今日の話なんだけど。

俺も東北なもんで、おもいっきりの被害はないんだけど、やっぱ支障はある。
そう言いながらも、首都圏の人たちも計画停電やらでイタイと思います。

俺もまだ仙台にいる兄貴と連絡とれてないけど。
今は目の前にある仕事で精一杯。
気にしながらも自分のことで頭がいっぱい。

当たり前のことだけど、自衛隊の人たちや東電の人たちに頑張ってとしか言えない。

みんなもそうだと思うんだけど、コンビニやスーパーの食料不足はハンパない。

たまたまウチの近所に大手のコンビニなんだけど、独自に店の奥に厨房を持ってて、
いつも焼きたてのパンを売ってくれているコンビニがある。
素朴でおいしくて、俺も重宝させてもらっていた。

今の状況だから品薄で、何も店頭に並んでいなかったが、
今日、久しぶりにパンが復活した。
俺はたまたま、タバコを買いにいった時だったが、うれしくて何個かパンを買った。

「食パンはお1人様1袋です」

店の貼り紙を無視して、3袋買おうとするババアがいた。

「なんでダメなのよ」
カウンターには高校卒業したてぐらいの若いアンちゃん。
「いや、お客様。今はこういった事態ですので」
「なに、なんでよ」

馬鹿なババア。カウンターのすぐ後ろは俺なんだけど、もう6人ぐらい並んでいる。
ここはジッと我慢。

「ウチにはねー、寝たきりのジジイもいるのよ。ここまでくるまでどれだけ時間が
かかったと思ってんのよ」

「決まりですから、申し訳ございません」

「もういい、2度とこの店には来ない」
アンちゃん、顔真っ青。

ババアが食パンを棚にもどしかけた時、
「バアさん、これいらないのか」
俺もかなりイライラしてたから聞いてみた。
「誰が、このクソまずいパン」

「じゃあ、俺が買うよ」と俺。
すかさず、後ろに並んでいた人達が、
「いや、俺が買うよ」
「私が買いますよ」の大合唱。(お約束だね)

ババア、顔真っ赤。
「なに言ってんの。私がはじめに手にとったんだからね」

「どうぞ、どうぞ」と再び大合唱。
俺らもちょっと笑えてきて、実際はコンビニのアンちゃんも笑いこらえてた。
2、3回ウエシマ作戦やったかな。
見ず知らずの人達だったけど、ノリもがすごくよくてけっこう楽しかった。

最後にコンビニの店長(かなりイカツイ)が出てきて、、ババアに思いっきり
説教してた。
(それでも、この食パンは私の物よって言いはった時には、「どうぞ、どうぞ」って
店長も含めてみんなで言ったけど)

ふてくされながらババアが帰った後、店長が、
「焼きたての食パンが出来上がりました。どうぞっ」
って言ってくれた時はうれしかったな。

みんな大変だと思うけど、がんばろうね。
絶対に、未来ってのはくじけないから。

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