女性のオーガズムと自慰行為の生物学的知見 (ジャンル未設定) 8455回

2017/06/08 10:27┃登録者:えっちな名無しさん◆cdfXOPsQ┃作者:性風俗研究者
始めに、記事ソースより抜粋引用。

 男性の場合、その機能は明白だ。精子を送り込むためだ。
一方で、受胎のために必須ではない女性の絶頂感の生物学的な
意味をめぐっては、科学者らと哲学者らは2000年以上もの間、
頭を悩ませてきた。

 これに関して今週、米エール大学(Yale University)などの
研究チームが実験動物学の専門誌「ジャーナル・オブ・エクスペリ
メンタル・ズーオロジー(Journal of Experimental Zoology)」に
新説を発表した。

 この説によると、太古の人類の祖先は排卵を誘発し、
受精のために卵子を放出させるのにオーガズムを必要としていた
という。エール大は発表文の中で「女性のオーガズムは、過去の
進化の過程で人にもたらされた幸運な産物だと思われる」と
している。
 論文の共同執筆者でエール大の生物学者、ギュンター・ワーグナー
(Gunter Wagner)氏は、AFPの取材に「人の女性のオーガズムは、
誘起排卵に由来する進化の遺物だ」と語った。

(中略)

 この特性は後の時代になって、一部の種で、現在のヒトにみられる
ような自然発生的な周期的排卵によって取って代わられた。これは、
ヒトが属する霊長類が出現した頃に起きた可能性が高い。


 排卵のためにはもはや必要でなくなった後、「女性のオーガズムは
人類の系統では進化しなかったが(一雌一雄関係の形成などの)
付加的な役割を獲得した可能性がある」と、論文は説明している。

 排卵が自然発生的になるにつれて女性性器の配置も変化したと論文は
付け加えている。

 陰核(クリトリス)の位置は「祖先種では交尾管の内部にあったが、
移動した」という。現在でも多くの動物で陰核は交尾管内にあるが、
ヒトやサルはそうなっていない。

「このことは、多くの女性が性交中にはオーガズムが得られないが、
自慰行為や性交中に陰核を刺激される間にオーガズムに達することが
できる理由を説明する一助になる可能性がある」と発表文は述べている

----------------------(引用、ここまで)----------------------

まあ、数多の動物の中で、オナニーをするのは人間と猿だけであり、
特に、女性のオナニーは、進化の過程で性器構造も変化したことに
由来し、生物にとって必要不可欠な「繁殖」とは切り離されて
「オーガズム(性的快感)を得る」ためだけに行われる行為として、
派生し、残された遺産であると、そういうことだね。

野生の動物は、生殖に時間をかけていたら天敵に襲われ易いし、
ましてや、夢中になって自慰行為に耽っていたら、危なくて
しかたがない。
そういう意味で、オナニーは、人間の知能発達と、それによって
手にした「衣食住」の安定的獲得と安全な生活動による産物でも
あるのかな。

出典:【AFP】女性にオーガズムがあるのはなぜだろうか
リンク:http://www.afpbb.com/articles/-/3096143
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