僕の小学校は、水泳の着替えは四年生まで教室で男女いっしょでした。
もう、かなり前の、おおらかな時代のことですが、
それでも男子はともかく、女子は、四年生ともなると下は
タオルなどで隠して着替えていました。

ある日、担任の当時五十歳くらいの女の先生が、
「女子もなるべく隠さずに着替えなさい。」と言いました。
ほとんどの女子が、「えーーーー」って言って拒否していましたが、
ひとりの、あるリーダー的な女子が、
「私、全然はずかしいと思わん。みんな(あそこは)同じなんだし。」
って言って、まったく隠さずに着替えはじめました。

それを見て僕ら男子は、おおはしゃぎで
「おーーーー」とか
「すっげーーー」って言って、その女子の前に集まって
騒いでいました。

そうしたら、あるひとりの男子が、真っ赤な顔して、
真剣な表情で、その女子に、
「おれ、女の兄弟(姉妹)いないから、はじめて(意識して?)
女のちんぼ見た。本当に割れてるんだぁ。」
って言ってまさにまじまじと、じーっと、その女子のワレメを
見つめていました。

それでも、その女子は別に動じたりせずに、
「女のは、おまんじゅうって言うんだよ。
見たことなかったの?女のはみんなこうなってるんだよ。」
って言って堂々としていました。

僕は、女の兄弟のなかで育ったので、
女子のおしっこが出るところのかたちは、知ってたけど、

あの時、担任の女の先生が、クラスの女子に、
「なるべく隠さずに着替えなさい。」って指導したのは、
姉妹とかいなくて、女子の大事なところをまだ見たことのない
男子への性教育だったんだろうか?





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