ワカメ酒 (アニメキャラの体験談) 23580回

2004/08/17 09:33┃登録者:えっちな名無しさん┃作者:名無しの作者
740 名前:ボーイズラブ :03/12/17 01:22 ID:bgsfgrny



「♪〜〜………」

 鼻歌交じりのスキップで廊下を歩くワカメちゃん。

「♪〜〜、♪〜〜〜〜………」

 しかし、その鼻歌はとても静かで、厚手の靴下のおかげで足音もほとんどしません。

 音をたてない。これは、重要なことです。
  
「カツオお兄ちゃーん、いるのぉー?」

 ……無音のまま、しばしの間。

「…………」

「……くふふー、お兄ちゃん、いないのねー」

 がちゃっ!

 ワカメちゃんは襖を開けました。

 襖の向こうは、ワカメちゃんとカツオの部屋です。小奇麗に教科書類が積んである机、青系統の色に統一されたベッド、東向きの小さな窓。ワカメちゃんの思ったとおり、部屋の中には誰もいなくて、真っ暗でした。

 ワカメちゃんは、ドアのそばにあるスイッチをパチンと入れます。素早く『お兄ちゃん』の机に忍び寄ります。

「……えーと、確か、上から3番目の引き出し……ここだ」

 がららっ。机の右側に備え付けの引き出し、その上から3番目を開けました。

「……くふふー、まだあるまだある。お兄ちゃん、気づいてないのね」

 ワカメちゃんは、その引き出しの内容物を見て、満足げな笑みを浮かべました。

 なんと無用心なことでしょう。引き出しの中には、いわゆる『えろ本』がその裸体を表にして据え置かれていたのです。。

 ワカメちゃんはその本を取り出し、自分が身を包んでいる緑色のセーターの下に、さっと仕舞い込みます。

「ふふふっ、今日も使っちゃおーっと」

 ……ワカメちゃんは、最近『おなにー』を覚えました。
 ワカメちゃんは小学4年生。もはや、性に興味を持ち始めてもおかしい年齢ではありませんね。
 以前、そんな折に『探検』とカツオが中途半端な場所に隠していた『えろ本』を見つけ、読んでしまいます。そして、『えろ本』を読みながらおなにーするととても興奮して、気持ちいいことを覚えてしまいました。
 それ以来ワカメちゃんは、カツオがいないときには彼の部屋から『えろ本』を拝借し、それを見ながらおなにーするようになったのです。もちろん、終わったあとはカツオが帰ってくる前にそれを部屋の定位置に戻すことも忘れません。

 ……同じ本が、ずっと同じ場所に隠されているのを見ると、どうやらカツオはワカメちゃんが自分の本を読んでいることに気づいていないのでしょう。

 さて、本を獲得し、あとは部屋を出るだけのワカメちゃん。しかしここで、引き出しにまだ何か入っていることに気づきます。

「……あれ? こんなの、今まで入ってたっけ?」

 引き出しの奥に、ピンク色の棒が転がっているのを、ワカメちゃんは見つけました。手を伸ばし、それも取ります。

「…あれれ? ま、まさか、これって……」

 取ってみると、それは長さ15cmくらい、太さは直径2cmくらいの、細い樹脂製の棒でした。
 端っこ3cmくらいを除いて、その棒はぽこぽこと節くれだっています。弾力性があり、容易にくねくねと曲げることが出来ます。先端は丸く、もう一方の平らになっている先端には何かスイッチがついています。
 ……そう、これは間違いなく、

「……や、やったー! いいモノ見つけちゃたー!」

 ぴょんっ、と大きく1回跳ねると、ワカメちゃんはそれもお気に入りのセーターの中に仕舞い、引き出しを閉めると部屋を飛び出しました。


 自分の部屋に戻ると、ワカメちゃんはセーターの中身をベッドの上に取り出します。そして、スカートの中身も……履いていた下着も脱いで、床にぽいっと捨てました。さっそく、おなにーを始める気です。

「……んふふー、ばいぶだばいぶだー。これ使うと気持ちいいのよねー」
 おどけた口調でワカメちゃんは、グロテスクなピンクの棒に語りかけます。

 もちろん、彼女はバイブなんて一度も使ったことがありません。
 でも、本の中で見た金髪の外人が、太くて長いバイブを根っこまで咥え込んで、涎を垂らして悦び悶えている様子を、ワカメちゃんは覚えています。

 ワカメちゃんはベッドの上に乗ると、枕を座布団にして座り、スカートを捲り上げて股を開きました。脚と脚の付け根に、無毛の幼い割れ目が顔を覗かせています。

「……うはぁ……どんどん、開いてきてるんだ……」

 顎を引いて自分の秘部に見入るワカメちゃんは、嘆息します。数ヶ月前『おなにー』を始めた頃は、自分の『女の子な部分』はただの一本線でした。それが、毎日いじっていじっていじりまくってきた今では、写真に載ってる女性(無修正)のように、花びらみたいに開いてきているのです。ごくわずかに、ですが。

「……これ……いれたら、もっと開いちゃうのかな……」

 右手に優しく握ったバイブを見つめます。本で見たのよりもずっと細いバイブ。まだ小学生のワカメちゃんには、このくらいがちょうどいいハズ。同じように彼女も考えているようです。

 ……ひとつ、重要なことを忘れているようですが。

「…………いれちゃお」

 決心をつけたように呟くと、ワカメちゃんはそれを口に含みました。幼さゆえ、ワカメちゃんはほとんど濡れることが出来ません。それではバイブを入れるときに痛そうだ、ということは彼女にも察しがついたようで、充分に唾液で湿らせてから入れることにしたのです。

 ……ひとつ、とても重要なことを忘れているようですが。

 ぺちゃ、ぺちゃ、と唾液をのせた舌でバイブを満遍なく濡らしてゆきます。時々先端から咥え込みます。もちろん、全部は口に入りきらないので、半分くらい飲み込んだところで、ちゅ、ちゅ、とその身体を吸いたてます。まるでキャンディを舐めるように、丹念に、丹念に、隅々まで舐めます。それだけで、ワカメちゃんは興奮してきました。

 実は、そのバイブは――ワカメちゃんが本で見たバイブはすべて女体に半身以上を埋め込まれているので、知らなかったのですが――、普通のとは違って男の人の性器を模した形をしては『いませんでした』。まるで、いくつかのボールを溶かして一列にくっつけたような、出来そこないの串団子のような格好をしていたのです。

 もちろん、そんな違和感に気づくはずもなく、ワカメちゃんはそのバイブを舐め終わりました。口に残った唾液をこくん、と飲み込み、

「……んん……おいしい……」

 樹脂がおいしいはずはありません。しかしワカメちゃんは、まるで本の中の女優さんになったようなシチュエーションに、酔っていたのです。顔は真っ赤に火照り、お○んこも――どろどろではありませんが――少し湿り気を帯びていました。

 唾液でべちゃべちゃになったピンク色のそれを、震える手で下腹部まで持っていきます。先端を少し割れ目に挟んだ所で、ワカメちゃんは手を持ち替えました。手のひらを、バイブの平らな末端に押し当てます。

「……確か、一気に押し込んだ方が、気持ちいいって……あの本の、小説の所に書いてあったよね」

 まあ、そのとおりですね。
 ……彼女は非常に重要なことを忘れているようですが……いえ、彼女は本当に『知らない』ようです。

 ワカメちゃんは、バイブのスイッチを入れました。ぶぅーーーん、と空気を震わせるような音がします。同時に、お○んこのあたりからぞわぞわっ、と不思議な感じがゆっくり広がり始めました。

「あんっ…………、く、くぅ……いい、いいよ……これ……」

 バイブの動きはただ震えるだけで、頭がくねくね動いたりはしませんでした。でも、割れ目の柔肉、包皮に包まれたままの陰核、そして奥のほうに鎮座する臓器たちを一まとめにして揺るがすその震動は、ワカメちゃんにとって十分すぎる刺激です。

 割れ目の向こうに確かにある、さや状の臓器。ワカメちゃんに『それを早く入れてくれっ!』と哀願するがごとく、ふにふにと蠢いています。

「……い、入れ……よ……」

 バイブを支える手。膣穴に押し付けるように徐々に力を入れていきます。

「んぁ……」

  つぴゅん。

 節の1つが沈み込んだあたりで手を止めました。……この辺の浅さまでは、自分の指でほじった事が何度もあります。
 すぅ、はぁ、と一回深呼吸します。そして、ワカメちゃんはその小さな手に、一気に全力をかけました!

  ぐううぅぅっ!

「あぐっ……く……くぅーーーーーっ……くはあっ!!」
 みしみし、と何かが裂けるような未知の感覚が身体の真ん中を突き抜けました。
 容赦なく突き立てられたバイブに、いままで固く閉ざされていた隙間が侵されていきます。
 その存在すら感じたことのなかったヴァギナという臓器の、形や柔らかさ、襞の位置や重なり具合まで、瞬時に脳内に流れ込んでゆきます。侵入警報が鳴り響くように、それらの全てがびりびりと痙攣しています。あわせて、腰までガクガクし始めました。

  ずぶ……ずりゅずりゅずりゅ……つん。

「ふあぁぁ……っ!」
 やがて、乱暴に押し込んでいたバイブに手ごたえを感じました。どうやら行き止まりのようです。お腹の中の先端も、壁のようなものをつんつんと突くのを感じます。割れ目からは、バイブの末端ほんの3cmだけが飛び出しています。
「あ…………あぁぁぁぁぁぁあぁぁぁ…………は、入っちゃ……った……あ、あぁぁぁぁあああぁぁっ!」
 挿入時の衝撃が下腹部からベッドに流れてゆき、潮が引くように快感が薄れてゆくと、間を置かずにワカメちゃんを襲ってきたのは、バイブの強烈な震動と……、膣の中ほどからほとばしる、刺すような痛みでした。同時に襲いかかる不可解な感覚の波にワカメちゃんはビクビクッと痙攣し、たまらず上体をのけぞらせて、ぼふん、とベッドに沈みました。
「あ……ああぁぁぁぁぁぁ……な、何で……い、痛い……痛いよぉ……」
 眼が精気を失って開きっぱなしになり、口も閉じなくなって涎が垂れてゆきます。

 ……実は彼女、偏った知識だけ持ち合わせていたので、『女の子には処女膜がある』ということを知らなかったのです。
 今までバイブはおろか、指さえもまともに入れたことのないワカメちゃんの性器。処女膜が健在だったのは言うまでもありません。
 こともあろうにワカメちゃんは、知らないうちに、女の子の最も大事なヴァージンをバイブレーターに捧げてしまったのです……。

  ぶぅーーーん、ぶぅーーーん。

 しばらく、ワカメちゃんの部屋の中にはバイブの作動音だけが響いていました。ワカメちゃんはベッドの上でM字に脚を開いたまま、気絶したように動かなくなりました。ただ、お○んこを覆うように添えられた手が、バイブの細かな震動と、膣の大きな痙攣を感じています。
「……うぅ……い、痛み……引いてきた……かな……」
 蚊の鳴くような声で呟き、ワカメちゃんは上体をむくりと起こしました。かくかくと震える下腹部を、添えていた手をはずして覗き込みます。
 柔らかいスリットのお肉が掻き分けられて、ぴょこっとバイブの末端が顔を見せています。そして、その下の方から何かが流れ出ています……。
「……えっ!? な、何で!? ……ち、ち、血が……ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
 とくっ、とくっ。バイブが膣の蠢きに合わせて震えるたび、穴の隙間から鮮血が噴き出しています。

「ぁぁぁぁぁぁぁぁ………………きゃ、きゃ、きゃあああああぁぁあぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁああぁあぁーーーーーっ!!!!」
 ワカメちゃんは思わず、奇声を上げて再び固まってしまいました。

 ――十数秒後。

 どたどたどた。
 階段を駆け上がってくる足音に、ワカメちゃんは我に返りました。
 はっとして、バイブの刺さっている恥ずかしい部分を隠すべく布団に手をかけました。

「は、ワカメっ! どうした!」

 ばんっ、と扉を開いてカツオが部屋に入ってくるのと、ワカメちゃんが布団を被るのと、ほぼ同時でした。
 どうやら、カツオは、家にいなかったわけではないようです。

「……お、お兄ちゃん……」
 ふわふわの掛け布団からおでこと眼だけを出して、自室に入ってきたお兄ちゃんを見つめます。
「なんか、悲鳴が聞こえたけど……ワカメ、どうしたんだ!?」

 ちくちくと痛むお○んこを布団の中で押さえて、ワカメちゃんはなるたけ普通に聞こえる声で喋ります。

「あ、いや……さ、さっきさ、ゴキブリが出てきてさ……」
「ゴキブリ?」
「う、うん。もういないから……ご、ごめんね、ビックリさせて……」
「……そ、そうか」

 ワカメちゃんは、力無い声であはははと笑います。
 カツオも、乾いた声で笑います。

 そうして、しばしの間……。

「……ん?」

 カツオが、何かに気づいたようです。

「なんか、ぶーん、って音がしないか?」
「えっ!?」

 ちりり……と、ワカメちゃんの背骨に冷気が刺さります。
 恥骨から全身に響き渡る、いやらしいモーター音。それは、カツオにも聞こえていました。

「何だろう?」
「う、うん。な、何だろうねぇ……。蚊でもいるのかな?」
「蚊? こんな冬に蚊なんているわけ…………あっ」

 カツオ、勘付きました。

「ワカメ、布団から出て立ってみなよ」
「……えっ!? な、何で?」
「いいから」
「や、やだよ……、さ、寒いよ……」
「すぐ終わるから、ほら、立って」

 カツオは、自分の引き出しにバイブを入れているのを知っています。……当たり前ですね。そして、バイブの作動音が、このような蚊の羽音に似ていることも知っています。
 その音が、この部屋で聞こえる。疑わないわけには行きません。

 ワカメちゃん、このまま言うことを聞かず、布団に入ったままではさらに疑われてしまいます。

 お兄ちゃんの大事な本とバイブを無断で使用。変態に思われるならまだしも、最悪、お兄ちゃんに嫌われてしまうかもしれません。

 さて……。

 ワカメちゃんは、お○んこにあてがった手に少し力を入れます。
「んく……っ」
 ずるっ。バイブの震動でほぐれたのでしょう。膣穴に、バイブがほぼ完全に入りきってしまいました。きゅうーーーっ、とヴァギナがバイブを締め付けて離さないのが、良く判ります。これなら、立っても滑り落ちてこないかもしれません。

「ん? どうした、ワカメ。早く立つんだ」
「……判ってるよぉ……。立つよ、立てばいーんでしょ、お兄ちゃん…」

 お○んこから手を離し、よいしょ、とベッドから這い出ました。震える脚でそのまま敷布団の上に立ち上がります。
 しわになったスカートをぽんぽんと払って、ちょっと高い位置からカツオを睨みます。

「ほら、立ったよ……」
「む……」

 バイブを刺したままで起立するのは、思った以上にしんどいようです。
 ぎゅうっ、と締め付けて安定しているように思える挿入物も、その重みと、ゆっくりながらも確実に染み出していた愛液によって、徐々に下がってきています。
 ワカメちゃんは、
(くぅ〜っ、お兄ちゃん、早く出てってよぉ〜)
 お兄ちゃんが一刻も早く自室を出て行ってくれることを願うばかりで、自分の膝が内側に曲がり、見るからにカクカクと揺れて非常に恥ずかしい格好になっていることに、気づかないでいるのでした。

 そんな妹が『確実に何かを隠している』と気づき、怪しんでいるお兄ちゃんは、なかなか部屋を立ち去ろうとしません。

  ずる……っ、ずるる……っ。

「ひうっ……」
「……どうしたんだよ、ワカメ。変だぞ?」
「ふ……っ、な、なんでもないよっ! は、早く出て行ってよ!」

 ずり下がって来る異物は、ゆっくりとしっかりとワカメちゃんのお○んこに微電流を流します。膝と膝はぴったりと合わさり、かちかちと大腿骨を震わせます。ワカメちゃんは腰を下ろすことも忘れ、ただただカツオが立ち去ってくれることを心の中で哀願しつづけるだけなのでした。

 その間にも、バイブは万有引力を受けつづけています。

  ずるるっ……。

(や、やだぁ……。出てこないでよ……)

 珠と珠の接合部分、バイブの『節』の部分が膣穴を通過するたびに、にゅぷんにゅぷんと括約筋が刺激されます。割れ目の表面と膣穴だけを愛撫していた『昨日までのおなにー』によって、膣穴は今やワカメちゃん最大の性感帯となっていたのです。

  ずにゅるるるるるっ……。

 そして、止まらない愛液により摩擦がどんどん減少して、バイブを構成する4個ほどの『節』が一気に小陰唇を撫で下ろした時、ついにワカメちゃんは耐え切れず、

「くあぁぁぁぁ…………」

 うっかり、お○んこの間違った部分に力を入れてしまいました。今や明確な感覚を覚えている、膣の奥のほうに。

  にゅるるるる……ぽとっ。

「…………あっ」
「……あっ」

 踏ん張った結果、一気にバイブが押し出されて……ついに、抜け落ちてしまいました……。
 破瓜の血で真っ赤に染まった樹脂の棒が、中途半端に閉じている膝を滑ってベッドの上に転がります。少し遅れて、スカートの中から鮮血と愛液がぴゅぱぱぱっ、と噴き出て、シーツを汚してしまいました。

「…………!」
「……は、ワカメっ! お、おまえ、やっぱり……!」
 カツオは、ベッドに横たわる血まみれの棒に、驚愕の声を上げます。





 腰から一気に力が抜け、ぺたんと枕の上にお尻をつく、ワカメちゃん。

「……あ、あぁぁぁぁぁあぁぁ」

(お兄ちゃんに怒られる)
(お兄ちゃんに嫌われる)
(友達にバラされる)
(みんなからえっちな娘だって噂されるぅ〜)

 嫌な妄想が次から次へと、ワカメちゃんの頭を駆け巡ります。彼女の可愛い顔は今やすっかり青ざめ、恐怖にがくがくと震えています。

 ……ところが。

「……ワカメ……」

 カツオの口から放たれた言葉は、ワカメちゃんにとってあまりにも意外な、そして非常に驚愕させられる言葉だったのです。


「ワカメ……。それ、お、お尻で使った、バイブだぞ……」

「……えっ」


 挿入前に舐めて舐めて舐めまくった樹脂の味が、いまさらながらに口の中に広がります。

 おっしまい。
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