468 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2010/12/31(金) 16:42:39 俺の話もグロ注意 かれこれ10年近く前の大晦日に嫁が俺の下宿にナマコを調理しに来たのが馴れ初めだ。 当時大学俺は3年で嫁は1年、同じサークルだったが特に親しかった訳ではなかった。 サークルの忘年会でお節料理の話になり俺の出身県では全く食べないナマコの話がでた。 俺はあんなもの食べた事なかったので料理法も知らなかったが、 「あれを食べないとお正月が来ません」「家では毎年私が作ってます」と嫁が言った。 ナマコを食べた事ある他の人もさすがに作った事は無かったので 嫁が嘘をついているというような雰囲気になってしまった。 俺が言い出した事なのでフォローするつもりで「今度作ってもらおう」で話を閉めた。 話は大晦日の日にとぶ。朝嫁から電話があり下宿にいるか?と聞いてくる。 実家に帰らないで部屋の整理をしていたので居ると答えると時間が出来たので行くという。 理由を聞くとナマコだという。すっかり忘れてたので来なくていいと行っても、是非という。 結局1時間くらいしてスパーの袋にナマコを入れた嫁が下宿にやって来た。 まだ片付けてなかった俺の下宿の小さい台所のシンクをみて「汚い!」と怒った嫁は 勝手に掃除&整頓と、ナマコに塩をかけてしごいてヌメリを取る、を繰り返した。 なにやら嫁は解説してたがナマコを塩でもむ動作は違う事を想像させたので覚えていない。 お昼過ぎにナマコの酢の物が出来上がり嫁はそれに満足して帰っていった。 話は正月の2日にとぶ。嫁からまた電話がありナマコは美味しいか?と聞かれた。 正直言って食べる気はしなかったので食べてないというと猛烈に抗議してきた。 誤魔化すために、お節もお雑煮も年越し蕎麦も食べて無いと言うと逆に同情された。 そして「今からお雑煮を作りに行きますか?」というのでお願いした。 またスーパーの袋を持った嫁がやってきて台所で料理をする。 その後姿をみて(彼氏がいないのも知ってたので)決心した。 お雑煮を食べ終わった後「付き合ってくれないか」といったら、 「初詣もまだなんですか?」と呆れられ近所の神社に一緒にいった。 何をお祈りしたのかと聞くので「嫁とこれから毎年初詣にこれますよう」と祈ったというと ようやく状況を察した嫁が真っ赤な顔をして頷いたのを決して忘れない。 出典: リンク: |
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