嫁とは幼馴染って事になる。 でもはっきり言って子供の頃遊んだ記憶は定かでない。 毎日遊んでいたのは嫁が幼稚園に入る前、公園仲間だったらしい。 それは俺の親も覚えているし写真が証明している。 学年が違い(嫁が一つ上)、当然だが性別が違っているので、物心ついた時には近所のお姉さんって感じで、取り立てて接点がなかったと思う。 おれが幼稚園に行く頃には両方とも同学年の同性と遊んでいた、当然だけれど。 当時は同じ賃貸マンションの同じ階の住人だったのだが、 俺が小2の時に嫁一家は引っ越してしまいそれっきりになっていた。 で、運命の再会(笑)を果たしたのは大学に入った後の、とあるナンパなお遊び系サークルのお試し新歓コンパ。 学部は違うが一浪した嫁も同じ大学の新入生としてそこにいたらしい。 コンパでの自己紹介では俺は気付かなかったし嫁も何も言わなかった。 そのサークルの雰囲気について行けなかったので早めに帰ると、嫁も付いてきて一緒に帰ろうと言い俺の住所を聞いてきた。 答えると不思議そうな顔をして幼稚園の頃の住所にいると思ったという。 中学の時引っ越す前まではそこにいたと答えると、 「あなたは○号室の俺ちゃんでしょう?」 と言い出した。 向こうは年上だったせいか良く覚えていて、俺が子供の頃お漏らしした話や花火をしていて火傷した話を面白おかしく再現したので嫁が近所にいたお姉さんと認識できた。 その後一緒の路線の電車の中で背の低い嫁の荷物を網棚に乗せたら、 「俺ちゃんの方が大きくなっているなんて不思議!」 といって笑った後に、携帯番号とメールアドレスの交換を向こうから言い出した。 その日の晩にメールがきてもっと話したいからと誘われて、次の日につい大学近くのドトールに行ったのが運の尽き、、まだ一緒に遊んでいた頃金魚の糞のように嫁を追い回していた事実を証拠写真と共に指摘されて雰囲気的に子分的ポジションに追いやられた。 二人ともそのサークルに入らなかったのだが、嫁が入りたいといった音楽系サークルに半強制的に参加させられて、以後は嫁専属の使いっぱとして2年ほどご奉公をさせて頂いた。 休みの日にも映画とかコンサートとか美術館とか買い物とかに付き合わされた。 2年の春休みに俺が就職のために運転免許を取得すると、 「彼女をドライブに連れて行くのは彼氏の務め」 と嫁が言い出し、 ガイドブックを買い込んで連れて行けと強要する。 あれ?何時俺が嫁の彼氏になったんだろう?と考える間もなく頷かされた。 俺は一人で気楽にゲームしている方が好きなんで3次元の彼女がいた事はなかった。 一方嫁は結構容姿が良く(モー娘の道重似?)同学年や先輩にも人気だったので、当然彼氏が別に居ると思っていたのでちょっと意外だった。 最初のドライブの帰り道で「ムード作りが下手」と駄目だしし、 「本気で私の事、好きなの?」 と頬を膨らました嫁。 「いやそんなには」 と言うと怖そうだったのでデートのノウハウ本を買い込み 2回目で女の子受けするドライブを演出しついでにファーストキスをした。 その後、ドライブ→暗くなった後嫁の家送る→近くに車を停めてキス&お触り、をしていると嫁から夏休みにお泊りで旅行しようといわれ、夕日の見える温泉ホテルで初合体。 料金の都合で9月になっていたのはご愛嬌だろう。 それまで散々威張り散らしていたお姫様だったが、体の関係ができて心境がかわったのか、嫁は心配りのできる世話女房にクラスチェンジして俺の事を立ててくれるようになった。 世話女房過ぎて両方の両親に「二人は将来結婚する」事を勝手に宣言する。 俺の家に来て母親から料理を習ったりして可愛いお嫁さんをアピールする。 何より若い俺には定期的にセックスさせてくれるし、それを恥らいながら喜んでくれたのが大きい。 当然愛情が沸く、就職した後4年間貯金して結婚式を上げた。 まぁ、結果としては永遠の愛情などないわけで、 再度嫁はクラスチェンジして女王様になりチビ姫様達と一緒になって俺を使いっぱ扱いしている 出典:どっち リンク:どこどこ |
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