俺には夢があった。その夢を叶えるべく、様々な心霊スポットを巡った。

高速道路を駈ける女を追い抜く。
その際に奴の足を一本轢いたらしく、婆捕獲成功。

陰気な道を走っているとフロントガラスに女が落ちてきた。ちょうど良い。
俺はそいつを剥がして捕獲した。

走ってるとまた追いかけてくる奴がいる。あ、下半身ねぇ。
まぁ良い、俺は急ブレーキをかけると、奴は車と正面衝突。気絶した女をトランクに詰めた。

トンネルの先に立っていた女に驚いて一歩手前でブレーキをかける。先は崖だった。
「死ねば良かったのに」おぉ、自分から乗り込んでくれるとは。手間が省けたぜ。

1日目にしてけっこうな収穫だ。
2日目。今日も車を走らせる。

崖で顔面蒼白で立ち尽くす女と可愛い幼女。母親らしき女から詳しい事情を聞くと、
昔殺した娘の生まれ変わりらしい。それなら話は早い、と幼女をもらって帰る。

街中でマスクをかけた女を見たので、車を止めて待ち伏せ。案の定声をかけてきた。
俺は「俺に着いて来れば答えてやる」と返事をし、無理矢理車の中に押し込んだ。

地元の小学校に行き、トイレにいる花子をおびき出す。所詮は小学生、俺の腕にかかれば訳は無い。
小遣いをやると言ったらすぐに着いてきやがった。最近のガキは現金だからな。

廊下をガラガラと走る音が聞こえる。ナース姿だ。俺は白衣に着替える。
「急患だ、一緒に来てくれ!」と叫んだら楽勝。看護婦の誇りは捨ててないらしい。

2日目にして計画の半分以上は終った。
3日目、今日が正念場だ。

りかちゃん電話に電話をかけた。同時にメリーさんからも電話もかかってきた。
こいつらは家まで来てくれるから助かる。2人同時に俺の背後に立ったようだ。
しかも2人が立った場所は切り開いたゴキブリホイホイの上。
すでにGが数匹かかっていて、それを2人は踏み潰し、絶叫していた。さすがは女の子だ。

友人の家に行くと女が出て行くなと行って外出できないらしい。うらやましいぞ畜生。
壁の間に入ってるペラペラ女をもらう。持ち運びが簡単だ。

「ちょうど今日で一週間だな。」テレビに井戸が映り、そこから女が出てきた。
ゆっくり近付いてくるとテレビからニュニュニュと出てくる。
しかし奴も俺の部屋を見れば赤子同然だった。

部屋には既に11匹の有名な妖怪や幽霊がいたからだ。

これからこのアクの強い12匹を妹にするつもりだ。そう、それが俺の夢。
まずは1匹ずつ調教してやるか。


出典:妹
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