ツクツクボウシが鳴き出す頃になると、いつも思い出されることがある。 サークルの夏合宿で宿泊した施設でOBの嫁と出会った。いきなり話しかけられた内容が 「ツクツクボウシって人間語で何と言って鳴いているのかな?」 だった。 ぶっとんだ内容に少し面食らったが、真面目に答えてやった。 「あれは求愛活動とされていますから、人間語に翻訳すると『誰かやらせて!!お願い!!』って言っているんではないでしょうか?」 以下、俺と嫁との会話 嫁「えー、ショック。そんなこと言ってたの?」 俺「リズムに合わせると、『やらせてお願〜い♪』という感じでしょうかね。」 嫁「バカっ!夢を壊してくれるよねー。あ、それなら最後の5フレーズほど泣き声が変わるでしょ。その時は何と言ってるのかな?」 俺「あれはですね、『最後にー、お願いやからー、やらせてー、童貞のままー、死にたくないぃぃぃ....』という悲痛な叫びなんですよ。」 嫁「wwwそうか、だからあんな悲壮な終わり方なのか。」 俺「5年も土の中にいて、最後のチャンスですからね。俺も彼らと同じ立場だから気持ちはよくわかりますよ。」 嫁「同じ『立場』ってwwwwwwww」 嫁大ウケ。調子に乗った俺は畳み掛けた。ツクツクボウシの鳴き声に合わせて「やらせてお願〜い♪」と言い続け、最後は悲痛な表情で「死にたくないぃぃぃ....」とその場で倒れこんだ。 嫁「わかったわかった。後で私の部屋に来なさい」 それ以降、俺は彼女専用の突く突く棒子となった。 出典:俺の リンク:夏の思ひ出 |
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