939 名前: 1/2 投稿日: 2010/01/31(日) 20:14:43 中三の2学期お昼休み、弁当を食べ終わって文庫本(確か星新一)を 読んでた俺の周りが何故か急にざわざわし始めた。 別のクラスの嫁が不安そうな顔をして近付いてきた。 好みではないが可愛かった嫁は男女でグループ交際とかしていたモテ組、 成績だけはよかったがメガネチビの俺は非モテ組、 普段全く接点が無かったし、会話がこれが初めて。 嫁「好きです、俺男さん、私と付き合って下さい」 俺「ゴメンなさい、君とは付き合えません」 告白されたが、冷静に断った。 結婚するのはこの12年後だ。 940 名前: 2/2 投稿日: 2010/01/31(日) 20:16:02 もちろん本当に告白されたのではなく 前置きに、 嫁「貴方が俺男君だよね?」 俺「そうだけれど、君、誰?」 嫁「誰でも良いでしょ!(怒)」 俺「あ、…ああ」 嫁「いい?今から貴方に告白するけれど、これは罰ゲームだから本気にしないでよ」 俺「え、どういう事?」 嫁「いいから断りなさいよ!(小声で)」 俺「あ、…ああ、でも何で俺?」 嫁「罰ゲームだからに決まってるでしょ!(怒)」 俺「…」 その後に、 嫁「って、これで良いんだよね」 既に俺の方ではなく廊下で大笑いする女生徒数人に向って。 嫁「じゃね、あくまでも罰ゲームだからね」 俺「あ、…ああ」 嫁「本当に変な気起こさないでよね、気持ち悪いから(怒)」 俺「…起こさないよ」 肯きながら小声で答えた後上目遣いで見ると 嫁はセーラーカラーを翻して、華やかな仲間達と合流していた。 周囲の視線が痛かった。 思えばこれが嫁から理不尽な怒りをぶつけられた最初の出来事だった。 ┃941 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2010/01/31(日) 20:17:24 ┃ああ、殺していいぞ。許す。 ┃942 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2010/01/31(日) 20:19:48 ┃>>940 ┃ワッフルワッフル ┃943 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2010/01/31(日) 20:26:04 ┃>>940 ┃もちろん続きはあるんだろうな? ┃半勃ちで中途半端だギンギンにさせろ 946 名前: 939-940の続き-1 投稿日: 2010/01/31(日) 20:45:52 中学の時はこれ以外に会話なし、高校は別で顔も見なかった。 が、高校の時の片思いの女性(清楚な美人)に会えるかと思って行った成人式で 嫁から積極的に話掛けてきた。 俺は身長が20cm以上伸びてコンタクトにして見栄えが少しは上がってた、 が、きっと進路先のご威光だと思う。 嫁「俺男君、久しぶりぃ〜、最近どうしてるの?」 俺「ごめんなさい、君、誰?」 嫁「忘れたの、ひどーいw、中3の時、俺男君に告白したじゃない」 俺「…あ、嫁子さんか(あれが告白?)」 茶髪で厚化粧して振袖の嫁を直ぐに思い出せなかったし、 その後馴れ馴れしい感じで自分の近況を説明する嫁に閉口した。 成人式の帰りに片思いの女性と会えたのだが何故か横にいて 俺にしきりに話しかけていた嫁を彼女と勘違いされて敢え無く終了。 携帯番号を交換したらその日から毎晩オヤスミコール。 さらに嫁の強い要請で嫁が通っていた(アホ)女子大と合コン。 (その席では可愛い方だった)嫁に声を掛けた俺の友人達に、 嫁「彼氏は居ないけれど興味ありません、今回だって俺男君が女紹介しろっていうから」 嫁「私が中学の時からずっと俺男君の事を好きなのを知っているのに(涙目)」 周り全員から非難轟々、「いいの、私に魅力がないからいけないの」と泣き出す嫁。 なんか、もう、訳がわからない内に、交際宣言をせざるを得ない状況に。 947 名前: 939-940の続き-2 投稿日: 2010/01/31(日) 20:47:47 その後、不満だったがセフレとして遊んだ後、別れればいいと思い交際開始。 一回きりの女性経験は数回あったが、俺にとって初彼女だった。 で、意外に尽くすタイプだとか、案外身持ちが硬い処(予想に反し処女だった)とか、 嫁を見直す事があってズルズル付き合っていた。 就職し一人暮らしを始めた俺のアパートに何故か毎週末泊まりに来て(嫁は自宅住まい) 一週間分の家事をこなしてくれた。どちらかに用事があって時間が少ないと、 Hはせずに家事だけして帰る嫁に餌付けされたって感じだ。 俺が寝不足・過労で倒れた際に献身的に看病してくれた嫁を俺の両親が気に入り、 父「いい加減、嫁子さんを安心させてやれ」となった。 裏で嫁が手を廻していたのは、当然の事。 現状を言えば 嫁「中学の時に告白したのに、パパに振られたの、ひどいよね」 嫁「大好きだったから諦められなかったけど2回も振られたくなくって」 嫁「遠くからずっとパパの事見て、毎日お星様に願をかけてたんだよ」 とおしゃまな年頃の娘に吹き込んでいる。 ┃948 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2010/01/31(日) 20:58:25 ┃全部読んだがお前の嫁がロクデナシだったというのはよくわかった ┃お前にはもっと思いやりのある伴侶が用意されていたはずだったが運命が狂ったな ┃しかしお前はそれなりに満足そうだからそのまま平穏に過ごせばよいと思う ┃949 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2010/01/31(日) 21:09:09 ┃いや処女だったんだから案外嫁の話も真実7割ぐらいなんじゃね ┃950 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2010/01/31(日) 21:11:59 ┃いや、処女だったってことは全文がネタだろ 951 名前: 939 投稿日: 2010/01/31(日) 21:38:07 >>948、>>949 真実はわからん、 嫁が言うには中学の時周りの評価が低かったので言い出せなかったが、 ガチで俺に片思いしてた、 いつも窓際の席で本を読んでた横顔にキュンだったそうだ。 罰ゲームを口実に話す機会が出来ればっていうか、 可愛い私から告白されたら罰ゲームと言われても本気にするよねって思ってた。 …らしい。 その後何のアクションもない俺に失恋した気になっていた、らしい。 高校受験に失敗して入った女子高校で、自分の将来を悲観して、 玉の輿狙いを目標としたが、そのため恋愛したくとも、 ランクの低い男しか声を掛けてこなかった。 人づてに俺の事はチェック入れてた。 成人式に来る情報を入手して会いに来た。 針にひっかかったので気合を入れて釣り上げたそうだ。 あと、処女は演技だったと言う事は絶対無い。 嫁との初Hの状況で演技は無理。 ここをkwskって言わないでね、、。 俺は嫁意外と結婚したらもっと幸せだったかもしれないが、 俺以上に嫁が幸せになれる結婚相手がいないらしいから、 俺と嫁は結婚しなければならない運命だそうだ。 そういわれるとけっこう嬉しいんだから、このままでいいや。 ┃952 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2010/01/31(日) 21:47:14 ┃>>951 ┃良かったじゃん ┃いい伴侶なんじゃない? ┃理由はどうあれそこまで思われれば本望だろ ┃953 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2010/01/31(日) 22:04:00 ┃計算高いツンデレか ┃954 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2010/01/31(日) 22:30:12 ┃なんだ結局は自慢かよ ┃まあ良かったじゃねえか 出典:妻と初めてした会話 5言目 リンク:http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/tomorrow/1249275340/939-n |
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