某旅行会社が破産してから数週間。 ようやくスペインに閉じ込められていた、麻美たちに帰国の目途が立った。 待ちに待った、待ちに待った日本への帰国。 皆は声を大にして喜び、帰国の準備をする。 スペイン最後の夜は皆が帰国を祝って宴会を企画し、楽しんだ。 ある2人をのぞいては.......。 周りも事情を察し、2人の男女がその場にいないことに対しては何も言わず、宴会を楽しんだ.......。 そして、皆が宴会を楽しむ一方で、その2人の男女はというと、いつもの一室にいた・・・ 「パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ」 「ぅんっ、んっ❤ はぁっ❤ あっ❤ ん、んぁあっ❤ あぁっ❤ あんっああああああぁぁぁぁぁぁぁっぁ!!!!❤」 いつもの場所で、いつもように生まれたままの姿で身体を重なり合わせる裸の男女。 そこには正常位でつながり、お互いの指と指をギュッ絡め合わせ、深く唇を重ね合わせる拳次と麻美がいた。 「あぁぁぁああぁあぁあぁあああああああ❤❤❤❤❤❤❤」 麻美の両脚は拳次を逃がさぬようにと腰に絡みつき、拳次に向けるその瞳は熱に蕩けている。 「んむっ…んっ、ちゅっ❤ んぁ、はぁっ❤ ん、んっ❤」 と、身体と共に何度も何度も深く唇を重ね合わせる拳次と麻美。 彼らのつながりにはもう何の障壁もなかった.......。 彼らがしている行為は、もはや子供を作るための雄と雌の完全なる生殖行為.....。 そして麻美の指には、夫との愛を誓い合った結婚指輪はもうなかった..... このスペインで完全に麻美という雌は拳次という強い雄に女にされてしまっていたのだ...... ありえなかった。麻美自身、世間で浮気する女を見て、夫を裏切る女なんって死んだ方がましだと、思っていた・・・・・・。 目の前にいる拳次みたいな、権力をむやみに振りかざし、自分より強いものにはとことん良い顔をし、、自分より弱いと認識した者にはとことん残虐な男が、自分は一番嫌いだった。 なのに、なのに、麻美はそんな、最低だと認識していた拳次に対して夫よりも強い愛を感じてしまっている。 拳次の激しい抽挿に応えるように 麻美の両脚、両腕は一層、力強く拳次の腰にギュッと絡みつく それは自らが優秀と認めた雄の子種を、産み落としたいという欲望からくる 強い雄の精子を欲する麻美の本能からの行動だった。 あんなに最低な男だとおもっていた拳次にも良いところはある。 見ての通り、拳には強引なところあるが、その強引さのおかげで今回もスペインから日本に最終的には帰れることになったし、良くいえば拳次は何事にも決断力がある。 そして、その強引さや決断力は雄としての強さに大きく結びつく。 麻美にはもう拳次の良いところしか見えていなかった。 夫にはない雄としての魅力。 完全に麻美は一人の雌として、夫よりも強い雄を本能が求めてしまっていたのだ。 そして拳次の 「お前はもう俺の妻にする。お前だけをこれからはを一生愛してやる」 「だから俺の子を孕んで俺のところに来い。」 「俺もお前もちょうど30歳。俺の子を産んで、俺と共に新しく人生を始めるにはちょうどいい歳だ」 「弱いあいつは捨てて、雄としてより優れた俺のとこにこい。俺が心も身体も幸せにしてやるから」 という激しいイチモツの抽挿と共に発せられる強い目の前の雄の言葉に 1人の雌としての麻美の子宮が疼き 麻美の両脚はさらに、拳次の腰を下からがっちりと挟み直し、 その両腕を絶対に離すまいと彼の背中に爪痕が残る程に絡ませる。 完全に麻美の本能は拳次の子供をこの世界に産み落とすという、強い決意をしたようだった。 完全に麻美という雌は拳次という雄の子種を子宮に受け入れる準備をしてしまったのだ・・・ もはや麻美の本能は拳次を新たらしい人生の伴侶と認識してしまったのだ。 それに気づいた拳次も、その逞しい身体を麻美に 強く絡ませる。 もはや二人は完全にお互いを心から愛し合う雄と雌でしかない。 そして2人が心から一つになって数秒後 「よっしゃぁぁぁぁぁl!!!!孕めぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇl」 「麻美、お前はもう完全に俺の女だぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁl」 という拳次の言葉と共に、 (ぴゅるびびりゅ!!!!!、ぶりゅゅゅゅゅゅゅゅゅゅゅゅゅ;ゆ!!!!!!!!!!!!) と真っ白で大量のの元気で強い雄の子種が、麻美の膣内に勢いよく射出された。 最愛の人となった拳次が吐き出した全ての精液を受け止める為、 再度、麻美はしっかりとその美しい両脚を拳次の腰がっちりと絡ませ、雌としての幸せを強い雄に優しくだかれながら愉しんだのだった......。 そして麻美がスペインから日本に帰ってきた。 ・・・・・しかし、僕の元には帰って来なかった・・・・・。 麻美に泣いて今回のことを謝罪されて、僕は離婚を切り出された・・・・。 「納得いかない、もう一度やりなおそう、まだ僕は君を愛しているんだ」 とごねている僕に、拳次がニヤニヤとした表情で1枚のDVDを差しだす・・・・ 今回のスペイン旅行で、麻美と拳次が心から愛し合っている映像がそこには収録されていた。 僕は泣いた。心から泣いた。 あの最低な拳次に、最愛の妻である麻美を奪われるなんて思いもしていなかった。 あの麻美が、曲がったことが嫌いなあの麻美が、最低な男である拳次のことを心から愛することになるなど、考えもしていなかった。 しかし、現実は残酷だ。 現実的に僕は麻美に離婚届をつきつけられている。 そして僕は麻美からも会社からも身を引いた。 そして2年後、人生に疲れた僕はいい歳をした引きこもりに・・・・・・・ 拳次は、僕の妻であった麻美と結婚し、2人の間には子供も産まれ、順風満帆な人生を送っている ・・・・僕はけん拳次、そして某旅行会社に人生を狂わされた。 もうこの世に必要のない人間だ・・・・・・・・・・・・ 完 出典:p リンク:p |
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