、おしりにパンツの線映ってますけど・・」
ナカムラ「まあ!わたくしのおしりご覧になってたの?」
与太郎「はい、いつも拝見してます、僕、ナカムラ先生のファンです」
ナカムラ「まあ!・・ありがとう、あなた見る目あるわね・・はい、部室の鍵」
与太郎「ナカムラ先生の曲線、最高ですよ、僕らには目の毒です」
ナカムラ「ウフフ、部室で何してるの?」
与太郎「いま美術展に出品する作品を描いているんですが、いまいち制作意欲が湧かなくて・・」
ナカムラ「わたくしがモデルになってあげましょうか?」
与太郎「本当ですか!」
ナカムラ「あとで部室にお邪魔するわ」

・与太郎は部室で漫画をよんでいました。そこへ顧問のウチダ先生がやって来ました。

ウチダ「与太郎クン、きみ、漫画読んでるけど、絵は仕上ったのかい?」
与太郎「はい、見事に完成してます」
ウチダ「これで完成?!去年と同じじゃないか」
与太郎「先生、このブルドーザーの油絵、もういいかげん飽きました」
ウチダ「まあ、3年も描いてれば飽きるだろうが、このブルドーザーは毎年恒例になっちゃったんだ」
与太郎「えーッ?!恒例?そんなあ・・」
ナカムラ「美術部の部室ってここかしら?・・」
ウチダ「あ、ナカムラ先生・・」
ナカムラ「与太郎サンはいらっしゃる?」
与太郎「はい!奈落の底へようこそ」
ナカムラ「これが出品する絵?たしか去年も同じような絵だったわね」
与太郎「そうなんですよ、毎年同じ作品に手を加えて出してるんです」
ナカムラ「まあ、横着なやり方ですこと、たまには題材を変えてみたらよろしいのに」
与太郎「そうでしょ、ほら、ナカムラ先生もああ言ってますよ」
ウチダ「じゃあ、与太郎クンはなにが描きたいんだ?」
与太郎「うーん・・ヌード、ですかね」
ナカムラ「ヌード?いいわねえ」
ウチダ「ヌードはダメだよ、学生美術展なんだから・・」
与太郎「じゃ、せめて女性のモデルで描かせてくださいよ」
ウチダ「いいモデルがいればね・・」
ナカムラ「わたくしのモデルではどうかしら?」
ウチダ「えーっ!ナカムラ先生が?!」
与太郎「ナカムラ先生、ぜひお願いします!」
ウチダ「もうちょっとましなモデルが・・」
ナカムラ「ウチダ先生!何かおっしゃいました?」

・結局ナカムラ先生にモデルをお願いすることに、次の日、与太郎が部室で漫画を読んでいると・・

ナカムラ「与太郎サン、まいりましたよ・・」
与太郎「あ、ナカムラ先生、レインコートなんか着ちゃって、どうしたんですか?」
ナカムラ「さっそく始めましょうよ、いまレインコート脱ぎますからね」
与太郎「わあッ!レインコートの下は何も着てないんですか!?」
ナカムラ「そりゃそうよ、あなた、ヌードが描きたいって仰ったでしょ」
与太郎「そりゃ言いましたけど、いいんですか?全部見えちゃってますよ」
ナカムラ「その前に鍵を掛けましょうよ、誰か来るといけませんから・・」
与太郎「そそ、そうですねえ、先生、何だかドキドキするんですが・・」
ナカムラ「そりゃそうよ、これほどの身体が目の前にあるんですもの」
与太郎「えーと、僕は何をすれば・・?」
ナカムラ「まず、ポーズをつけてちょうだい」
与太郎「ポーズですか?どんなポーズがいいかなあ?」
ナカムラ「早く決めてくださらない、あまり長く居られないわよ」
与太郎「ああ!ダメだ!変な格好ばっかり考えちゃう」
ナカムラ「変な格好って?」
与太郎「言えませんよ、先生怒るから・・」
ナカムラ「怒りませんから、言っておごらんなさい」
与太郎「・・ヒソヒソ・・」
ナカムラ「まァ!・・ピシャーン!!」
与太郎「痛ってェ、怒らないって言ったのに・・」

・こうして新しい作品の制作がはじまりました。数日後・・

ウチダ「ここを開けなさい!与太郎クン!いるんだろ?」
与太郎「わッ、顧問のウチダ先生だ」
ナカムラ「シーッ・・」
ウチダ「中から鍵なんか掛けて何してるんだ?居るのは分かってるんだぞ」
与太郎「いま制作中ですから〜」
ウチダ「開けないとドアを蹴破るぞ!」
ナカムラ「しょうがないわ、お開けなさい」
ウチダ「ガラッ、わッ、ナカムラ先生!何してるんですか!裸で!」
ナカムラ「モデルに決まってるでしょ」
ウチダ「与太郎クン!ヌードはダメだと言っただろ!」
与太郎「でも、描きたいんですよ、お願いします」
ナカムラ「わたくしからもお願いしますわ、ウチダ先生」
ウチダ「ナカムラ先生、とにかく何か着てください、ああ、どうしたらいいんだ!」

・独身のウチダ先生はオロオロするばかり、ナカムラ先生はヌードモデルをつづけました。

与太郎「ウチダ先生、ついに絵が完成しました」
ウチダ「ん?そう・・ナカムラ先生のハダカ?」
与太郎「見てもらえませんか?」
ウチダ「ああ、そう・・見ますよ、ナカムラ先生のハダカ」
与太郎「どうですか?ウチダ先生」
ウチダ「ん?うん、ああ、この胸、この腰のくびれ、すばらしい・・ナカムラ先生のハダカ」
与太郎「美術展に出品できますか?」
ウチダ「さあ?・・ナカムラ先生のハダカ」
与太郎「先生!どうしたんですか?」
ウチダ「ああ、与太郎クン・・私は・・ナカムラ先生のハダカ」
与太郎「先生、ちょっと変ですよ」
ウチダ「ああ、変だ、変になっちまった・・ナカムラ先生のハダカ」
与太郎「いったい、なにがあったんですか?」
ウチダ「あれからなあ、ナカムラ先生のハダカが頭から離れないんだ・・」

・ウチダ先生おかしくなちゃった!与太郎はナカムラ先生に相談しました。

ナカムラ「まあ!ウチダ先生が?」
与太郎「ええ、何を聞いても上の空で、ナカムラ先生のハダカ・・ナカムラ先生のハダカ・・って」
ナカムラ「ウチダ先生って、純情なのね」
与太郎「わかってあげてくれますか?あの男の気持・・」
ナカムラ「わかったわ、ウチダ先生とゆっくりお話してみたいわ」
与太郎「・・と言うわけです」
ウチダ「えっ、ナカムラ先生が!オレに会いたいって?」
与太郎「よかったですね、ウチダ先生」
ウチダ「良くないよ、オレ、どうすりゃいいんだ」
与太郎「だから、ナカムラ先生に会いに行けばいいじゃないですか」
ウチダ「与太郎クン、たのむ、一緒に付いて来てくれ」

・二人はナカムラ先生が指定した場所へ出掛けていきます。

ウチダ「ここかい?」
与太郎「そうですけど、飲み屋ですね、ここ」
ウチダ「ここでいいんだろ?」
与太郎「僕、未成年なんだけど・・」
ウチダ「あッ、ナカムラ先生だ!あそこに座ってる、あッ!手を振ってる」
与太郎「行きましょう・・ナカムラ先生!お待たせしました」
ナカムラ「あら、ウチダ先生は?」
与太郎「あれ?ああ、あんなところに隠れてる、ウチダ先生ー!」
ナカムラ「まぁ、かわいい人、わたくしが呼んでくるわ」
与太郎(なんだよ、ウチダ先生、ナカムラ先生に手なんか引かれちゃって・・)
ナカムラ「ウチダ先生、ここにお掛けになってね、与太郎サン、何か注文してくださる?私おビールでいいわ」
与太郎「ウチダ先生もビールでいいですか?すみませーん、生3つ・・」
ナカムラ「とりあえず乾杯しましょう、絵の完成とわたくしたちに・・」
与太郎「ウチダ先生、ほら、グラス持ってください」
ウチダ「あの、ナカムラ先生、僕は・・あの・・カンパーイ!!」
ナカムラ「ウチダ先生、与太郎サンから伺いました、うれしかったわ」
与太郎(あ、ナカムラ先生の手がウチダ先生の手に・・なんだか、オレ邪魔みたい・・)
与太郎「あのう、ボクお先に失礼します」
ナカムラ「そう?いろいろありがとう」
ウチダ「え−ッ!だめだよ帰っちゃ、ここにいてくれよ」
与太郎「でも、僕、飲めないし、お邪魔じゃないですか?」
ナカムラ「あら、居てくれていいのよ、きょうは無礼講にしましょ、与太郎サンも飲んで」
与太郎「そうですかあ?それじゃ」
ウチダ「飲んだらすこし落ちついてきたぞ、与太郎クン、あの絵を見て僕はナカムラ先生の美しさに目覚めたんだ」
ナカムラ「ウフフ・・美しいだなんて」
ウチダ「いえ本当です、僕は、その・・」
与太郎(あーあ、こんどは二人で手を握り合ってるよ・・)
ウチダ「ナ、ナカムラ先生、僕はあなたに出会えてよかったと思って、本当に・・」
ナカムラ「わたくしもですわ、ウチダ先生・・」
与太郎(二人、ジーッと見つめ合って・・)
ナカムラ「ウチダ先生、よかったら、この後うちへいらっしゃらない?」
ウチダ「え−ッ!いいんですか!」
ウチダ「あれ?与太郎クン、まだ居たのか、もう帰っていいぞ」

・ウチダ先生とナカムラ先生は意気投合、与太郎はさびしく家に帰っていきました。

ナカムラ「どうぞ、散らかってますけど・・」
ウチダ「ああ、ナカムラ先生、ナカムラ先生・・」
ナカムラ「ウチダ先生、あせらないで、夜は長いんですから」
ウチダ「ああ、咽が乾いた・・」
ナカムラ「はい、お水ね、ここでゆっくりなさって」
ウチダ「ありがとう、まさかこんなことになるとは・・ラッキー!」
ナカムラ「わたくし、シャワーを浴びるけど、先生は?」
ウチダ「いや、僕は、先生の裸を見たら自分がどうなるか・・」
ナカムラ「ウチダ先生、いいのよ、狂って」
ウチダ「ナカムラせんせーい!」
ナカムラ「ちょっと待って、シャワーを浴びてきますから」
ウチダ「ハァ、ハァ・・」
ナカムラ「お待たせ・・・」
ウチダ「わッ!ナカムラ先生、ガウンの中はなにも・・ゴクリ」
ナカムラ「絵の中のわたくしと同じ・・ウチダ先生、抱いてくださるんでしょ?」
ウチダ「もちろんです・・ナナ、ナカムラ先生・・ああ」
ナカムラ「うれしい・・早くこうなりたかったの」
ウチダ「じゃあ、先生は前から僕のことを」
ナカムラ「いえ、最近ですわ、以前は変な若禿げの先生としか・・」
ウチダ「僕はナカムラ先生のことを地味な眼鏡のオールドミスだと思ってました」
ナカムラ・ウチダ「ちょっと!ひどくないですか?」

・(ここからベットシーンになります)

ウチダ「ああ、ナカムラ先生・・」
ナカムラ「ウチダ先生・・」
ウチダ「あの、先生、先生って呼び合うのもなんだし、お互い名前で呼びませんか?」
ナカムラ「それもそうです、わたくしはミツコ、先生は?」
ウチダ「僕はシュエイ、守衛と書いてシュエイです」
ナカムラ「すてきなお名前ね」
ウチダ「ああ、ミツコさん・・」
ナカムラ「ミツコでいいの、ああ、シュエイ・・何だか呼びにくいですわ」
ウチダ「ミツコ・・ナカムラ先生・・ああ、この胸・・」
ナカムラ「好きにしていいのよ、わたくしもさわっていいかしら?」
ウチダ「どうぞ、すっかり興奮しちゃって・・」
ナカムラ「わあ、すごいわ!何だか恐くなっちゃう・・」
ウチダ「ナカムラ先生、僕もシャワー浴びてきます」
ナカムラ「いいのよ、わたくしがきれいにしてさしあげる、脱がせてよろしい?」
ウチダ「どうぞ、ハァ、ハァ・・」
ナカムラ「ウッ!やっぱりシャワー浴びてらして・・」

・(ここから本格的にベットシーンになります)

ウチダ「あー、いい湯だった」
ナカムラ「ずいぶん時間がかかったこと」
ウチダ「隅から、隅まで綺麗にして来ましたから」
ナカムラ「どこまでいったか忘れましたわ」
ウチダ「きれいにしてさしあげる、とこまでです」
ナカムラ「そうだったわね、でも、もうシャワーで充分きれいになりましたわ・・」
ウチダ「あのう、やっちゃったらまずいですか?」
ナカムラ「え?やっちゃっうって、交わることですか?」
ウチダ「ええ、なんか、交わりたくなってしまったんです」
ナカムラ「では、交わりましょうか」
ウチダ「僕が上になっていいですか?」
ナカムラ「ええ、どうぞ、お願いします」
ウチダ「・・・・ここですか?」
ナカムラ「そうですけど、まだ濡れてませんわね」
ウチダ「こう、ぐっと押したら、どうですか?」
ナカムラ「痛ッ、無理なさらないで、そうっと突つくだけ・・ええ」
ウチダ「先が入りそうです・・」
ナカムラ「待ってください・・・・・いかが?」
ウチダ「わッ、何かジュワッと出てきました!」
ナカムラ「お迎えですわ、押してください、ゆっくり・・ああッ」
ウチダ「おーっ、入った!うわ、こりゃいい、どうです?ナカムラ先生」
ナカムラ「あー、とてもよろしいですわ!ウチダ先生、ハァ、ハァ・・」
ウチダ「ハァ、ハァ・・足をこうしていいですか?ナカムラ先生」
ナカムラ「あら、いけませんわ、そんな恥ずかしい格好・・ああッ!ウチダ先生!」
ウチダ「ユッサ、ユッサ、ああ!ナカムラ先生・・出る!」
ナカムラ「え?!あらやだ、ちょっと1回抜いてくださる?」
ウチダ「ハァ、ハァ・・はい」
ナカムラ「ほら、ここを押さえると・・いかが?」
ウチダ「ああ、治まりました」
ナカムラ「今度、わたくしが上になりましょうか?」
ウチダ「そうですね、じゃ、僕こっちへいきます」
ナカムラ「・・・・・はーッ」
ウチダ「入りますか?」
ナカムラ「・・あっ、入りましたわ、ほら!」
ウチダ「おおー、いい!・・ところでナカムラ先生」
ナカムラ「ハァ、ハァ、何ですか?」
ウチダ「避妊とか、どうしますか?」
ナカムラ「あら?そうですねえ・・わたくし赤ちゃん欲しいですけど、ウチダ先生は?」
ウチダ「僕も子供ほしいです」
ナカムラ「じゃ、このままでよろしいかしら・・」
ウチダ「あの、それから・・」
ナカムラ「何ですか?」
ウチダ「美術展のことなんですけど・・」
ナカムラ「その件は後でよろしいんじゃないでしょうか?」
ウチダ「そうですね、でも、気になって・・」
ナカムラ「何がです?」
ウチダ「中学校の美術展ですからヌードはダメかも・・」
ウチダ「それとナカムラ先生がモデルになったことがバレるかも・・それが心配で・・」
ナカムラ「それは後になさって、こちらに集中していただけません?」
ウチダ「そうですね、ナカムラ先生・・・」
ナカムラ「・・・・・・・ウチダ先生!」
ウチダ「また気分出てきましたね、ナカムラ先生・・」
ナカムラ「ええ、よくなってまいりました・・ハァ」
ウチダ「ハァッ、ハァッ、ナカムラ先生・・すごくいいんですが・・」
ナカムラ「わたくしも・・ハァ、ハァ・・ああん、ウチダ先生ッ」
ウチダ「あ、ナカムラ先生、絞まりましたよ今、ハァ、ハァ」
ナカムラ「ウチダ先生、もっと持ち上げてくださる?・・ハァ、ハァ」
ウチダ「こうですか?ナカムラ先生・・ハァ、ハァ」
ナカムラ「はい!そうです!ウチダ先生!・・ハァ、ハァ」
ウチダ「ナカムラ先生!おしりがペタンペタンいってますね・・ハァ、ハァ」
ナカムラ「止まらないんですの、この動きが・・ペタン、ペタン」
ウチダ「ぼく・・逝きそうですよ!ナカムラ先生!」
ナカムラ「ではまいりますか?ウチダ先生!ペタ、ペタ、ペタ・・」
ウチダ「くくくくゥ・・・」
ナカムラ「あッ!いい!ウチダ先生、ご一緒にまいりましょう!ペタペタペタペターッ・・」
ウチダ「ううッ!ああっ出るっ!ナカムラ先生ーッ!ドクドクドクドクーッ・・」
ナカムラ・ウチダ「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・・」
ウチダ「・・ところで、ナカムラ先生、なにか気になる点などありましたか?」
ナカムラ「そうですねえ、後でもう一度おさらいしてみましょうか」

・翌日の学校、職員室です。

(---電話の呼出し音---)
教師A「はい、○○中学、職員室です、あ、ウチダ先生、はい、そうですかお大事に・・」
教師B「ウチダ先生からですか?」
教師A「ええ、腰を痛めたとかで、今日はお休みするそうです」
教師B「へえ、さっきナカムラ先生からも欠勤の連絡がありましたよ、腰を痛めたとかで・・」

・結局、与太郎の作品「裸婦・地味な眼鏡の女」は学生美術展に出品されました。

リンボー「もしもし、○○中学さんですか?ウチダ先生はご在室?ミナミ・リンボーと申します」
ウチダ「はい、ウチダです、あ、リンボー先生、この度は無理なお願いをいたしまして・・」
リンボー「ウチダ先生、紆余曲折ありましたが、受付けてもらえましたね」
リンボー「それでね、『地味な眼鏡の女』は最優秀賞に選ばれましたよ」
ウチダ「え?まさか!本当ですか?」
リンボー「それでね、あさってが表彰式なんですが、ウチダ先生は与太郎クンと一緒に出席出来ますか?時間は夜の七時です、その時、マスコミの取材と写真撮影もあると思いますので・・」
ウチダ「こりゃ、驚いた、えらいことになったぞ」

・表彰式の当日

ナカムラ「与太郎サンとウチダ先生だけいらっしゃるの?モデルはわたくしなのに?」
ウチダ「ナカムラ先生、モデルが先生だということは伏せておきたいんですよ」
ナカムラ「いえ、わたくしは何としても出席させていただきますわ」
与太郎「僕はナカムラ先生の方が心強いです、ウチダ先生は頼りなくて・・」
ウチダ「頼りないとはなんだ!」
(多少もめましたが、表彰式には3人で出席して、インタビューと写真撮影になりました)
記者A「顧問のウチダ先生、中学生が描いたヌードということで、話題になっていますが、与太郎クンの今後の制作活動についてお願いします」
ウチダ「えー、それは、本人の与太郎が・・」
与太郎「今後の活動ですか?読みたい漫画があるので読んでから考えたいと思います」
(----場内、苦笑---)
リンボー「ちょっと私から、いいですか?」
記者B「お、ミナミ・リンボーだ」
リンボー「私は与太郎の作品に感銘を受けました、今度ニューヨークを皮切りに開催する我々のグループ展に彼を招待したいと考えています」
(----場内、軽いざわめきと拍手---)
進行係A「それではこの辺で写真撮影に入りたいと思いますので、ご準備お願いします」
進行係B「与太郎クンを中央に、ウチダ先生とミナミ先生は両側にお願いします」
進行係A「申し訳ありません、関係者以外の方はご遠慮下さい、そこの女性の方・・」
ナカムラ「わたくし、この絵のモデルをいたしました、ナカムラミツコです!」
記者C「本当だ!あの絵と顔がそっくりだ!」
(----場内、どよめく---)
ウチダ「まずいことになったぞ、ナカムラ先生〜」
記者D「なにか聞き忘れた気がしていたが、そうだ、モデルについてだ!」
記者D「与太郎クンとのご関係からお願いします」
ナカムラ「わたくし、○○中学の教師をしております」
(----場内、大きくどよめく---)
ウチダ「あー、これでナカムラ先生の教師生命もおしまいだ」
記者D「教師が生徒の前でヌードになるのは、何の問題もないとお考えですか?」
ナカムラ「わたくし個人としては問題などございません」
記者A「顧問の先生のご意見もお願いします」
ウチダ「私は止めたんです、ヌードも、ナカムラ先生が出てくることも・・」
与太郎「教師のヌードって、そんなにまずかったんですか?」
ナカムラ「わたくしは、どんな結果になろうと後悔いたしませんけど・・」
リンボー「今回、はじめは『けしからん』という審査員が多かったのです、しかし、この絵によって彼等の見解は徐々に変わりました、私は常識を変えるのが芸術の使命だと思っています、みなさん!ミツコの勇気に拍手を!」
(----小さな拍手が徐々に大きく広がる---)
ナカムラ「ミナミ先生、ありがとうございました」
リンボー「ミツコ、私はあなたの勇気に感動しました、あなたのボデイにも・・」
ナカムラ「まあ!」

・ニューヨークの展覧会を終え、与太郎とリンボー先生は飛行機で羽田に向っています。

リンボー「知らせを聞いて驚いたよ、ミツコがウチダ君と結婚だなんて・・」
与太郎「僕はあやしいと思ってました」
リンボー「結婚式を止めないと・・」
与太郎「リンボー先生、ナカムラ先生のこと、そんなに好きなんですか?」
リンボー「いやー、あれからミツコのボデイが頭から離れないんだ」
与太郎「リンボー先生もですか!」
リンボー「こうなったら、ウチダ君と対決だ、ミツコは渡さないぞ!」
与太郎「もともと、ナカムラ先生を選んだのは僕ですからね」
リンボー「とにかく急いで帰ろう!しかし間に合うかなあ?」
与太郎「機長にもっと飛ばすように言ってきます」
(---結局、ナカムラ先生はミナミ・リンボーの妻になりましたが、生まれてきた赤ちゃんはウチダ先生にそっくりでした---)
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20180826


出典:萌えた体験談データベース
リンク:http://www.moedb.net/articles/1538667363
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