ある日の夕方、大学生の俺はいつもは乗らない満員電車の中で身動きひとつとれずにいた。 『あ〜、これが通勤電車か〜。サラリーマンって、よくこんな電車に乗って通勤してるよな』 大学が終わって街に買い物に出かけた帰り、めったに乗らない満員電車の中で俺は心の中で愚痴っていた。 するとドアの付近で、明らかに他とは違う異様な雰囲気を放った一帯が目に入った。 『あっ、あいつらは!』 そこにいた数人の顔に見覚えがある! そう、ここらでは有名な痴漢グループだ! 前に見た時は、男達が電車を降りたあとに半裸状態の女性が床に泣き崩れていた。 あとでネットで調べたら、かなり悪質な痴漢グループということだ。 一人の女性を数人で取り囲み、さらにその周りには少し強面の男達が壁となって、少々一般の人に見つかっても 誰も注意できないような状況で好き勝手にするのが手口と書いてあった。 俺は満員電車で揉みくちゃになってる不満と少しの興味で、動けないながらも何とかその集団に近づいて、 その中で行われている状況を見ようと努力した。 『もう、誰か餌食にされてるのかな…』 なんとか男達の隙間から中の様子をうかがえる位置に来た時、女性の後姿を確認することが出来た。 既に行為は始まっている… タイトなスカートを履いたむっちりとした女性のお尻を、男の指が食い込むように鷲掴みにしていた。 女性はその手から逃れようとするかのようにお尻をもそもそと左右に振っていたが、お尻の肉をがっしりと 掴んだ手は、決して離れることはなかった。おまけに女性の両手は左右の男達がそれぞれ押さえているようで、 ただお尻を振るしか逃れる術はないようである。 『何故、助けてって叫ばないんだろう?』 その疑問は、電車がガタンッと揺れて俺の位置がずれた時にわかった。 女性の上半身が斜め前から見える位置に… すると女性が着ている白いブラウスのボタンが全て外され、その中の白いブラジャーが剥き出しになっていた。 『こいつら、電車の中でここまで…これじゃあ恥ずかしくて声だせないよな…』 そう思いながら少しづつ目線を上げてその女性の顔が目に入った時、俺は驚愕した… 見たこともないような困惑した表情を浮かべる、俺の母だったからだ… 出典:哀しみの母乳 リンク:哀しみの母乳 |
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