職場の同僚に同じ年のA君がいた。
私は独身だったけど、A君は新婚
お互い入社したばかりで、その頃はそんなに親しくなかった。
地味な感じで人のよさそうなA君に私は特別な感情は何も無かった。
そんなA君が毎日自分のデスクでお弁当を食べてた。
ある日女の子達と昼食に行く途中そんなA君のお弁当を見て思わず笑ってしまった。
そのお弁当はお世辞にも綺麗とはいえなくて私は
「A君もしかして自分でお弁当作ってるの?w」と言ってしまった。
A君は私のそんな言葉にもニコニコしながら食べていた。
後で他の人に聞いたらお弁当は奥さんの手作りで
A君は下手でも一生懸命作ってくれるからと食べていると聞いた。
その時はノロケてるなぁ・・流石新婚とその程度に思っていた。
数年後A君が突然お弁当を持ってこなくなった。
女の子達と奥さんと喧嘩したのかと噂してた。
さらに数日後、A君がお休みで、A君の奥さんが亡くなったと上司を通じて皆に知らされた。
会社の人間皆でお葬式へ
そこで奥さんがずっと体が弱くて病気がちだったとA君のお母さんから聞いた。
奥さんのお葬式から暫くしてA君は会社に出社してきた
その日からA君のお弁当は会社の下のテナントにあるセブンイレブンのパン
数年まえの自分の何気ない一言が自分の胸に深く突き刺さる思いだった。
毎日あんなにニコニコお弁当を食べていたA君が自分の机で
牛乳とパンを食べている姿はとても寂しそうに見えた。
ある日の眠れずに迎えた朝、布団を飛び起きた私は
A君のためにお弁当をつくった。
お弁当なんて高校の彼氏に作ってあげた以来・・
「奥さんの程美味しくはないかもしれないけれど・・」
A君はビックリしていたけれど最後は「ありがとう」と優しく笑って受け取ってくれた。
その時の嬉しさや幸せは今でも忘れない
A君の奥さんはこの笑顔を見たくて毎日頑張って愛情を詰め込んでいたのかもしれない思った。
それが私と旦那との出会いです。
出典:旦那彼氏との出会い
リンク:ここ
同僚のお弁当
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