おすそわけもらった (オリジナルフィクション) 5152回

2019/12/30 02:47┃登録者:えっちな名無しさん◆tYwm5Z8M┃作者:名無しの作者
おはよう、いま起きました。
12時半です、きょうも遅くなりました。
タバコを吸うので口の中が不味いです。
サッパリさせたいのでジュースを飲みました。

バイトは夕方からなので、それまでの自由時間にネットをやったり、本を読んだり、絵を描いたり。
3時過ぎにチャイムが鳴って、近所の奥さん、裕子さんが来ました。
お皿を持って、お料理のおすそ分けです。
僕が裕子さんの弟に似ているからって。

「いつもありがとう、コーヒー飲みませんか?」
さっき湧かしたコーヒーがまだ冷めていないので、それを勧めます。
二人でソファーに、食事もテレビを見るのもこのソファーとテーブルです。

「ここは日当たりがいいから暖かいわね」
「お天気の日は暖房いらないです」
「脱いでいいかしら」
「いいですよ全部脱いでも」
全部脱ぐわけはないんですけど。

「良次さん冗談ばかりね」
「本心です」
「それが冗談でしょ」
「嘘から出たまこと、ではなくて真から出た嘘です」
「Hなこと言うともう帰っちゃうわよ」
帰って欲しくないのを知っててそう言う。

「帰りたいですか?」
「まだ時間があるから」
「いっしょに居たい?」
「ええ」
「僕も」
ずっと一緒に居たいですよ。

「旦那さんといつ別れてくれるんですか?」
「別れないけど」
「僕はどうなるんですか?」
「誰かと結婚して幸せになれば」
裕子さんと結婚したいんですけど。

「僕のこと好きでしょ?」
「ええ」
「僕も」
「好きだけど」
「キスさせてくださいよ」
「ダメよ」
キスさせてくださいよ、は何回目になるけど、
ダメよと言われるのが快感で、また言う。

「触るのも駄目?」
「ダメ、どこに触るの?」
「胸とか」
「胸なんかダメよ」
「お尻もでしょ」
「そうね」
「旦那さんは触るんでしょ」
「ええ」
旦那さんは良くて、僕は胸もお尻もダメ、これが現実か。

「そろそろ帰らないと」
「帰るんですか」
「時間だから」
「帰るとこ見たくないです、さよならも言いたくないし」
「じゃ、そっち向いてて」
僕はドアと反対の方を向く。

「お・す・そ・わ・け・も・ら・っ・た」
で振り返ると裕子さんはまだいる。
また、
「お・す・そ・わ・け・も・ら・っ・た」
で振り返る。
何回目かにドアの閉まる音が聞こえた。

2019.12.30

出典:なし
リンク:オリですから
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