あの時代だとメジャー契約はないだろうから、マイナースタートかな。
始めはストライクゾーンの違いに戸惑うものの、10試合を経過した辺りから順応し、
持ち前の長打力でホームランを量産し始める。
マイナーで25試合経過時点で .358 14HR 51打点という好成績が首脳陣の目に止まり、
ついに念願のメジャー昇格。
メジャー昇格後初戦で原は鮮烈なデビューを飾る。
初打席こそポップフライに倒れるが、第2打席には逆転3ラン、第3打席にはダメ押し
となるソロホームランを放ち、翌日地元紙は原のことを“日本からの最高の輸入品”と
称した。
しかし、これは原の最初で最後の輝きだった。
次の試合はノーヒット(4ポップフライ)で、早くも原はポップキングなどと
叩かれ始める。
原は結局8試合 .111 2HR 4打点という成績でマイナー落ちを言い渡される。
気落ちした原はそのまま引退。それから原を見た者はいない。
私は仕事でニューヨークへ来ている。
世界で最もエキサイティングな街。
夢を掴むためにニューヨークへ辿りついた者、
また、夢に破れボロ着をまとい徘徊する者。
私は地下鉄を待ちながら原のことを考えていた。
すると一人のホームレスが私に日本語で話し掛けてきた。
くたびれた真っ黒い顔だが日本人であることは分かった。
そして見覚えのある顔だった。
電車がやってきた。
私は「ナイスホームラン」と一言呟き、そのホームレスに100$渡した。
ボロ着をまとったその男は、地下に響き渡るほど大声で泣き崩れた。
出典:原辰徳が大リーグでプレーしていたら?
リンク:http://bubble6.2ch.net/test/read.cgi/meikyu/1210158504/
原辰徳が大リーグでプレーしていたら?
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