「あいつが……、あいつがグランテか………。」 ある商業都市で、女剣士リーサは恋人を惨殺した仇、グランテを見つけた。グランテは元々は傭兵だったが、現在は役人になっていた。 昼下りの広場の噴水に近くで、初めてグランテを見た。想像とは違って、背格好ほ立派だが、優男の感じがした。 今日は姿を観察するだけと決めていたが、グランテを見て昂ぶる気持ちを押さえることはできなかった。 「貴様がグランテだな、剣を抜け。決闘だ。」 グランテは驚く感じもなく、リーサを見た。 「誰だね、君は?決闘を申し込まれる思いはないが………。」 「私の名はリーサ・ピスピース。貴様が殺したロットの恋人だ。忘れたとは言わさんぞっ!」 「ロット………。あぁ、ロット。うん。忘れてはないが……。さほど印象も………。噂ほどの実力もなかった。」 リーサはグランテに斬りかかった。しかし、元々の自力の差、加えて冷静さを失ったリーサに勝機は薄かった。 グランテの抜刀の前になす術もなく、剣を折られ、首元に当て身をリーサはくらった。 「うぅ………。」 身体が痺れて、膝まづくリーサ。それを見下ろすグランテ。生殺与奪はグランテにあった。 「さて………。どうしたものか………。」 「うぅ……。こ、殺せ……。」リーサは身体の自由が聞かなかった。 「私は貴女を殺したくはない。が、このままというのも街の秩序に関わる。」 グランテはリーサに向かって呪文を唱えた。 「な、何を……。」 「私はいくつかの魔法が使える。今のは防御力を下げる呪文だが、少し力を弱めると防具や道着を溶かすという使い方も可能なんだよ。」 リーサの道着や軽装備ながら防具が寝れた紙のように溶け始めた。どういうことになるか、彼女は気づいた。 「や、やめ……ろ……。」 この地方では、露出を恥ずべき行為という風土で、脚はもちろん、腕でさえ見せないもの。リーサは公共の場で徐々に白い肌を露出し始めた。 「あぁ、い、いや……。」 「どうだ、生まれたての赤ん坊のような姿を人に見られるのは?」 リーサは数分で野外で全裸に剥かれてしまった。羞恥で、身体を振るわせていた。 「ほら、立ちなさい。皆が見えないじゃないか。」 腕を捕まれ、軽々とリーサは持ち上げられた。胸やお尻、脚の指先まで、群衆に晒されてしまった。 「うぅ……。や、やめろ……。や、や、やめて………。」 遂にリーサはやめてと恋人の仇に、懇願してしまった。 「女剣士は恥毛も、金髪なんだな。いい身体をしてるじゃないか。」 「や、止めてくだ、さい……。あっ、あぁ……。」 リーサは遂にグランテに屈伏してしまった。 出典:オリジナル リンク:? |
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