ある日俺の元に1通の招待状が届いた。
見ると親友の幸仁から。
いや、ここ数年は付き合いがなかったから元親友か。

封筒を開けると結婚式の招待状だった。
新婦の名前を見て愕然とした。元カノのあおい。

幸仁との付き合いは3年前から。
あおいと別れたのは4年前。
だから幸仁は俺とあおいが付き合ってたことは知らないかもしれない。

けどあおいはおぼえてるはず。
わかってて出してきたのか?

この二人、まさに美男美女。
二人並ぶと華があって芸能人のカップルのよう。
ちょっと表現は古いが平成の友和・百恵といっても過言ではない。

実はこの二人すごい性癖の持ち主なのである。
あおいはドM。
最初は手足を縛られて性感帯を責められるので満足してたのだが
そのうちにそれでは足りなくなり全身を縛ってくれと言うようになった。
乳首をつねったり、アソコに爪を立てたりと「痛み」がないと満足しなくなった。

さらには縛ったまま天井から吊るしてくれと言うようになり
前に住んでたアパートではそれができずわざわざ引っ越した経緯もある。
さらにエスカレートして通販サイトであおいが買ったものがムチ。
これで引っぱたいてくれと言う。
白目をむいてよだれをたらし、オシッコちびりながらイッてしまう。
そのうち俺もだんだん恐くなってきてあの手この手であおいと別れた。

そして幸仁。
こいつもドM。
親友の付き合いをし始めた頃、こいつとはよく夜通し飲み歩いた。

実際に見たわけではないが幸仁が言うには最初は手足を縛られて
乳首や性器を愛撫されるだけで満足だったが
ヒールで踏んでもらったり、タバコの火を押し付けられたりと
こっちも次第にエスカレート。
こんないい男がねえと思ってたら子供の頃からMの気質はあったそうだ。

しかも両方に共通する好きな攻められ方が何とろうそく。
熱いロウを体で受けるとたまらなくなるらしい。
この二人はお互いの性癖をわかった上で結婚するのか非常に気になる。

しかも

この俺に友人代表のスピーチしてくれと書いてある。
頭をよぎるのはあのことばっかり。
何話せばいいんだよちくしょう。


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